浜田翔子のレビュー一覧
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ネタバレ今までぼんやりとしていたことが、ここに来てようやく鮮明になってきた印象。
機械人間だった小太郎が感情剥き出しにして闘う姿、壮絶でした。
景虎様になまえを呼んで欲しい、愛しい…って感情までもが芽生えてた小太郎、景虎様の魅力っておそろしい。
『直江』でなければならないから宿体にこだわり、どれだけボロボロになっても直江であり続けようとした小太郎が痛ましかったです。
高耶さんは疑心暗鬼も最高潮。
もう自分しか信じられないんだろうなあ。
でも千秋のことは信じて欲しかったよ。哀しいよ…。
それにしても、凍結法を用いてるとはいえ、譲のことはほったらかしだったんでしょうか。
軒猿にでも監視させとけばよか -
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ネタバレ三池一族やヒムカ教、それに加えて島津や毛利、明智や一向宗まで絡んできていよいよ複雑になってきました。
新上杉の動向も気になりますし。
それにしても高耶さんが心身共に満身創痍すぎて痛ましいです…。
そんな高耶さんをますます追い詰める高坂…いや、戦略としては正しいんだけれど。そんな非情な彼も嫌いではないけれど。
やっぱり酷すぎる、高坂…!
ひとの心が芽生えてしまった小太郎と、使命ほったらかして高耶さん救出に向かう直江、手を差し伸べてくれる人はいるのに誰も高耶さんに手が届いてない…。もどかしい…!
怪我をした身体で山中逃亡なんてしたらどうなるかくらいわかりきっていたのに、直江が助けに来るか来な -
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ネタバレ高耶さんが高校生っ!
千秋が数学の先生っ!!
…という美味しい設定もありつつ、事態は厳しいです。
景虎さまにチョーク投げつけたいがために、ダーツで練習するちーさま最高です。
自分は関係ないって素振りをみせながらも、小太郎から高耶さんを引き離すために側を離れない千秋ほんとにかっこいい。いい人すぎる。
精神疲弊も最高潮なはずなのに、開崎の言葉のおかげで立ち向かおう前を向こうとしてる景虎さまのひたむきな強さに涙涙でした。
有名な熊本城不開門はこの巻だったんだなあ。
高耶さんはもうすっかり開崎氏に心奪われちゃってます、ね。
姿形が違ってても、高耶さんはやっぱりあの人のことを愛してしまうってことなの -
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ネタバレ直江を失って苦しみ続けている高耶さんに開崎が一瞬の安らぎを与えてくれました…心にも身体にも…。
直江に興味を持ち続けて欲しくて、見捨てられるのが怖くて、必死に前を歩き続けていた景虎様がすごく小さく見えて哀しかった。
本当はこんなにも直江のぬくもりを求めていたんですよね。
直江がいなくなったことで現実を歪め、直江じゃない直江の変化に苦しみ、絶望のどん底にいる景虎様……救えるのは自分だけだと、直江悟ったかな。
直江を求めすぎて壊れてしまってる高耶さんを目の当たりにしたから、直江は先に進むことができたのかもしないなあ(肉体的なことも含め)。
わだつみの辺りでは拗れに拗れてもはや修復不可能なんじ -
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ネタバレ直江がいなくなってから約2年が経過。
その間もずっと小太郎を直江だと思い込み続けていたんですね、現実を歪めれば歪めるほど自分を追い込んで傷付けて心が蝕まれていってることに気付いてない高耶さんが痛ましくて痛ましくて…。
長秀と晴家が側にいてくれてよかった。
こういう時に頼りになる千秋さま。
ああ千秋大好きだよ。
でも、あの時に直江の死をもし認めていたら、今頃どうなってたんでしょう…?
認めても認めなくても、どっちみち高耶さんは壊れてしまっていたんでしょうね、、、もうどうしようもなく切ない。
そして直江にさせられた小太郎。
完璧のつもりでも高耶さんからは意味不明の感情をぶつけられてオロオロする -
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よし、逝く時は絶対、心残りを抱えて高耶さんに会いに行こう。と決断せざるを得ない。むしろそれが心残り。感想はそれに尽きる「拝啓、足摺岬にて」
赤鯨衆設立までを描いた中編「びいどろ~」 中川先生がますます好きになりました。心根までいい人!
草間さんは単なる長宗我部馬鹿だとおもってたのに、最初はちゃんと志があったのね。
ところでなんであの子はあんなに力があったの?仏の器に入れられてたから?ちょっと謎・・・
同人誌ノリな短編、むしろショートショートな「終わりを知らない遊戯のように」。あとがきで、桑原先生も「なんでこれ書いたんだろ?」みたいな事書いてあって吹きました(笑)
「同級生のようですね」「思 -
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試し読み
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ネタバレタイトルの如く、一巻まるまる戦場でのお話でした。
まず高耶さんと譲の共闘は譲の最大の望みであり願いだったのではないでしょうか。思えば一巻で高耶さんが戦うのを決めたのは譲のため。2人ともお互いのことを全力でおもいあってて、ほんと「親友」だったんだなあ、と。
景勝と景虎としての2人だけでなく、譲と高耶さんだからこそ、育んだ友情もあったのかもしれません。
そしてチーム夜叉衆。
色部さんと高耶さんが和解してよかったです。千秋さんもなんやかんやで一番高耶さんの力を認めてるし、いいコンビだったなあ、と。
もしかしてこれが最後のチーム戦になっちゃうんでしょうか。こ、怖い。
とうとう残すところ、あと一巻。
泣 -
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ここにきて戦国武将が大にぎわいです。真田幸村、島左近、小西行長などなど。原点回帰なんでしょうか。伊達さんも加わって大変華やかです。
久しぶりの高耶さんと直江さんの時間、静穏な時間ってかれこれ何巻ぶりだろう~。一瞬で終わってしまいましたが、貴重です!
ミラージュキャラをみていると諦めないしぶとさやなにがなんでも次に繋ぐ執念深さに圧倒されます。
できればその諦めの悪さで高耶さん生き残ってほしいなああ!
なんだか高耶さんの次世代を担う隆也くん登場のおかげで、フラグがビンビンなんですけど~
信長様は、直江さんのいない高耶さんなのかもしれません。
あと2巻…! -
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ネタバレ黙示録には「隠されていたものが明らかになる」という意味があるそうです。そんなわけで耀変黙示録最終巻です。
物語の主題だった「闇戦国」の発生の謎が解明され、そして最大の敵が判明した今シリーズ。
今巻を読んでいてミラージュのテーマはそのものずばり「和解」なのかな、と思いました。絶対に分かり合えない敵や憎しみの対象を一方的に断罪するのではなく和解していく。直江さんと高耶さんの関係もそんな感じなのかもしれません。高耶さんは直江さんを通して理解していく物語なのかなあ…。
今巻は夜叉衆が勢ぞろいした実は貴重な巻なのではないでしょうか。色部さん…。景虎様も直江さんを一人で生きてきたわけじゃないんですよね。
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最終章第四部開始です~
前巻の終わりからほぼ一年半後のお話です。高耶さんは22歳…一巻から数えて5年後…遠いところまできたもんだとしみじみ。
最終章の始まりらしく以前でていたキャラが再登場の嵐です。そしてそれぞれが物語の渦中に入り始めています。うーどきどきする!ハッピーエンドがいいなあ!!
なによりびっくりなのが、「闇戦国」にいる高耶さんとは違う世界の側にいたはずのお母さんが再投入されたこと。たぶん最後の方の引きなら妹の美弥ちゃんも巻き込まれていくんだろうなあ~
そして今巻の最大の被害者楢崎くん。
直江さんには羞恥心を取り戻してほしいです… -
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ネタバレ本編の第二部と第三部の間のお話【砂漠殉教]、譲と高耶さんの卒業のお話
【十八歳の早春賦】
【砂漠殉教】
20巻を読んだあとすぐに21巻を読んで、「一蔵って誰?」という感じになったので、第三部に入る前に読んでおけばよかったな~といまさら後悔。
直江さんは東京が似合う。まさに東京砂漠世代なのか?
色部さんとの会話が読めたのはよかったです。本編では結構ないがしろにされてただ貧乏くじひいただけのひとみたいになってるので…
【十八歳の早春賦】
譲いい子だな~。こういう友達のことを真剣に考えて悩むのは、誰それとできないと思う。本当に高耶さんと譲は「親友」なんだなーと、「親友」でよかったなーと思います。 -