浜田翔子のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
雰囲気がすき
ヒーローは、王族なのにヒゲがないなと思ったけど、側近はおヒゲがありました。
ヒロインは芯の強い素晴らしい女性で、身を挺してヒーローを庇い倒れているヒロインを見て放心状態になっているヒーローの場面が一番好きでした。
ヒロインを信じて疑わないヒーローは満点です。 -
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ネタバレ 購入済み
無になりました。
みほとちゃんで泣いて、長秀の女の子への優しさで泣いて、覡で泣いて、直江でまた泣いて。泣きまくりで読み上げました。ちょっと救いの場面が少ない…こんなに非情な、それでも止まらない、この世界に引き込まれてなかなか帰って来れない、桑原先生の文章に縛されている感じがします。
次を読むのが怖い。 -
購入済み
あああ…懐かしい!!
遥か昔(笑)どハマリしていた作品がまた読めるとは!
「R 」なので所々は原作を知らないと?な部分はあるかと思いますが、過去にハマっていた方は読むうちにブワッと思い出して来ます。
序盤はまだ直江がマトモ。この先、内容は分かるにしても楽しみです。 -
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ネタバレ満身創痍、孤立無援な高耶さんが痛々しくて…。
千秋との闘いにも心を痛めたけれど、江津湖のシーンは切なくて哀しくて痛ましくて涙が止まりませんでした。
あああああ高耶さん…!
なんでこの人はいつもこんなに過酷な運命を背負わされてるの!
全体的に(というか主に身内の)言葉が足りない。
なんで直接話をしないの。
言葉をかけないの。
いらいら…悶々……。
そんな中、清正の男気は気持ちよかったです。
あの織田を裏切ってまでも、熊本のために闘うって!かっこいい!
清正然り、明智さんも元春さんも、敵将なのに景虎様の身を案じてばかり。
景虎様の魅力って底なし…!
どれだけ追い込まれても、満身創痍でも、上 -
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Posted by ブクログ
最終巻、本屋で手に取ったときに震えていたことだけやたらと覚えております。
ページを捲るたびに血圧が上がるほどの興奮はしない歳になっていましたが、それでも最後は燃え尽きました。
高耶さんの、「約束、かなえられそうにない」で号泣し、それでも直江が足掻くだろう! と一縷の望みを抱きながら読んでいたのが悪かったのか、桜のシーンで茫然。
確かに作ったようなハッピーエンドは彼らには似合わないと思ったものの、ここに辿り着くまでの軌跡が濃密すぎたために、ここが彼らの終着点だとすぐには脳が認識しなかったのでしょう。
しかし…オリジナルアルバム、アニメDVD、OVAと、己の腐人生の中でもダントツに私財を投じた -
Posted by ブクログ
出会ったのは高校生の時でした。
すでにBLの世界に足をつっこんでいたものの、必死に勉強していたために「歴史物を読んでみよう」とおもってうっかり購入したのが運のつき。
でも、これがきっかけで出会えた人がたくさんいて、今の私を形作るなくてはならない本。
まさか自分の出身県が最後の舞台になろうとは思わなくて、完結後に伊勢へ行ったことを覚えています。
強烈なまでに私の中を走りぬけて行った登場人物たち。
彼らが必死の形相で走っている姿をみると、のほほんと生きている自分がいかに時間を無駄にしてるのかと思わされたものです。
完結しても、自分の中ではまだまだ走ってるんですよね彼らが。生きてる。
それぐらいの -
Posted by ブクログ
ネタバレ思えば、中学生のとき発行とリアルタイムに読み進めて途中で断念したこの作品。桑原先生のあとがきにある通り、今の自分が読むからこそ、こんな感じ方ができるのでしょう。
高耶さんと直江さんが歩いてきたこの物語をとても大切な宝物のように思います。
本音を言えば、高耶さんが穏やかに笑って直江さんとずっと生きていってほしかった。だけど2人の物語のたどり着いた先が、この形が、一番の「最上」といえる気がします。
これから千億のときをすごす直江さんを思うと、涙が溢れて止まりません。
何度もこの巻を読み返してそのたびに泣くんだな、と思います。
ひとつの物語に対してここまで思い入れられるのも凄いな、と思うし、それをさ