松下幸之助のレビュー一覧
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ネタバレ数あるフレーズの中で一番好きなフレーズ
「一つの決意をしたら、その思いをくり返し自分でかみしめて、そしてそれを毎日の生活の中、働きの中で生かしてゆくことが大切」
決意はするだけなく、生かす・使うことが大切だと思った。
決意を自分の体の中に染み込ませていく。
指の先の先までその決意が浸透したときに、決意を体現できるんだと思う。
思いの力と言うのは一番シンプルにできて、一番粗末にもできる。
そして、シンプルなのに何よりも強烈な力があると思う。
思いがないものは、自分のものでないから相手には届かない。
人間は心の機微には敏感で、相手がどう思っているか、
そこまではわからないが
きっと相手の思い -
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ネタバレ内容:
「人間の本質」を十分に理解していないことが、戦争などの不幸な出来事が起こる原因であると説明する。
その「本質」について松下は、「万物を支配活用する王者としての素質を発生当初から与えられていること」であるとしている。それを発揮することで調和ある繁栄、平和、幸福を実現できる。
それらを実現する上で重要なのは、衆知。
一人の知恵だけに囚われず、真摯に他者の知恵に耳を傾けることで衆知を集め、ことをなすことが大切。
感想:
少なくとも間違ってはいないし、人間の最も根本的な本性(平和への希求など)に基づいた議論なので理解できる。
しかし、「人間の本質」として設定している人間至上主義的な考え方 -
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商売で大切にすべきこととは?松下幸之助氏が、その豊富な経験を基に、どんな時代にも通じる商売の心得を語る。例えば次のようなものがある。
・世間とは基本的に正しいものであり、間違ったことをやらない限り、必ず受け入れてくれる。こう考えることで大きな安心感が生まれ、日々の商売に力いっぱい打ち込める。
・自分の店がどれくらいお得意先の役に立っているかを、様々な角度から自問自答する。そうした自己反省を通じ、店の存在意義についての確信が生まれ、創意工夫も生まれる。
・他の店や商売を安直に真似てもうまくいかない。自分の店の力を判定し、それに適した経営法をとることが大切である。
・商売では、自分の扱う商 -
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ネタバレ【書評】「愛される、人間的魅力のある人」になるために知っておくべきことが3つのテーマで書かれている。
1.人間として成長するため
2.人生で成功するため
3.仕事で成功するため
以下、心に残った内容。
・人の才能を伸ばす努力
…多くの周囲の人たちの長所を見ることに努力する。
・大志を抱いてもきょうの現実を忘れてはならない
…大使も何も持たず、ただ平凡にその日を充実してやっていくことによって、大きな成果が上がることもある。
・みずからをたたえるほどの仕事
…一日の仕事を終えて、「今日は自分ながらよくやった」と自分で自分の仕事をたたえることができる人、それを持続することができる人こそが、世の中の -
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■学んだこと
序章
▼「素直な心」の定義
・素直な心とは、寛容にして私心なき心、広く人の教えを受ける心、分を楽しむ心である。また、静にして動、動にして静の働きのある心、真理に通ずる心。
・人間が最も好ましい生き方を実現していくには、それにふさわしい考え方や行動をすることが大切であり、その根底になくてはならないものが「素直な心」である。
第一章 素直な心の内容十か条
▼第一条「私心にとらわれない」
私心は誰にでもあって当然のものである。しかし、私利私欲の奴隷になってはならない。
▼第二条「耳を傾ける」
自分にも至らない点、気付いていないこと、知らないことがある、それは改めなければならないという -
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もちろん社長になるつもりは今のところ皆無なんですけれども、上司から「君にはこれを読んで欲しいんだ」と半ば強引に貸された本のひとつです。1時間程で読めました。
今後の人生に参考になるかどうかはわからないけど、ビジネス書としては決めつけ感がなくて楽しいです。
以下好きな部分の引用です。すべてのビジネスに通じる気がします。
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ぼくは、最小の商売からやってきたでしょう。初めは仕入係も、製造係も、販売係も自分一人でやってたわけです。仕入れに行く、当然値切って買うでしょう。
しかし、その時にですな、「きみのところはそれで -
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ネタバレ松下幸之助の言葉を収録した第2弾です。
4章に分かれて書かれています。
1.学び方
体験を生かせ
どんなつまらない仕事でもそこから得ることはある。
自分で考える
当たり前のことを当たり前で終わるのではなくよく考える
習うことも教えることもできないもの
実体験から自分でよく考えて判断するのが大事
2.考え方
一旦こうと決めたら迷わない
追いつめられたからこそいい知恵が出てくる
善だけを取って悪を捨てる普通の考え方ではすべての人を救う事はできない。
悪は悪で生かすことを考える。
問題に直面したときには悲観したり楽観したりせず、全面を見て対処する。
3.働き方
ふわふわして