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戦国の武将、豊臣秀吉は自分をよく知り、それを活かしていた人物だったため、草履取りから異例の出世をした。翻って自分の適正は何なのか、と考えても答えはなかなかみつからないのではないだろうか。考え込む前に今からできることは、好奇心、熱意を基礎に世界を広げることである。視野が広がれば新たな発見があり、多くの収穫を得ることができるであろう。 本書には、松下幸之助が苦悩の青少年時代から人生を切り開いて得た知恵が語られている。「誠意」や「努力」、「命がけ」といった思いを根底とし、壁にぶつかったときにどうすべきか、新鮮な発想をするにはどうすべきかなど、数々の答えがこめられている。 あらためて見直す思いの中には、実は究極の答えが潜んでいるのである。その思いを時代に合わせて応用していくことで、職場をささえ、家庭をささえる力が生まれてくる。これから世に出る若者たちが将来へ飛躍する土台を築くための必読の書である。
...続きを読むPosted by ブクログ 2015年04月17日
もはや若くないだろう、というツッコミはなしで…
30歳を迎えて、若さについても考える今日この頃。
55年前に60歳だったおじいちゃん(失礼!)によって書かれた本であるという事実が信じられなくない、現代にも十分通ずる仕事論・生き様論。
誠実に、忠義を尽くし、利害にとらわれず、死ぬ気で仕事に取り組む。...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年07月23日
誠実に生きる大切さを学ばせていただきました。
(まとめ)
「青春とは心の若さである
信念と希望にあふれ勇気にみちて日に新たな活動をつづけるかぎり青春は永遠にその人のものである」
(感想:若さの尊さをもっと自覚しないと駄目だなー。。。)
自分のした仕事に見合うだけのお金しか受け取っ...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年04月21日
若くはない・・・(自分)笑 正直なところ。
でも今だからこそ、理解できる。 正直なところ。
僕たちの世代は、戦争を、そして 戦後を経験していない。
環境が違う。 といってしまえばそれまでだが、 晩年道徳家として崇められた 松下幸之助の言葉は偉大だ。
時代が変化すれども、いつの世も原理原...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年03月31日
かの有名な松下幸之助がこれから社会に出て行く若者たちに向けて、書いた書籍。
1966年刊行なので、ところどころの描写から当時の時代背景がいかに消費が盛んで、人々が高揚していたかを窺い知ることができる。
松下幸之助自身はその高揚していく様を見ながらも、薄れていく道徳感や己を顧みない人々の姿に少々危機感...続きを読む
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