松下幸之助のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ようやく読み終わった。
細切れ時間にちょこちょこ読み進めていたが、
1か月以上も時間を要した。
久しぶりに疲れる一冊だった。
内容は悪くはないと思うが、
正直事象の羅列で面白さに欠けていた。
幼少の頃から創業間もないところまでは非常に興味深かった。
まあ松下幸之助やパナソニックの原点を知るにはもってこいの一冊。
ただ、あくまでも松下幸之助の主観でのみ述べられた内容であり、
一方向的な見方でしかないことが気になった。
つまり、松下電器は(今で言う)M&Aなどを通して事業を拡大し、
みんなを幸福な方向へと導いてきたということだが、
果たして被買収者たちが実際のところどのように感じていたのかなど、
まわりの人間の率直な気持ちを知りたいなと感じた。 -
Posted by ブクログ
組織や団体をまとめる指導者にはどのような資質、心がけが必要かということを、主に日本や中国の歴史的偉人のエピソードから102の教訓の形で述べたもの。
「祈る思い」、「天命を知る」、「理外の理」などは面白いと思った。また、おれの仕事に引きつけて考えると、「寛厳自在」、「辛抱する」、「人を見て法を説く」なんかはその通りだと思うし、「心を遊ばせない」、「自主性を引き出す」、「好きになる」などは英語教育界の田尻悟郎的な感じで面白いと思った。
研修で読めと言われて読んだもので、たぶんそうでもなければこういう本は読まなかっただろうという本。単調だし、まず歴史のエピソードがピンと来ないので、正直読むのが苦痛だと思った。(12/05/27) -
Posted by ブクログ
わずか三人で細々と始めた事業を、一代で世界的な企業にまで成長させた松下幸之助。その成功の要因を尋ねられたとき、松下は、「経営理念の大切さ」を説くことが多かった。本書は、松下が六十余年の事業体験を通じて培った、経営理念、経営哲学ともいうべきものの考え方を、二十項目にわたってまとめたものである。松下経営の真髄が説かれた、経営者必読の書である。
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松下さんの本、これで4冊目になるのですけど、これが一番読みやすかったなぁ。
…薄さと文字量的に!笑
内容は「経営」と言われてイメージするものよりは、「気遣い」「善い考え方」とか、なんか説法に近い…というか観念的な事だと思った。
他の松下さんの本でも割と言ってたことが多かったので私としては物珍しい内容にはかんじなかったけど、むしろこれを一番最初によむべきだったか、というかんじ。
相手もやってける値引き……ってとこではっとさせられた。何かを安くして欲しいと思う時、相手がどうとか頭から抜け落ちて、とりあえず限界まで安くしてくれ!って思っちゃうけど、相手も経営していけるライン…でももしそれが適性価格に達してなかった場合達するよう協力して、値引きしてもらう…
そう最初から考えて経営してたとか凄すぎるよね。
あと、不景気でも売れるものは売れる!ってところで、そうだよなあと…
いま高い炊飯器が売れてるってよくやってるけど、不景気でもみんな欲しいものに対してお金使わないわけではないんだよね。そのお金が無い…ってわけでもいまの日本はない。
うーんすごいよねー -
Posted by ブクログ
ネタバレ日本があらゆる意味で熱かった1960~1970年代の中核にいた人の問題意識。ここに書いているたくさんのことが2011年の今、たくさん実現していることに少し感動。一言で申し上げるとパックスジャポニカな本でした。
個人的には物価の話@第1章でのめりこんだけど、それ以外の部分の印象を雑駁ながらメモにしておこうかと。
①オイルショックのインパクトが社会のあり方を大きく考えるきっかけになったこと
②松下さんとPHPは日本と日本人をその特性故に信じ、慈しみ、愛してること
③官僚機構および官僚への絶対的な信頼
④1970年にして既に、日本が30年以内にはすでに「課題先進国」となるという認識があること
⑤WWⅡ/大東亜戦争については松下氏が「迷惑をかけた」と諸外国に対して認識している
⑥⑤一方で占領政策で戦前の価値観が否定されたことに対しては非常にアンバランスな状況をもたらし、日本の美質を損なう政策として危機意識を持っていること
⑦松下さんが当時の「改善材料」としていたあれこれのうち、テクノロジーの発達によってもっと実現性が高まったけれどもまだやれてない部分がいっぱいある(選挙の制度のあれこれとか)
あとは、ここで書いてあるけれどもまだ実現していない「日本国民全体がちゃんと意識しなくちゃ実現しない部分」については、たぶんきっとものすごくショッキングなことがあった後に現実社会でも日本人の意識変革がもたらされるんだろうな、というのが2011年10月現在の世界を見ていての印象。
たぶんそれは歴史観や思想や思索や国家感といった分野や、皇室を正しく敬うといった文化的なジャンルの話や、未だにオフィシャルな付き合いの人々と真剣に語るには若干タブー視されているきらいがある国防・軍事分野。
変わっていく日本の中枢の世代としてリアルタイムで生きていけることだけでも、個人的にはこの時代の日本に生まれて本当に幸せだと思うんですが、なかなか言うのは憚られますね。
・・・わが意を得たり感と、+αの新しい世界を感じる本というのはいいものですね。 -
Posted by ブクログ
まず字がでかい。(笑)
非常に読みやすい。
書かれてあることを要訳すると「常に公正であれ」ということと理解しました。
響いた点は、企業は社会の公器であり、赤字を出すことは社会的にも許されない、ということ。
企業は利益を出して社会に還元してなんぼであり、赤字を出すような企業は社会的責任を果たしていない、
と述べられています。
ともすると赤字に対して同情的な視線を向けがち、あるいは自分らが赤字になると
同上してほしいという考えになりがちですが、黒字に比べて社会に何らの還元もなく、
存在悪とする視点は新鮮でした。
逆にいえば、利益は報酬であり、最近の日本における利益を忌み嫌う姿勢について、
やっぱりおかしいよな、と率直に感じた次第です。
利益追求のみに走る姿勢は正しくないと思いますが、
正しい行いをした結果として頂く報酬とそれに伴う利益は、やはり正しいのだな、と感じました。
また、仕入先に対しても、お客様に対しても、労働組合に対しても公正であれ、とのこと。
仕入先に単に値下げを要求するのではなく、相手の利益のことも考えて最善の策を考えたり、
お客様に言われるがままに値引きするのではなく、正当な対価を主張しないと過当競争になること、
労働組合を忌み嫌うのではなく、対立しつつも、車の両輪として互いに協調すること、
などが述べられており、徹底的なWIN-WIN思考なんだなぁ、と思いました。
2時間でさらりと読めますので、お暇なときにどうぞ。 -
Posted by ブクログ
松下幸之助翁の著書。
企業、組織の社員として働く心構えを説いています。
新入社員、中堅社員、幹部社員の章に分けて構成されています。
なぜこの本を読んでみたかというと、事業会社を離れて早数年。
どんな感じだったんだっけかと思う一方、今の仕事にも共通する観点はあるのではと思ったから。
一番同感したのが、「自分の働きと給料」。
案外この考え方ってわかっていない人が多いと感じています。
皆さんの給料が仮に10万円であれば、10万円の仕事をしなかったら、会社には何も残らない。
そうなれば、会社は配当もできないし、税金も納められない。
だから、自分の今月の働きがどれだけであったか常に自問自答するべき。
その上で、その働きが会社や社会に貢献して始めて働きとしての価値を持ち始めるのです。
常識的には、10万円なら30万円、願わくば100万円分の働きをして欲しい。
第1章 新入社員の心得(運命と観ずる覚悟を
会社を信頼する
成功する秘訣 ほか)
第2章 中堅社員の心得(社長、部長はお得意先
夢見るほどに愛する
知識にとらわれない ほか)
第3章 幹部社員の心得(“部下が悪い”のか
“私の責任です”
プロの実力を養う ほか)