【感想・ネタバレ】松下幸之助 成功の金言365のレビュー

あらすじ

成功するためには、成功するまで続けることである――超プラス発想で人生最後の瞬間まで生き抜いた松下幸之助は日々自問自答を繰り返し、あるべき姿を思い描いてその実現に邁進する“実践する哲学者”でした。人をみな師と思い素直な心で人の意見を取り入れ、衆知を集めることを大切にし、“自分の頭”で考え“自分の言葉”でものを語る人間でした。本書ではそうした側面、いわゆる“経営の神様”といわれる以外の、フィロソファーとしての側面が際立つ人生・仕事・経営の著述内容を中心に計365+1項、拾い上げています。膨大な著述のエッセンスを凝縮した「松下幸之助入門書」といえるものです。読まれる方々が、一日を終えて日々の自省・自問自答をされる際に役立つようにと、編集構成にも工夫を凝らしております。本書で提示する金言・至言は一年365+1日分ですが、それ以上のあなただけの「金言」が、本書の中から見つかることを心から願っています。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ビジネス本として、ベスト5に必ず挙がってくるこの本。
一日1ヶ月分で読み始めましたが、門外漢の私でも面白く、最後は3ヶ月分一気読みでした。
ビジネス本特有の横文字はいっさいなく、平易な言葉で経営者の理念が書かれてあります。平易な言葉って大事。こんな本、もっと増えてほしい。

0
2012年05月24日

Posted by ブクログ

5月11日読破

仕事に対する人生観が変わる。
この一冊は自分の人生にとっても大切なものになる。

「すきまをおいておく」
人の話で感銘を受けて頭がいっぱいになってしまうと、他にもっといいことを聞いても入ってこない。
まだすきまを開けておく。
スポンジのように吸収していくような頭にしておかなければ、頑固親父になってしまう。

ものと合わせて心を作り、ものとともに心を売り、そしてお金とともに心を頂く。
お互いの心が通い合うことが、極めて大切なのだ。これが商売の真の味わいである。

謙虚さを失った確信は、慢心である。
謙虚さの上にある確信は、信念である。

独立の気力なき者は、国を思うこと深切ならず。
他の金や技術をあてにして、自ら頼むことが少ないようでは、堅実な発展はあり得ない。

話の良し悪しは、内容よりもむしろ、聞く側の態度によって決まる。
聞く側に大部分の責任があるのだ。

会社に損をかける社長は、悪意がないというだけの話しで、結果は泥棒といっしょなのである。
会社を潰すのは、社長である。

運のない人を尊敬しているか?
運のある人だけを尊敬していないか?

習性、習慣は第二の天性である。
良い習慣に身を置いているか?

素直さを失った時、逆境は卑屈を生み、順境はうぬぼれを生む。
逆境や順境のいずれもその人に与えられた運命である。ただその境涯を素直に生きるがよい。
素直さは人を強く正しく聡明にする。


天は二物を与えず。裏を返せば、天は必ず一物は与えてくれているのである。
皆異なった天分、特質を与えられているということは、皆異なった生き方をし、みな異なった仕事をするように運命づけられているのだ。
真似はしていけない。参考にしなければならない。

自分の天分
自分の天分を見出したいなら、まず強い願いがなければならない。もしも願いが弱ければ、良い助言もなんの足しにもならないだろう。
そのためには、素直な心も持つ必要がある。素直な心が欠けていると、自分を買いかぶったり、他人の勧めをあらぬ方向に解釈してしまうことにもなりかねないのだ。
すなわち、強い願い、素直な心の二つが用意されていないと天分は見つからないのだ。

物心一如
人はパンのみによって生きるにあらず。
人は物質だけで幸せになれるものではない。いかに物質に満ち溢れていても、心の面で満たされてるものがなくては決して幸せにはなれない。
心の悩みを救い、心に安らぎをもたらすための精神的な導きというものが人間生活には不可欠なのだ。

君子は時に従う
時は刻一刻と移り、社会情勢は日に日に変わっている。
だから、きのうの是が、今日の非になるのは当然なのである。
生成発展、日に新たに、が自然の理法。

0
2011年05月11日

Posted by ブクログ

松下幸之助の言葉が記載されている。
君子は日に三転す。考えを変えないと時代に取り残される。
雨が降ったら傘をさす。そこに商売の秘訣がある。
物資を水道の水のごとく安価無尽蔵に供給することで日本を豊かにする。

0
2017年11月28日

Posted by ブクログ

松下幸之助の様々な本からの明言抜粋集。
当然、有名な「ものづくりより人づくり」であるとか、「ダム経営」なども収録されている。
全く偉そうに語っていないので、松下幸之助がどう考えて行動してきたかを頷きながら吸収できる一冊。

0
2012年04月07日

Posted by ブクログ

日めくり式で、毎日言葉が見れるのは良かったと思う。

あくまでも基本に忠実なのが大切だとわかっら。

もし自分が経営者の立場になることがあれば、
その時はこの本の事を思い出したい。

0
2012年02月02日

「ビジネス・経済」ランキング