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松下幸之助「心得帖シリーズ」の五作目。本書では松下がささやかな形で始めた事業を、一代にして世界的企業に育て上げた要因を自ら分析して、二十項目にまとめたものである。経営に当たる者が、人間とはどういう特質をもった存在であるかを知らずに、正しい経営を行うことができるだろうか。使命感無きところには、為すべきを為す勇気も生まれてはこないだろう。そこに経営の失敗に通じる道を歩んでしまう危険性が生じてくるというわけだ。経営者はいうまでもなく、課の経営、部の経営に当たる人達にも是非一読を薦めたい一冊。
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Posted by ブクログ
心に響いた。 特に、後半の方が、ガツンときた。 前半は、経営者むけの話だが、後半は、より広範囲の人に届く話だった。 成功は運のせい、失敗は自分のせい 衆知を集める 素直な心を持つ まずは、これらを意識したいと思う。
時代を超えて経営に必要なことを考えさせてくれる名著。半世紀以上も前に書かれたとは思えない程にリアリティがあり、筆者の思いが伝わる。VUCAの時代だから「パーパス経営」という以前に経営者たるべき者の「志」を問うてくれる。
古い本ではあるが今の世界にも通づる経営の原理原則。間違いなく今の日本を創ってきた一人である偉大な経営者でありながら謙虚な心で仕事にあたる。 自分の日々の仕事や振る舞いに見習いたいことばかり。
実践経営哲学 (PHP文庫) 著:松下 幸之助 本書は、著者の60年の事業体験を通じて培い、実践してきた経営についての基本の考え方、いわゆる経営理念、経営哲学をまとめたもの。 以下の20項目から成る。 ①まず経営理念を確立すること ②ことごとく生成発展と考えること ③人間観をもつこと ④使命を正...続きを読むしく認識すること ⑤自然の理法に従うこと ⑥利益は報酬であること ⑦共存共栄に徹すること ⑧世間は正しいと考えること ⑨必ず成功すると考えること ⑩自主経営を心がけること ⑪ダム経営を実行すること ⑫適正経営を行うこと ⑬専業に徹すること ⑭人をつくること ⑮衆知を集めること ⑯対立しつつ調和すること ⑰経営は創造であること ⑱時代の変化に適応すること ⑲政治に関心をもつこと ⑳素直な心になること 昭和53年に記された本書。自分が生まれるより前に記され、その教えは古びれることなく、その時代や環境に合わせた新しい気づきや本質を提言してくれるような一冊。 経営の神様が惜しげもなく、実体験の証として考え抜かれた教えに触れることができることに幸せを感じる。上からではなく、共に考えるスタンス。素直な心を持ち学びながら成長をしてきた中で紡ぎだされる言葉。時代の変化に適応することを念頭に書かれたそれはしっかりと今の時代に適合している。そして、激動の変化の今だからこそ、心に染み入る考えが深く突き刺さる。 多くの書を残している著者。数々の作品に触れることでその一貫性から理解が深まる。一冊を深く読むこととさらに他作品に触れ続け、教えの片鱗を少しでも吸収し自己の人生に活かし続けたい。
60年間のみずからの体験から 経営哲学について書かれている。 この間 沢山の経営に関する本を読んだが、あらためて 松下幸之助の すごさに 驚いた。 そして、よんだ後にのこった 心に残ったものが 実に爽やかで、素直な気持ちに なれた。 疲れて、よごれたこころに 清涼飲料水をのんだような。 人の可能性を...続きを読むしんじる 姿勢が すごいのだね。 製品 をつくるまえに 人をつくる。 そして、うまくいかない原因は 我にあり。 そこから、すべてを見る ということです。 利益に対する考え方も 筋が通り 会社が 社会の公器 として 存続することを あたりまえのように、さりげなく 書いている。 1978年に書かれている。 今から、40年ほど前とおもえぬ 新しさ。 経営哲学とは そういうものですね。
筆者が日々経営を実践する中で得た洞察をまとめた本.小手先の手法ではなく,シンプルに経営のあり方を説いている. 平易な言葉で書かれているため,ビジネスマンとしての経験を問わずに読める.ページ数も少ないため,2時間程度あれば十分読めるだろう.しかし書かれていることは非常に奥深く考えさせられる内容で,経験...続きを読むを積んでいくと感じ方も変化し新たな気づきを得られるのではないかと思う.節目節目に再読したい本.
松下幸之助の経営哲学。 カタカナがひとつもない希有な本。 経営理念をおもいいたったきっかけ。 商売の通念、社会の常識内で仕事をすることも立派だが、それ以上のもっと高い「生産者の使命」があるのではと考えた。(15) 使命感に燃えて仕事に取り組めるようになると経営に魂がはいる。16 経営理念は一つの人...続きを読む生観、社会観、世界観に根ざしてなければいけない。経営者は自らの人生観や社会観を常に涵養していくことが大切(21) 彼の根底にあるのは「ことごとく生成発展の理法」(24) 使命感を認識する。事業活動を通じて人々の共同生活の向上に貢献する。この使命を遂行するには利益は不可欠。事業経営は人々の共同生活に貢献すると考えると本質的には私事ではなく公事である。(41) 判断の際は私ではなく公の立場で人々の共同生活にどういう影響を及ぼすか?を考えること(42) 天地自然の理にかなった経営は、当然なすべきことをなす、につきる。経営はきわめて簡単(48) 利益とは社会に貢献した報酬である(52) 利益なき経営は社会に対する貢献が少なく本来の使命を果たせてない。また、企業の利益の半分は税金として社会に使われる。利益がなければこの観点からも社会へ貢献できていない 世間は基本的には神のごとく正しいと考える(74) 物事がうまくいったときは「これは運がよかった」と考えうまくいかなかったときは原因は自分にあると考える。(81) 業績の良否の原因を不況という外に求めるか?自らの経営のやりかたという内に求めるか?(86) 失敗の原因は我にあり87 経営のあらゆる面において自力を中心にやる自主経営を行うこと。そういう考えが基本にあって他力を活用することを考える。自力を中心にしていれば外部の信用も生まれ、求めずして他力が集まってくる。 ダム経営を実践する。あらゆる場所に10%程度の余力を持つ。無駄はだめ。見通しを的確にした上での10%の余力。 50人に通用する経営力と100人に通用する経営力。経営力の限界をこえたら組織を二つにわったほうがいい。(103) 一業に徹する。一品をもって世界に雄飛。(110) 人を作る。どうすれば?まずはこの企業は何のために存在するのか?という経営理念。それがないと部下指導に一貫性が生まれず時々の情勢や感情に押し流される指導になる。だから人が育たない。人を得たいと思うならば、自らがしっかりとした経営理念、使命感をもつこと。それを常に浸透させる努力をすること。血肉になるまでやること。(117) 企業は社会に貢献していく公器であり仕事も公事。公の立場からみて見過ごせない、許せないことは言うべきをいいしかるべきをしかる。使命感に基づく指導。何も言わない、しかられないというのは部下にとって一面、結構だし経営者にとっても楽だがそうした安易な姿勢では決して人は育たない(119) 経営とは芸術活動。無から有を創造する。単に物を作ってるだけかもしれないが、そのプロセスには経営者の精神が反映している。見る人を感嘆せしめる内容の経営もあれば、駄作といってもいような経営もある。ここにも芸術との類似性がある。経営の駄作は芸術の駄作よりも社会的な罪が大きい。つぶれたりするとほんとに迷惑。(145) 芸術家が一人前になるための修行はとても厳しい。骨身をけずって全身全霊で打ち込む。そうしてすばらしい芸術がうまれる。経営も同じ。 経営者が経営を行う上で大切な心構えは素直な心になること。とらわれない心。何かにとらわれてしまうと人の言葉が耳にはいらない。衆知が集まらない。しかし好き嫌いという感情は人間の生来のもの。だからとらわれない素直な心をもつことは言うわやすく行うは難し(164) 禅の修行は自分の心のとらわれをなくそうとするもの素直な心につうずるものがある。 1万回、碁をうてば初段になれる。毎日、素直な心になりたいと強く願い続ける。自分の言動を反省し少しでも素直な心を涵養しようとつとめる。そうして1万日(30年)すごせば、素直なこころの初段にはなれそうだ。167 素直な心こそ経営を成功させるための基本的な心のあり方なのだ。
タイトルほど、大それたものではなく、すら〜っと読めました。 哲学っちゃぁ哲学なんですが、それほど硬くないです。 マーケティング論とかの根本にあるんがこの考え方なんだなぁ〜と痛感。 ・お客の欲しい物を作って売る 当たり前のことですが、難しいんですよね。 この本を良さは、僕がもっと「経営」っ...続きを読むていうものに携わってからじゃないと分からないと思います。 他の経営理論とかの本は読んで分かった気になれますが、この本はそうはいきません。 (その反面、分かった気になるのはスゴク簡単だと思いますが…) かなり「漠然」としたものなんで。 将来、迷った時に読み返したくなる本だと思います。 何より、この当たり前のことを実践して、これだけの会社にするってことは本当に素晴らしいですね。 この本から学んだことは、 当たり前の事を当たり前の様にしなさい! う〜ん、難しい・・・
読みやすいし根本的な考え方が説かれている。今ではけっこう世間一般に正しいと浸透している考え方かなと。この時代にESG的な考え、すごい。
さすが有名企業 事業運営のモチベーションからして違うんだなと思った。 強い企業は理念がしっかりしているので参考になった
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