松下幸之助のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
松下幸之助の60年の経営体験から得た哲学をまとめたもの。まさに松下の真髄ここにありという内容。圧巻は、いきなり経営理念が大事というシンプルな答えに辿り着いていることだ。それに基づいて、方策や方針は時代や日毎に変わるべきと説く。そして、国家も同じで国家経営理念がすべてだと。企業も社会の公器であるとし、社会に貢献することが使命である。生成発展する企業のあり方は、不況を言い訳にせずに、失敗の原因は我にありという謙虚な心の持ちようが大事。自力経営でまずは自力を中心にやってゆき、その上で必要な他力を活用すべき。ダム経営で、余裕やゆとりを持っておく。これらは、経営の話をしていながら、結局ヒトの話をしている
-
Posted by ブクログ
現パナソニックの創業者。
本書は90歳になられようとした松下幸之助さんが、
書かれた人生訓です。
書の一文字一文字に深みを感じました。
さっと読めますが、何度も読み返したいそんな1冊です。
本書の中で、私が気に入ったのは、
人生のうち80%~90%は運命である。
残りの10%~20%の人事の尽くし方により、
その運命の輝きが違ってくるという
考え方です。
そう考えれば、人が人らしく、
それぞれが納得のいく人生を歩むことができるのかもしれない
と感じたからです。
松下さんの本はあまり読んだことがないですが、
他の本も読んでみたいと思います。 -
Posted by ブクログ
松下幸之助氏が政経塾を開くにあたり、第一期生に想いを語っている書。
初の「幸之助」本であったが、多くの偉人に尊敬されている理由がわかった。やはり、カリスマとして崇められている全ての人は総じて、自身の哲学を持ち、信念を貫き、死ぬまで志を持ち続けているということだろう。筑紫さん然り、松下幸之助氏の目もずっと、輝き続けていたに違いない。
覚えておきたいことは・・・
- 全ては、「人間の本質」を知ることから始まる。相手を知り、自分を知る。人たるものが何なのかをわからないと社会は変えられない。
- 煩悶すべし。悩みに悩んでこそ心理に近づく。
- 塾是と5誓 (p225) 特に5誓は、常に胸に留め -
Posted by ブクログ
松下さんの人生観や仕事観についてまとめられていて、色々と書かれていますが、個人的に一番考えさせられたのが p111~113 の『勇気をもって「寝込みを襲う」ことができているか』でした。
相手に迷惑かもしれないという理由で行動することを止めたりすることは、相手の気持ちを都合のいいように決めつけて逃げの理由にしているだけ。
つまりは、相手のことを考えているようで自分のことしか考えてないってことになるんですよね。
まぁ、明らかに迷惑な場合もあるかもしれませんが。
本当の意味で相手のことを考える思考をもっともっと養わないといけないな、と考えさせられました。 -