松下幸之助のレビュー一覧
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昭和49年、今から40年以上前に書かれた本。
この時代にも当てはまる部分はたくさんあると感じた。
日本の経済、政治、教育について松下さんの考えがまとめてある。教育に対する考えには大賛成。
今は9割以上の人が高校へ進学し、5割以上の人が大学へ進学する。その中には「進学するのが当たり前」と考えている人も多くいると思う。私もその一人だった。
親や教師、周りの大人たちはとにかく偏差値の高い大学へ!と子供を勉強させ、子供もそれが当然のように考えてしまっている。けれどそうではないはず。
本当に学問を追究したい人は大学へ進学すべきだし、それ以外の分野で社会へ貢献したいと思うのであれば、中学卒業後や高校卒業 -
Posted by ブクログ
●人を幸せにするリーダー
人間に共通した義務感や責任感を自覚し、人の苦しみや喜びといったものを理解できる人でなければ、意義ある仕事はできないし、人を導くことも、幸せにすることもできない。
●自分を叱り自分をほめているか
適切に叱り、適切に育ててくれる人がいなくなっている。だからこそ、自分を叱り、自分をほめるようにしたい。
●自我は一生つきまとう
自我はみずからの生涯に一生つきまとうものである。弱いよりは強いほうがいいが、強すぎてはいけない。強すぎたらそれは、欠点になってしまう。
●肉眼と心眼
まずは肉眼で見えるものを見て、会得する。次に肉眼では見えないもの、精神 -
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もはや若くないだろう、というツッコミはなしで…
30歳を迎えて、若さについても考える今日この頃。
55年前に60歳だったおじいちゃん(失礼!)によって書かれた本であるという事実が信じられなくない、現代にも十分通ずる仕事論・生き様論。
誠実に、忠義を尽くし、利害にとらわれず、死ぬ気で仕事に取り組む。それほど清廉潔白に生きてきたと断言できる人間が、この世にはどのくらいいるんだろう…私はどうだろうと考えさせられる。その結果としての、松下幸之助があるんだなぁと思うと、つくづくすごい人だと思う。
私個人としては、人生の90%は運であり、誰でも総理大臣や社長になれるわけではないという当たり前のことを言 -
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「そして、水は貧しい裏長屋のひとびとをも、こんなに寛大にさせているーそう気づいたのです。」
松下幸之助が若い人に向けて、自身の生き方からエールを贈る本。
水や空気のように価値あるものも、それらが無限にあれば寛大に人に与えることができると学んだ。そして、家電もそのように世の中に大量に供給しようと考えた。
経営者は悩む必要があり、それは血尿が出るまで求められる。また、社長に向いている人もいれば、中間管理職に向いている人もいる。人はそれぞれ与えられた場所で努力する必要がある。また、それが自分の適性だと思うのであれば、その場で一生を終えても後悔はない。