松下幸之助のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
・失敗すれば、そこに損害が生じるが、その時に責任感をもつことが大切。
・大衆の働きというものは、集まれば非常な力となるが、その働きを働きとして効果を十分に発揮させるには、それを指導しなければならない。指導されて始めて偉大な力を現すのである
・一つの課の良し悪しは、課長一人の力によると言ってもげ過言ではない
・部下を頼り、部下を力としてともに仕事をしていくという態度に、衆知が生きて仕事がうまくいく
・今日1日を振り返り、失敗や成功を見出し、その味を噛みしめる。これが体験である。
・自分の考え、主体性によって仕事をすることによって、はじめて体験をつかむ
・われわれの働きが社会から喜びがなければ、社会からの報酬も期待しえない。
・会社が得ている利益を、さらに尊い価値のある使い方をするとき、社会がそれを認めてくれる
・自分の知っている範囲だけで物事を判断しようとすることが間違え
・自分の知っていることは正しいかもしれないが、そのほかにも色々な見方がある
・人間は自身を取り締まれる人間になることだ。人は許すかもしれないが、自分は許さない、という人間になりたいものだ。
・これはひとつあの人に勧めてあげよう、お使いになれば喜んでいただけるだろう、という気持ちで商売に精を出すところから、適正な利益を頂戴できる -
Posted by ブクログ
昭和49年、今から40年以上前に書かれた本。
この時代にも当てはまる部分はたくさんあると感じた。
日本の経済、政治、教育について松下さんの考えがまとめてある。教育に対する考えには大賛成。
今は9割以上の人が高校へ進学し、5割以上の人が大学へ進学する。その中には「進学するのが当たり前」と考えている人も多くいると思う。私もその一人だった。
親や教師、周りの大人たちはとにかく偏差値の高い大学へ!と子供を勉強させ、子供もそれが当然のように考えてしまっている。けれどそうではないはず。
本当に学問を追究したい人は大学へ進学すべきだし、それ以外の分野で社会へ貢献したいと思うのであれば、中学卒業後や高校卒業後にその世界へ入り経験を積む方が、本人のためであり社会のためになる。・・・と、きっと多くの人が気づいていると思う。しかし、今は様々な価値観が壁となり、思うように進んでいない気がする。進学すべき人は減らしていく必要なのに、大学の数はどんどん増えている。
松下さんが言うように、政治のせい、国のせい、と言って自分たちの権利を主張するまえに、自分たちの国、自分たちの地球を本当の意味で豊かにするために、まずは責任を果たし、一人一人が行動していかなければいけないと感じた。 -
Posted by ブクログ
●人を幸せにするリーダー
人間に共通した義務感や責任感を自覚し、人の苦しみや喜びといったものを理解できる人でなければ、意義ある仕事はできないし、人を導くことも、幸せにすることもできない。
●自分を叱り自分をほめているか
適切に叱り、適切に育ててくれる人がいなくなっている。だからこそ、自分を叱り、自分をほめるようにしたい。
●自我は一生つきまとう
自我はみずからの生涯に一生つきまとうものである。弱いよりは強いほうがいいが、強すぎてはいけない。強すぎたらそれは、欠点になってしまう。
●肉眼と心眼
まずは肉眼で見えるものを見て、会得する。次に肉眼では見えないもの、精神的なものを見る。その見えないものを見るのが、心眼である。
●志を固めて、堅持する
いったん「こう」と道を決めたのに、ああでもない、こうでもないなどと迷っているようでは、時間の浪費になってしまう。志を固める。そしてこの道で光明を見出すのだと、自身の考え方を固めていくことが大事である。
●融通無碍(考え方や行動にとらわれるところがなく、自由であること)になる。
善だけを取って、悪を捨てるという普通の考え方では、すべての人を救うことはできない。善と悪、ともに容認し、善は善で、悪は悪で生かすという考え方に徹することで、融通無碍になれるのではないか。
●「清」を飲んでも「濁」は捨てる
融通がきかないようではいけない。しかし融通がききすぎて、「清濁併せのむ」のが過ぎるのもよくない。だから、清と濁を見分けて、清は飲み、濁は捨てることが本来である、と考えるようにしてはどうだろうか。
●時運に乗る人、乗れない人
みずからの運命を適切に生かす。そのためには、理屈には表れない時運というものをうまく感知しなければならない。
●度胸のある生き方
もっといい道があるのではないか。この道は間違っているのではないか。そう迷っているうちは、まずダメである。この道でいく、この人についていくと決めたら、それに徹して迷わない。だまされてもかまわないというほどの度胸をもって、事にあたりたい。
●私心を捨てる
損得や将来の自分の出世のために少しでも心動かすような人は、政治家にはならないほうがいい。そうでないと大事に処して、事を過つことになってしまう。
●運命を生かすのは自分
日本人に生まれたからには、日本人として最良に生きる。それを運命的なものとして考えたい。そうした運命を、生かすか殺すかは、自身の中にあることを知っておきたい。 -
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もはや若くないだろう、というツッコミはなしで…
30歳を迎えて、若さについても考える今日この頃。
55年前に60歳だったおじいちゃん(失礼!)によって書かれた本であるという事実が信じられなくない、現代にも十分通ずる仕事論・生き様論。
誠実に、忠義を尽くし、利害にとらわれず、死ぬ気で仕事に取り組む。それほど清廉潔白に生きてきたと断言できる人間が、この世にはどのくらいいるんだろう…私はどうだろうと考えさせられる。その結果としての、松下幸之助があるんだなぁと思うと、つくづくすごい人だと思う。
私個人としては、人生の90%は運であり、誰でも総理大臣や社長になれるわけではないという当たり前のことを言い切ったことに拍手を送りたい。「人間誰しも努力すれば報われます」なんてきれいごとが蔓延しすぎて、食傷気味なのです。。。
しかし、彼もまた強運を具えた成功者だからこそ、こうやって考えを本にして広く世に知らしめることができたんだよね。。。一介の個人商店の店長だったら、こういう本を出しても多くの人に見向きしてもらえないもんね。
社会人として新たな門出を迎えた若者たちに、ぜひ一度読んでほしい。全部に同意はできないけど、大事な心構えがたくさん書いてある。
そして、若いっていうのはそれだけでものすごい素晴らしいことなんだと気づいて日々過ごしてほしい!
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青春時代は、若さという、かけがえのない価値をもった日々である。この貴重な時間をいかに充実し、有益に過ごすか。みずからの人生を切り開こうという熱意をもち続け、日常から多くのことを学びとるにはどうすべきか…。苦悩の青少年時代を過ごした著者が、豊富な経験を通して語る知恵の数々。本書は、これから世の中に出ていこうとする若者たちに、共感をこめておくる激励のエールである。