松下幸之助のレビュー一覧
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「そして、水は貧しい裏長屋のひとびとをも、こんなに寛大にさせているーそう気づいたのです。」
松下幸之助が若い人に向けて、自身の生き方からエールを贈る本。
水や空気のように価値あるものも、それらが無限にあれば寛大に人に与えることができると学んだ。そして、家電もそのように世の中に大量に供給しようと考えた。
経営者は悩む必要があり、それは血尿が出るまで求められる。また、社長に向いている人もいれば、中間管理職に向いている人もいる。人はそれぞれ与えられた場所で努力する必要がある。また、それが自分の適性だと思うのであれば、その場で一生を終えても後悔はない。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ松下幸之助さんが若い世代に向けて書かれた本。
自らの幼少期や体験談を交えながら、メッセージや教訓を伝えてくれている。
松下さんがすごいというのは知っていたが、実際どんなことをしたのか、水道哲学の名前は聞いたことはあるが、どのようなものなのかさえわからない自分にとってはとても興味深かった。
この本が書かれたのは随分前のようであるが、松本さんが懸念しているその時代の悪いところは現代にも通ずるものがあり、日本は全く成長していないのではと不安になるとともに、その程度の懸念で済んでいることに安心した。
一日一日を自分が出来ることに全力で取り組み、必死で生き、自分の適性を模索し、見つけ、それにいのちをかけ -
Posted by ブクログ
松下氏(先生)の著書を何冊読んだのでしょうか。。。
それぞれの本が、読者の年齢層や目的など
異なっている部分がありますが
どの本を読んでも、共通する部分があると思います。
この本は、それらの共通のエッセンスが著者の
口語で記載されており、わかりやすく理解できます。
一部、松下氏のほかの著書のエッセンスも
抜粋して記載しています。
※引用元の著書名は割愛
本書のエッセンスを簡単に記載すると
社員は、社員稼業という一つの独立経営体の
経営者(社長)である。
その社長としての責務を下記三つの
細分化されたエッセンスを重要視し
日々の業務を実行していくべき。
① -
Posted by ブクログ
誠実に生きる大切さを学ばせていただきました。
(まとめ)
「青春とは心の若さである
信念と希望にあふれ勇気にみちて日に新たな活動をつづけるかぎり青春は永遠にその人のものである」
(感想:若さの尊さをもっと自覚しないと駄目だなー。。。)
自分のした仕事に見合うだけのお金しか受け取ってはならない。
心の豊かさ、偉さ、正しさを持て。
堂々と公明正大に仕事をする。
一瞬の勝負に命をかける、何もかも忘れるくらいまで打ち込め。
全てを素直に受け止め、何事からも学ぶ謙虚で真摯な姿勢を大切にする。
値打ちのあるお金の儲け方をしなければ、生き金にはならぬ。
こつこつと