松下幸之助のレビュー一覧
-
-
Posted by ブクログ
1950年代、60年代の松下電器社長の経営哲学。
●愛嬌のある人。
「好かれる人」でも「人気がある人」でも「できる人」でも「頭がいい人」でもなく、「愛される人」でありたい。
●人事を尽くして天命に従う
いかなる場合でも悲観してはいかんと思うな。
悲観したら、なすことがわからなくなる。
これはこうゆう状態だが、どこに原因がある、だれがどういうようなことをしたためにこうなったんだとということを冷静に見れば、志は失わない。志を高めていく、確固とした志。
●自分の運命を生かすことが幸せにつながる
●大志を抱くという言葉だけに浮かれてはならない。決して足元を見忘れてはいけない。
●順調なときに -
Posted by ブクログ
60年間のみずからの体験から
経営哲学について書かれている。
この間 沢山の経営に関する本を読んだが、あらためて
松下幸之助の すごさに 驚いた。
そして、よんだ後にのこった 心に残ったものが
実に爽やかで、素直な気持ちに なれた。
疲れて、よごれたこころに 清涼飲料水をのんだような。
人の可能性をしんじる 姿勢が すごいのだね。
製品 をつくるまえに 人をつくる。
そして、うまくいかない原因は 我にあり。
そこから、すべてを見る ということです。
利益に対する考え方も 筋が通り
会社が 社会の公器 として 存続することを
あたりまえのように、さりげなく 書いている。
1978年に書かれ -
-
Posted by ブクログ
ネタバレチェック項目5箇所。本書の「手紙」の中で幸之助が告白していること――幼いころに父からもらった言葉を人生の支えとして後生大事にしたように、本書にある言葉が、一人でも多くの読者の心に届き、その人生の支えとなれば、編者としてこれにまさる喜びはありません。「雨が降れば傘をさすように、病気で熱が出れば無理をせずしばらく休養する、何かでお世話になった人にはていねいにお礼を言う。あるいは、借りたものは返す、約束したものは守る。このようなごくあたりまえのことをあたりまえに行なっていけば、あらゆることがもともとうまくいくようになっているのだと思うのです」。よりよき人間関係を築いていくためには、やはりまずみずから