松下幸之助のレビュー一覧
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松下幸之助は9歳から丁稚奉公にでて働きはじめ、自分で商売をはじめて事業を大きくしていったことを知った。また私が思っていたよりも人間くさく憎めないような人であることを知った。特に自分が驚いたのは週休二日制の導入について。1960年当時に「これからもっと生産性をあげていく必要がある。そうなるともっと忙しくなる。忙しくなるからには休息や自己研鑽をするための時間が必要だ」ということで週休二日制を考え、方針発表。1965年から週休二日制を開始している。自分の感覚では、生産性だけでいうと休みを増やすという考えはでなさそうに思えたが、人は機械でなく生活があってこそ働けることを理解しているからこそ、このような
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素直な心の土台には謙虚な心がある。
戦国武将、黒田長政の「腹立てずの異見会」の話が印象的だった。ここでは他言や腹を立てないことを前提にして身分に関係なく部下たちが思ったことを何でも遠慮なく家君に伝える。長政は武将である自分自身にも、至らなさや気付いていないことや知らないことがあると自覚し、それを改めたいという思いを持っていたのだろう。誰に対しても何事に対しても、謙虚に耳を傾ける姿勢に感動した。
自分自身が不完全な存在であることを自覚していなければ、新たな学びを心のキャンパスに描き足せない。完成品のように美しく見えても、心のキャンパスは生きている限り未完成でありもっともっと素晴らしいものへと変 -
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ネタバレ「雨が降れば傘をさすように、病気で熱が出れば無理をせずしばらく休養する、何かでお世話になった人にはていねいにお礼を言う。あるいは、借りたものは返す、約束したものは守る。このようなごくあたりまえのことをあたりまえに行なっていけば、あらゆることがもともとうまくいくようになっているのだと思うのです」
当たり前のことを当たり前に、特別意識しなくてもできることは大事だと思った。
「仕事というのは、それがどんなものであれ、世の中に何らかの役に立つから成り立つのであって、もしそれが世の人々のために何の役にたたないというのであれば、どんなに自分がしたいと思っても、仕事としては成り立たない、いいかえますと、私 -
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人柄に揺るがない信念があるのを感じました。
それは決して頑固と言うことではなくて、世の中の人のためになるには自分は何ができるだろうか、ということを熱意を持ってひたすら取り組んだ方なのだろうと思います。
そのためには誰かの意見も聞くし、取引先やお客さんの意見も聞くし、より良い物を作るために、自分だけのバイアスで物事を判断せずに独りよがりにならないようにやっていく、ということを貫いたのだろうと思います。
「経営の神様」と言われていますが、自分自身が世間のニーズに合った物を生み出す才能があったというよりは、というかあったのでしょうけれども、世間の意見を聞いてそれに合わせた物を作るといった考え方を大事 -
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とらわれずあるがままを見ると言う言葉と
条件という言葉は、相反している。
頭がいいからすごい人
テストでいい点数すごい人
スポーツができるすごい人
こんな条件で幸せを定義して
その条件に当てはまれば、褒められるからする。
=完璧主義人間の作り方だと思う。
そうゆう条件付きの幸せは、幸せなのかな。
とらわれず、あるがままじゃないよ。
完璧になる必要もない。
条件に満たされるための努力も。
1個目標決めたら、叶うまでその目標を忘れろ。
って僕の師匠は教えてくれました。
ただ叶う日までコツコツ毎日やり続けろって。
そしたら、叶ってるからって。
指導者としての条件…
意識として大事なことがこの