松下幸之助のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
言わずと知れた「経営の神様」松下幸之助氏による商売の心得が綴られた一冊。
事業の大小を問わず、どのような形であれ、商売に関わる全ての商人、経営者としての心得が記される。
商売の先にあるものは社会国家の繁栄であり、商いを行うものは、その恩恵を享受するのだから、社会に役立たなければならい。
対人に関しても当然のことだが、当たり前のことを当たり前に行うということを、持続するのは中々に難しい。
一番、心に残った節は「上意下達」の箇所でした。
下達上意が最も難しい、と。
上役の気分を害さないように、お客様や取引先から出たクレームや怒りの声を上に上げるごとにフィルターが通るのでありのままのクレ -
Posted by ブクログ
松下政経塾での講義の記録を断片的に集めた名言集。
実は松下さんに関する本を読むのは初めて。
やっぱり偉大な人だけあってためになる言葉がたくさんあります。
どうやら松下さんはとにかく「素直な心」を持つことをかなり重要視しているそうで、毎日素直な心を持って行動することを御天と様に約束し続けると、30年で素直な心が自然に身につくようです。長いw
ふんふん頷いてる間にあっという間に読み終わりました。
一度じゃ足りないですね。時間を置いてまた読み直します。
一番心に残っている言葉は、
「悩みがあることはうまくいっている証拠や」です。少し救われます。 -
Posted by ブクログ
ネタバレこうした本は、本当にリーダーになるための悩みを解決しようという意欲のもとに読むから意味がある。
本来、扱っているテーマそのものは普遍的なものばかりなのだから、それぞれについて、自分なりの考え方を整理してから読むべきだろう。
Ⅰ章 学び方
Ⅱ章 考え方
Ⅲ章 働き方
Ⅳ章 生き方
Ⅰ章 学び方:みずからを鍛え、磨き、高める
体験の活かし方
リーダーの役割
リーダーの自分学
リーダーの学び方:自修自得
実学の重要性
習うことも教えることもできない「学び」
素直な心と知恵
自分を叱り、ほめる
自我への対処
先見性を追い求めすぎない
肉眼と心眼
Ⅱ章 考え方:事の本質を知り、知恵を使いこ