松下幸之助のレビュー一覧
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一流の人物らしい、ごく当たり前の心得を述べた指南書。でもこれらを実践するのは難しい。入社初日、会社のことを家族から訊ねられた際、いい会社だ、満足して働くことができそうだと報告できるかどうか。こんなことが成功する秘訣の第一関門だなんて・・・。学生時代にこの本に出会っていればよかった。Posted by ブクログ
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素直な心はあなたを強く優しく聡明にします、という言葉が良かった。「聡明な人」の回答をもらえたこと、また自分に足りないものを知れたことが良かった。
松下さんは相当な苦労と覚悟があってあの地位にいる。私も苦労は買ってでもしていきたい。Posted by ブクログ -
かの有名な経営者による哲学書
人間を万物の王者であるとし、王者の自覚を持って人間道なるものを歩むべきとする。
万物をあるがままに認める容認。
そしてそれぞれの天命特質を生かした処遇。
天与のもの一切に対する感謝と喜びを持つ礼。
衆知に基づくべきもの。
文化国家には、自由、秩序、生成発展が重要。
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かのカリスマ経営者による、人間、民族や国、個人を考える中の、二つ目である日本と日本人について
講演を聴くかのように非常に読みやすい。
日本人の伝統は、衆知をあつめる、主座を保つ、和を貴ぶ。文武両道。
太平洋戦争は伝統に相反して起こったもので反省するべき。多大な犠牲を払った意義として、世界的に植民...続きを読むPosted by ブクログ -
般若心経のように物事を中立な心で見つめることを推奨する本。この本で言う「素直」な状態とは正しく強い人間である状態。 基本的には自らが客観的であることを自問自答する習慣、全体最適を本質的に行おうとすることで「素直」な状態になるものだということ。 また、組織として「素直」な状態になるためには上記の行いを...続きを読むPosted by ブクログ
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色んな人の色んなアイデアがあるけど、どれが間違っているかを指摘するより、まずそのアイデアのいいところを集めよう。
接客の基本は、かゆいところに手が届くような心配りをすること。
覚えておこう。Posted by ブクログ -
昭和を駆け抜けた方々のハングリー精神、そこから生み出されるエネルギーはやっぱりすごいなと思います。それでも、ギラギラして上から目線ではなく、人間味のある人柄に周りの人は惹きつけられていったんだろうなと思います。
信念をもって、謙虚によりよい社会をつくっていこうという思いが文面から伝わってきました。...続きを読むPosted by ブクログ -
松下幸之助が話したそのままが載ってるんだけど、
この人がみんなになんとなく好かれて、
みんな何となくついて行きたくなって、
なんとなく人が周りに集まるのが、
わかる。
本からすらわかる。
なんだろね、この関西弁?なのかな?この訛りすらやわらかく、温かく、聞いてて耳心地のよいお話。為になる、前向き...続きを読むPosted by ブクログ -
約120ページと短く、サラッと読める。
松下幸之助氏が松下政経塾で教えていた事の抜粋。
どの話もとても心に響く。
80年代前半にお話されていた内容なので、少々現代にそぐわないところはあれど、今でも十分に実践できる内容だ。
自分は少し昭和的な仕事第一のような考えがあるのでより共感できた。
・知識は道...続きを読むPosted by ブクログ -
1を読んでそのまま2へ。
・先見性など会得はできない
・追い詰められていい知恵は出る
・それぞれには役割がある。石垣にも大きい石と小さい石がある。
・とどめを確実にさす
1の方が心に残る話が多かった印象。Posted by ブクログ -
素直な心、勤勉さ、気付き、和、これらを自然に行うことが肝要。
あとは運…元来備わっているものなのか、引き寄せることができるのか…上記のことをやっていれば、そのタイミングを逃さないようになれるのかなあ。Posted by ブクログ -
かなり哲学的な内容。
最初、宇宙がどうこうという話が出てきて少し混乱した。
経営の神と呼ばれた松下幸之助さん、最後にはこの著書にあるように人間とはどうあるべきかというところを追求するに至ったのだな。
他の著書と比べ、やや哲学的すぎる内容は自分にはまだ早かったかなと感じた。
もう少し時間が経ってか...続きを読むPosted by ブクログ -
長らく脳の片隅に置いていたが、やっと読めた。
古い文章なので読みづらさはあるが、強い信念を持って書かれているのが読み取れるような力強い文章。
経営者にとっての心構えが確かに書かれていた。
日本、国家というパワーワードが出てくるのが時代を感じて少し怖い。Posted by ブクログ