松下幸之助のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本当にこの方にはいつも教えられる。故事を用いての指導者としてのあり方を述べた本。この方は当たり前の事をどれだけ出来るかをいつも書いている。それがいかに難しいかは身を持って私は知っているはずなのに、毎回、毎回教えられている。いかに自分が当たり前の事が出来ていないかを突きつけられる。10年以上前に書かれていたはずなのに、今の世界でも当てはまる。また読み直して、自分への反省としたい。たぶん、まだ松下幸之助の真意まで辿り着けてないだろう。私なりの解釈でしか、読み取れていないはずなので、次に読む時はまた違った部分を学ばせてくれそうだ。人生のバイブルの一つにします。ありがとう。松下幸之助はん。
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Posted by ブクログ
企業経営者の質問に幸之助氏が答える、という形式で「社長とはどうあるべきか」って事が綴られています。
前に読んだ「リーダーになる人に~」と内容的にカブる教えもチラホラありましたが、「リーダーになる人に~」はどちらかと言うと政治的な視点から語られてたのに対し、こちらは完全に経営者の視点で語られています。
会社の中でいちばん「心配する」というのは、会社の中でいちばん「心を配る」ということなのかな。
会社で働いてくれている社員やその家族、会社で扱っている商品、会社を必要としてくれるお客さん、そういう会社にかかわる全てのものに誰よりも「心を配る」ことをしなければならない、と、そういう事のような気がし -
Posted by ブクログ
5月11日読破
仕事に対する人生観が変わる。
この一冊は自分の人生にとっても大切なものになる。
「すきまをおいておく」
人の話で感銘を受けて頭がいっぱいになってしまうと、他にもっといいことを聞いても入ってこない。
まだすきまを開けておく。
スポンジのように吸収していくような頭にしておかなければ、頑固親父になってしまう。
ものと合わせて心を作り、ものとともに心を売り、そしてお金とともに心を頂く。
お互いの心が通い合うことが、極めて大切なのだ。これが商売の真の味わいである。
謙虚さを失った確信は、慢心である。
謙虚さの上にある確信は、信念である。
独立の気力なき者は、国を思うこと深切 -
Posted by ブクログ
ネタバレ仕事に対する姿勢など 多忙の中では 忘れがちな大切なことを 改めて気付かせてくれる。
一軒のお得意を守り抜く事は、百軒のお得意を増やすことになるのだ、
また逆に一軒のお得意を失うことは、百軒のお得意を失うことになるのだ、
というような気持ちで、商売に取り組んでいくことが肝要だと思います。
~だれも相争うために商売をしているわけではありません。
だから一方で適正な競争をしつつも、同じ道に携わる店どうし、
お互いによしみを通じて行くことが大切になってくると思うのです。
同業者とよしみを通じて行く心は、お客様を大事にする心であり、
お店の繁盛に結びつく心だと思うのですが、いかがで