【感想・ネタバレ】物の見方 考え方のレビュー

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Posted by ブクログ 2021年04月15日

松下幸之助の言葉をいろいろなところから集めてきてつくった本なので、ストーリーとしてはわかりにくい。短編を集めてきた感があり。はじめの本人からおりをつづったものとあり、エッセイとしてよめばよいかも。

目次は以下ですl

会社経営のカンどころ
責任の持ち方
金だけが目的では仕事はできぬ
事業に失敗した...続きを読むらどうする
長期勤務のちから
伸びる会社・伸びる社員
難局を切り抜ける条件
事志に反す
私の軍師・加藤大観
私のアメリカ土産
物の見方・考え方
何事も結構
役に立つ人間
暖簾の精神
オランダに学ぶ
心の持ち方
私の学校教育論
お金のかからぬアメリカ
経営についての考え方
日本の経営者・アメリカの経営者
功ある人には禄を与える
人多くして人なし
「運」について考える

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Posted by ブクログ 2010年05月08日

これほどまで苦労して決して恵まれているとはいえないような境遇にありながら、自分は「運が強い」と言える心の強さを持った人は松下幸之助さん以外いないのではないだろうか。

数々の苦境に直面しながらも、常に「素直な心」で感謝の気持ちを忘れない。

「日々の暮らしのなかにあっても、禍を招くか、福を招くかは、...続きを読むモノの受け取り方如何である」

人を変えるのではなく、まずは自分がこういう風に変わりたいと強く思う。

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Posted by ブクログ 2018年11月23日

人より一歩先んずること。
経験を重ね、日々振り返りを行い成長につなげる。
単に年を重ねるだけではだめである。
責任を持ってことに当たる。
新しい転換をどんどん行わなければならない。
今日の勝者が必ずしも明日の勝者にはなれない。
仕事の能力差はなかなか測ることが出来ないが、20倍も変わることがある(保...続きを読む険外交員での本書の例)。この差を考えるのは結局、各自の自覚しかない。つまり、自助努力が大切だと理解した。
東北大学の講演の際、運の話をされ、恵まれていると考えることで、人生の基礎となると言われた。なるほど色々な要因はあるだろうが、運と考え、それを伸ばすように進む考え方はシンプルでよいと思う。自分も運を見直したい。
古い書でも今に通じる事柄があることがよく分かった。

前回はハードカバーで読んでいた。
登録して初めて再読したことに気づいた。

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Posted by ブクログ 2018年04月10日

松下幸之助の物の見方、考え方を知ることができる貴重な本。物事のプラスの面を考える、自主経営を心がける、運命に感謝し謙虚にする、など行動も変わる教えが数多く盛り込まれている。

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Posted by ブクログ 2017年01月09日

・失敗すれば、そこに損害が生じるが、その時に責任感をもつことが大切。

・大衆の働きというものは、集まれば非常な力となるが、その働きを働きとして効果を十分に発揮させるには、それを指導しなければならない。指導されて始めて偉大な力を現すのである

・一つの課の良し悪しは、課長一人の力によると言ってもげ過...続きを読む言ではない

・部下を頼り、部下を力としてともに仕事をしていくという態度に、衆知が生きて仕事がうまくいく

・今日1日を振り返り、失敗や成功を見出し、その味を噛みしめる。これが体験である。

・自分の考え、主体性によって仕事をすることによって、はじめて体験をつかむ

・われわれの働きが社会から喜びがなければ、社会からの報酬も期待しえない。

・会社が得ている利益を、さらに尊い価値のある使い方をするとき、社会がそれを認めてくれる

・自分の知っている範囲だけで物事を判断しようとすることが間違え

・自分の知っていることは正しいかもしれないが、そのほかにも色々な見方がある

・人間は自身を取り締まれる人間になることだ。人は許すかもしれないが、自分は許さない、という人間になりたいものだ。

・これはひとつあの人に勧めてあげよう、お使いになれば喜んでいただけるだろう、という気持ちで商売に精を出すところから、適正な利益を頂戴できる

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Posted by ブクログ 2013年09月24日

人の上に立つ役職だけでなく、社会に属するすべての人にとって読む価値のある本である。
発行された年代が少し古いことや、内容にまとまりがなく短編小説のような印象があるなどの読みにくさは感じた。しかし、読んでみて、ふと「はっ」とするような言葉が数多くある。水道哲学など、非常に面白い思想だと思った。

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Posted by ブクログ 2013年07月12日

教訓がいっぱい詰まっている本です。
私は人間の多様性、器の広さに関して、意識を改めさせられました。
100人読んだら100通りの意見や学びがでてきそう。
松下さんって、本当にすごい人だったんだなあ。

読みやすいけど硬い本が読みたい人に最適だと思います。
仕事のことで悩んでいる人も、この本を読んでリ...続きを読むフレッシュするといいかもしれません。

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Posted by ブクログ 2012年05月24日

PHP(Peace and Happiness through Prosperity)という考え方の原点が垣間見える。また本書を読む限り、すごく流れ(他人の意見とかそういうものではない)に身を任せるのがうまく楽観的で、本気で社会のために商売をしている人、という印象を受けるが実際はどうだったんだろう。...続きを読む

松下幸之助のものの考え方には尊敬の念を抱く。自分の責任を自覚して、好きなことを本気でやったら社会が発展する、そういう人であれたらいいなぁと思う。

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Posted by ブクログ 2011年03月21日

「一つの課のよしあしは、課長一人の力によるといっても過言ではない」(抜粋)
25年くらい前の本で、もう67刷って!
内容はちょっと古い部分もあるかもですが、会社人間とか会社を経営する人にとってはいいかも。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年12月14日

松下幸之助が昭和38年に著した書。言葉遣いは古いが現代でも十分に通ずる。下意上達、自由闊達、命に従うことへの危機感。ここに記された文化は、電工に色濃く残っていたように感ずる。ハワイの日系人に大和魂が残っているように、文化は辺境に強く残るのだろうか。

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Posted by ブクログ 2015年02月22日

金だけが目的で仕事はできぬ。我々は金銭を動かすことはあっても、金銭によって自分の節操を売らないような人間にならなければならない。
人事を尽くして天命を待つ。
自分は非常に恵まれている!

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Posted by ブクログ 2013年09月23日

・一見マイナスに見えることもプラスのことも
・人事を尽くして天命を待つ
・自分の意思でやれることはせいぜい1/10

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年08月24日

松下幸之助が「実業の日本」に処世雑感という範囲で、その時々の所感を
連載してきたものをまとめた、昭和38年(1963年)の発刊。

序文にある言葉が本書の中身を集約している。

「世の中とは面白いもので、一見マイナスと見えることにも、
それなりのプラスがある。(中略)そのプラスの面に目を向けて、
...続きを読むらの幸せ、社会の発展につながるよう努めていく。そうすれば、
苦労や悩みが消えて、ことごとく、自分の人生の糧、社会の発展の糧と
なる姿も生まれてこよう。」(P3~4)

日本人の大先輩である松下翁から「物の見方、考え方」のヒントを得られる著書。

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■特に印象に残ったエピソード

P130
自分がいいものを作ろうと努力するのも必要だが、
同時にいいものを要求する人もいなければならない。
(中略)
立派な会社にしようとしても、得意先がいつでも買ってくれるなら、
社長から幹部、社員にいたるまで、勉強をしなくなるだろう。
(中略)
誰かの監督や導きによって、仕方なく、それもやかましく怒られて、
仕方なくやってきたことが習い性になり、その人の立派な習性になって、
それが生活となる。

P165
教育のしかたについて、その国に応じたバランスをたえず考えて
いかなければならぬという、いたって当り前のことなのである。
たとえば日本の国民が一億いるとする。
そのうち何パーセントの人たちに大学教育を施すか、
何パーセントに高等教育を施すか、何パーセントを義務教育だけで
社会におくり出すか、このバランスが非常に重要である。
(中略)
その国の民度の高さなり、繁栄、国力の度合いなり、いろいろな点から
勘案して決めることが大切である。

P177
アメリカを訪れた日本人が、土産に買った品物に、「メイド・イン・ジャパン」と
書いてあったという話をよく耳にする。
(中略)
一つの商品をこれまで親会社が作っていたものを、ちょっと技術を入れて
下請け向上にまかせた方が安くつくし、下請け工場も喜ぶ。
そして親会社はもっと高度の技術を要する精密なものを作るように、
だんだんなっていゆく傾向がある。
(中略)
こういう考え方に立つと、日本の技術が進歩して、アメリカではできないものを
日本でやっているのだという考え方でいると、これは大きな間違いとなる。

P191
自分の会社(引用注:GE)にもある程度設計する能力はある。
しかしこの点について、さらによりよき設計者のいる会社がある。
しかも、そういうことを引き受けてくれる会社があるということになると、
何らちゅうちょするところなく、その会社に頼む。
しかも料金は百万ドル。前金である。そういう徹底した仕事を彼らはやっている。
いいかえると衆知を結集して事業をやっている。
ここのところが、日本の経営者と、ちょっとケタが違うと、しみじみ感じたのである。

P203
西郷隆盛が次のような遺訓をのこしている。
「国に功労がある人には禄を与えよ。功労あるからといって地位を与えてはならない。
地位を与えるには、自ずと地位を与えるにふさわしい見識がなければならない。
功労があるからといって、見識のないものに地位を与えるということは
国家崩壊のもとになる」と。

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Posted by ブクログ 2013年08月18日

会社の人にこれを読めと言われて読んだ。

書かれていることはその通りだと思った。
やはり人間万事塞翁が馬というのは根底にあるよね。小学校に行けずに丁稚をしたからこそ今があると言っている。

作中で松下幸之助が事業に失敗したらについてこのように書いている。
これは感銘を受けた。
「また元の一...続きを読むから喜んでうどん屋でも開く。そして三十円のキツネうどんを心をこめてつくってやろうと思う。」

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Posted by ブクログ 2013年04月20日

自分を過信せず、無理のない調和のとれた経営。
世の中の9割が自分の力の及ばないことだと割り切ること。

肩の力を抜いてリラックスして生きることを教えられた。

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