あらすじ
“経営の神様”と呼ばれる松下幸之助は、「松下電器は人を作る会社です。あわせて家電を作っています」という名言を遺している。それほどまでに彼が重視した“人”を、どのように活かすべきなのか。自身の経験や故事などのエピソードを用いて、それを語ったのが本書である。幼くして親元を離れ、丁稚奉公に出て働いた経験。小さな工場を経営して、商品の売りこみに奔走した経験。事業拡大のために、銀行を説得した経験。紛糾した会議をまとめた経験。業界の過当競争に直面した経験。などなど。毅然とした経営哲学が感じられる名著。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
社長になって17年、今になって読むのも恥ずかしいものですが(^^;、それでも「人は忘れるもの」と書かれていたように、繰り返し自分自身に言い聞かせ、自分を説得しないといけないわけですね。松下さんの話は平易で具体的で、それでいてどれも 「信用」 を大切にした経営の原理原則になっていて面白いです。決してバシバシ決めるのではなく、時には悩み、時には自省しながらのエピソード。
Posted by ブクログ
いまさらながら松下さんの本を読む。
松下さんの小さい頃の話や仕事における経験談が小さい項目ごとに書かれていて非常に読みやすく、また大いに参考になりました。
他のも読んでみないと!
Posted by ブクログ
長い間読み続けられる書物というのは
それだけの理由があるものである。経営の神様といわれた松下幸之助の著書もその一つであろう。
私はいままで松下幸之助の本は難しいものと思っていた。ところがこの本は、一話が4ページ程度のエピソードにまとめられており、専門用語などはまったく出てこない。なお感心したのは文章のなめらかさである。例えば⭕⭕とは時に❌❌である。私が丁稚奉公に行ってた頃は・・・
むかしばなし調にも聞こえるこの語り口調に興味を惹くのは偉大な人物であるという先入観もあるだろうが、誠実な人柄が伺えるからでもある。
時代を超えて役に立つエピソード
満載の一冊である。
Posted by ブクログ
■言わずと知れた経営の神様、松下幸之助の本。
■丁稚奉公時代から起業当時、成長期、不況時代等に本人が経験した体験談を通し、"人"を中心に据えた経営の基本が語られている。
■経営者を目指す方にオススメ、というか必読の本。
Posted by ブクログ
素直に、心を打たれるエピソードが集まっており、楽しく読めた。
気の持ちよう、考え方の違いで、同じ事柄が全く違った行動や結果を生む。
シンキングスキルの大切さを感じた。
やはり、松下幸之助
人格者である。
・熱意が人を動かす
・説得なき説得
・確信あればこそ
・心はどのようにも動く
・その気にさせる
・心の転換をはかる