シリーズ二作目。絵画にまつわる謎と並行して、千景ちゃんと透磨の過去も少しずつ明らかになりつつ、距離感も変わっていく様子。ますます続きが気になる。間を開けると集中力がきれそうなので、すぐに予約した。
(…けど、現状コロナの影響で完全閉館中なので、続きはいつ読めることやら…)
千景ちゃん目線で話が進んでいくのに、主軸の絵画ミステリについては読んでても全然繋がらない。(読解力の問題?)
書いていることはわかるんやけど、千景ちゃんや透磨が謎を切り崩している過程がさっぱりわからんのだ。笑
今回もわからんなりに読み進めて、結局は
「透磨が『まぼろしのブロンズィーノ』(と思われる作品)を隠し持っていたことが何故そこまで千景をかたくなにさせるの?」
と、いう一番肝心なところが見えなかったんやけど、217ページで透磨自身が解説してくれて
「ああ、そういう!」
と、やっと理解できた。
とにかく、ラストの透磨の
「どうして統治郎の頼みを引き受けたのか」
と、いう、千景と透磨の関係性の一番のキモ部分について告白するシーンは
「二作目でそこクリアにするん!? ええけど!」
と、思って読み進めたら
「そ、そっちに行くの~~~」
などと肩を落とすオチになった。がっくり。笑
この二人がイチャイチャすればいいわけではまったくないけど(最早想像もできひん)、いくらなんでもひねくれすぎやしませんかね。これも過去が明らかになったらまた変わってくるの?
ふたりのキャラがあんまりにもややこしくて、そこだけが馴染めないんやけど、今回ちょこちょこ千景ちゃんの心境をモノローグで読ませてもらえると
「ああ…。こう、不器用やねんな…」
と、思えるところもある。なので、それなりに、続きが気になるねんな…。
透磨も彰としゃべってるときはわりとわかりやすいねんけどなー…。
今回は千景ちゃんのスタンドプレイが目立ったので、キューブとしての活動は控えめやったけど、それでもやっぱり面白かった。
伏線の張り方が丁寧やねんな~。ほんまに、それぞれがそれぞれの思惑で行動するところとか、cocのシナリオみたい。
図像という、目に見えない(見えてるんやけど)悪魔と対峙するというところも、cocぽいのよね。
そういえば、日本画に図像はないのかしら…?
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■カルトン
画用紙や木炭紙を固定するための土台に使用される画板
■コンテンポラリー
現代の,今日的なという意味で,パーマネント (permanent=永久の) に対することば。芸術の分野で使われていた表現で,ファッションでは現代的な衣服の総称。たとえば,上着丈が短く,細身で丸みのある肩線のスタイルや,一つボタンのジャケットなど。専門的な職業をもって経済的に自立し,ファッション感覚の優れた都会的な女性が身に着ける服装をさす。
■曳航(えいこう)
船が、他の船をひいて航行すること。