谷瑞恵のレビュー一覧

  • 額装師の祈り 奥野夏樹のデザインノート(新潮文庫nex)

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    婚約者の死に関わりのある男に対する昏い思いを抱きつつ、持ち込まれる依頼に応えて額縁制作に没頭する。そんな緊張感をはらみつつ優しさにも満ちた物語です。
    額装という仕事も興味深い。決して主役にはなってはいけないけど、存在感がなさすぎてもいけない。塩梅の難しそうなお仕事です。

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    2021年08月25日
  • 思い出のとき修理します

    無料版購入済み

    とても良い

    胸が締め付けられるお話ばかりで涙が出そうになりました。
    特にお兄さんとのお話は心臓がギュッとなりました。

    #切ない

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    2021年08月22日
  • 思い出のとき修理します4 永久時計を胸に

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    「今すぐこれを買ってもらうよ。長期ローンでね」

    ついにシリーズ最終作。秀司の元に、スイスの時計工房からの手紙が来ていて、スイスで修行をつむのか、商店街で一緒に暮らすのか、自分のために夢を諦めさせるのかなど、悩みの中で選んだ決断とは。
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    明里も秀司も、色々な人の思い出を"修理"していく中で、自分と重ねながら二人で生きていく上での価値観を身につけてきてそれが最後の決断にも繋がってていい話だったなと思った。
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    2021年07月10日
  • 思い出のとき修理します3 空からの時報

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    今、しなければならないことが、自分にもあるはずだ。秀司に、伝えなければならないことが。

    シリーズ第3段。秀司の時計店で、骨董店の娘が働き始め、秀司との関係に少しだけ不安を感じる明里。
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    ライバルである郁実、嫌な奴だなぁと思ったけど何故そうなったかが丁寧に描かれててただの嫌な奴止まりじゃない所が素敵な作品だなと思った。シリーズの中でかなり深く"家族"について書かれてて読み応えがあった。
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    2021年07月10日
  • 思い出のとき修理します2 明日を動かす歯車

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    "おもいでの時 修理します"

    1巻目が良かったので2巻3巻も見つけて購入。歯車としてサブキャラの太一も描かれてて更に不思議さが増した。
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    「夢の化石」では同じ時計に対してそれぞれの人の人生が絡まってて、月日を経て飯田時計店で真相が明らかになっててまさに歯車だと思った。
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    2021年06月26日
  • 思い出のとき修理します

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    「誰だって、修正したい思い出の一つや二つありますでしょう?」

    ずっと積読していた本。読み始めるとファンタジーが入り交じった作品だけど読みやすかった。
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    過去の体験から偽った自分として過ごす主人公と心優しいが何かを抱えている時計屋さんの物語。
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    太一の存在は明記されてないけど実はそういうことなのかなって感じで良かった。
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    2021年06月07日
  • 異人館画廊 透明な絵と堕天使の誘惑

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    改めて表紙見てみたら、この巻で初めて手をつないでるんですね。
    ついに過去の誘拐事件の真相が明らかになる巻です。次の展開が楽しみではありますが、このお話はどこに行きつくんだろう。

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    2021年05月27日
  • 猫だまりの日々 猫小説アンソロジー

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    気楽に読めるにゃんこアンソロジー。
    シュールだったり、にゃいにゃい可愛かったり、感動したり。
    「縁切りにゃんこ〜」の、にゃんこ達のわちゃわちゃ感が可愛すぎてほっこり。
    「神様はそない優しない」は、なんで関西弁やねん、と思ったけれども、ラストにきゅっとなった。切ないけど優しい物語だった。

    取り敢えず、わたしも猫になりたい(笑)

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    2021年03月30日
  • 額装師の祈り 奥野夏樹のデザインノート(新潮文庫nex)

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    『額を紡ぐひと』を改題し、文庫化された本。
    額装することで昇華する、気持ちにケリをつけ、自分だけのものでなくなって初めて客観的に見ることが出来る。

    改題しない方が良かったのでは?
    文庫は表紙もラノベっぽい仕上がりで少し残念…谷さんのライトノベルは面白く、優しい視点で描く世界観が素敵だけれど大人向けにももっと書いて欲しいと思う。

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    2021年03月20日
  • 額装師の祈り 奥野夏樹のデザインノート(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    大切な人を亡くしたこと、仕事を変えたこと、重なる部分が多くて、はっとする。
    心残りを整理して、きっぱりスタートできたら、どんなにいいことだろう。
    そして、私もこんな風に自分の心の奥底を暴かれたい、そんな風に思った。

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    2021年03月06日
  • 木もれ日を縫う

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    はじめはお母さんに少しイライラしていたけど、最後は何ていうか…切なかった…
    お母さんがなぜ山姥になったのか。その理由が苦しくて、切なくて…
    また、パッチワークを通じて繋がる家族。
    切ないけど心温まる物語。

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    2021年03月03日
  • 額装師の祈り 奥野夏樹のデザインノート(新潮文庫nex)

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    連作集。
    細やかで繊細な人の心の揺れ動きを各話で描きつつ、全編で主人公が抱えていた想いを昇華させてゆく過程が描かれています。

    終盤に急に出てきた登場人物が、主人公とその婚約者を取り巻いていた状況をがらりと変えてしまったので驚きました。かなり重要な人物のように思えたのですが、あまり深く触れられなかったのは主人公がそこから抜け出しかけていたからなのかな…。

    それぞれの依頼人の変わった注文が、その人が抱えている問題へ帰結していくストーリーは読んでいて心地好かったです。

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    2021年01月24日
  • 額装師の祈り 奥野夏樹のデザインノート(新潮文庫nex)

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    文章が良みやすい。額装することで個の経験が一般性を持つものなら、私の人生にも額装して欲しいものがある。着想の妙といったところか。

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    2021年01月20日
  • 拝啓 彼方からあなたへ

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    ほっ懲りミステリーとでも言うのかな。
    こいつか?とわかってくるんだけど気になってスイスイ読めましたよ。

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    2021年01月19日
  • 異人館画廊 透明な絵と堕天使の誘惑

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    シリーズ6作目。ついに千景の誘拐事件の真相が明らかになる。
    千景のもとに届いた不審な手紙と、見たら呪われるという心霊スポットに描かれた絵。調査を始めた千景と透磨の前に、千景の過去を知る人物が現れる。

    誘拐事件の時に千景と出会ったという真柴。特殊な能力を持つために周囲に理解されず、同じように孤独を感じて生きてきた2人だけど、選んだ道は正反対のもの。その違いは千景には愛してくれる祖父母や信頼できるキューブの仲間がいたのに対し、真柴にはその力を利用しようとする人間しかいなかったからか。
    自分が図像術を描き、人を傷つけたかも知れないという思いに慄きながらも、透磨を守るために過去と向き合おうとする千景

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    2020年12月12日
  • 思い出のとき修理します3 空からの時報

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    ネタバレ

    郁実は、最初イヤな女だなーと思ってたけど、なんつーか可哀想な人だった。
    そして、明里のお父さん登場。
    他の家族の問題を目の当たりにして、自分も家族について考える明里。
    秀司との未来も考える?

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    2020年11月08日
  • 思い出のとき修理します2 明日を動かす歯車

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    大ヒットシリーズ2作目。
    1作目は全部明里の目線だったけど、秀司や明里の妹の香奈の目線も描かれるように。
    「時計屋さんという呼び名、そろそろやめない?」と言われてなんと呼ぶのかと思ったら、「秀ちゃん」というのも、なんだか可愛らしい。

    幼なじみ3人の話が一番良かった。

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    2020年11月03日
  • 木もれ日を縫う

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    自立していなくて尊敬できない母を田舎に置いて
    それぞれの人生を歩んでいた三姉妹。
    その三姉妹もお互いを疎ましく思い疎遠になっていた。
    そこへ山姥になった母が現れる…
    そこから始まる自分探し。

    良かった。

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    2020年11月03日
  • 思い出のとき修理します3 空からの時報

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    ネタバレ

    前作を読んでから3年半も経っていた。すっかり細かい部分は忘れていたけれど、商店街、神社、秀司と明里ふたりの住まい、時計店の店内。想像の中でできあがる画はその時と変わらないと思う。すごく好きな雰囲気。そして、時計を取り巻く思い出は良くないことが多いけれど、ふたりの空気はなんだか苦しさを和らげてくれて、思い出(その時の思いはそのままでも)は変わらなくても、自分の心のありようが変わって、未来が変わっていくことを予感させてくれる。悪い考えから目を背けすぎないように・・・というメッセージのようにも感じる。私は家族ネタは苦しいと思うことがある。本作もそうだった。でも、読み終えると不思議と晴れやか。この心の

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    2020年10月08日
  • 異人館画廊 透明な絵と堕天使の誘惑

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    ネタバレ

    2年ぶりに発売されたシリーズ第6弾!
    とうとう千景が誘拐されたときの様子が判明。そうなるとこのシリーズ終わり?と思って帯や表紙裏とか探してみたけど、どこにも完結の文字はない。良かった(´- `*)
    次の第7弾では千景と透磨の恋模様を多く書いてもらいたい。表紙のイラストの二人ももう少し寄り添っていただきたい(*´艸`)
    模写を描くようになってから、初めてこのシリーズを読んだが「模写」という文字を読むたびにお絵描きがしたくなった。千景は記憶を失う前まで絵が上手だったらしいが、はたして記憶を取り戻した今はどうなんだろう?図像術も取り入れて描くことができるのだろうか?
    最後の千景と父親との対話が透磨の

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    2020年09月27日