谷瑞恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ幼い頃の思い出って、セピアの中に包まれていますね。
誰かと手をつないで歩いたことは覚えていても、背が小さいからなのか、見上げた先にある人の顔がおぼろげだったりする。
そんな、境遇にある人たちの、“父”に関するお話と、青春の思い出、恋愛。
私、骨董屋の娘苦手だな~なんて思っていたのですが、そんな思い出があったんですね。
「いっそ、時が戻ればいいのに」
そんな思いが、“思い出の時の修理”に、繋がるわけですが、ついに、逆回しの時計を欲する人が出てきた!
しかし、起きた事を変えることはできない、それをどういう出来事としてとらえるか、そんな心の持ち方も重要だし、過去に言えなかった言葉を今、言う事だってで -
とても素敵なお話です
表紙買いで1、2巻を購入。
とてもホンワカなお話。笑顔や涙するお気に入りの小説です。しかし…
3巻の表紙の絵が変わった…
とても残念です…なので星4個
私だけでしょうか… -
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Posted by ブクログ
エドガーとリディアの息子・アルヴィンも一歳半を迎え、いよいよ一家はエドガーの亡き父の領地であるシルヴァンフォードを訪ねることに。けれども両親の眠る墓地は鍵が堅く閉ざされていた。鍵を持つ墓守の老人は、本当の若君であるエドガーを後継者と認めていなくて……「伯爵と妖精」のその後を描いた後日談番外編集。
ちゃんと読書しなくちゃ!よしはくよー読もう!待ちに待ってた番外編だ~ 本編終わっててその後日談と言うのは実に心落ち着けるもので良いですねえ。今回収録されてる話はほとんど最終回後なのでなおリラックスして読めました。前までははくよーの文章読みづらいなあって思ってた、むしろ毎回コバルト読むとそんな風に思っ -
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Posted by ブクログ
ネタバレ近所の本屋さんが入荷に一ヶ月以上かかったせいで、漸く読めた!
全体的にほのぼのとした短編集だったなぁ
相変わらず妖精との問題に巻き込まれたりしてる一方で
ロタとポールの関係の変化と彼らの旅立ち
念願のエドガーの帰省
そしてアルヴィンの物語
どれもよかった
ただ前に雑誌で読んだ『春を待ちわびて』は設定が変わっていてびっくりしたけど
そして結局オニキスの毒がどうなったのか分からない
設定が変わって描写が変わったせいか、毒が浄化されてないような気もするし、リディアがアルヴィンが成人するまで生きてるかとか考えてるからやっぱ寿命縮まったままなのか?とも考えられるしで・・・
誰かハッキリさせてくれ・・ -
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Posted by ブクログ
シリーズもはやいもので、27巻。残り5巻となる。
なんだかいろいろややこしくなってきて、ついてくのに必死になってきたり……(すみません)
まだ、時々、誤植や校正もれがあって「あ゛~」となる。
ユリシスのことを少し見直したのに、結局、そうなるしかなかったのかなぁ。
プリンスを屠るためには、道はひとつしかなくて。
そんなときでも、ラブラブ要素はなくならないのがこのシリーズのいいところ。
エドリディはシリアス街道まっしぐらなので、その役目は、ポール&ロタとレイブン&ニコ(笑)
いつからだろう、毎巻レイブンとニコの2ショットイラストが必ず挿されるようになってて、それを見れば癒される!(*´▽`*) -
Posted by ブクログ
ネタバレこれで完結です。
確か「LaLa」の広告で「ヴィクロテ」と「伯爵と妖精」の紹介を見て
長いあいだコバルトから離れていたのに、また読み始めたのでした。
期待通り本当に面白いシリーズでしたが、ちょっと詰め込み過ぎかな。
最終巻で、ちょっと書ききれないところもあったような。
だけどきちんと物語が収束して、狙い通り着地したのは立派ですね。
今回のお気に入りシーンは、エドガーとアルヴィンの対決シーンと
アーミンとケルピーの最期のシーン。
特にアーミンとケルピーの場面は…もう大好きで、たまらないです。
あんな幸せもあるんですね。
これがあるから少女小説はやめられないんだよなあ。