谷瑞恵のレビュー一覧

  • 異人館画廊 幻想庭園と罠のある風景

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    このふたりはほんとくっつきそうでなかなかくっつかない…でもそれが良いし前よりはお互いちょっとずつ近づいてる気がしてとてもきゅんとする…透磨くんほんとすきです…あと瑠衣さんみたいな女性に憧れる!
    名前は聞いたことあるけど知らない画家ばかりなので今回もブリューゲルの絵が気になったし、いろいろ図像学についても調べたくなった!

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    2016年11月27日
  • 異人館画廊 当世風婚活のすすめ

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    2人の距離が縮まった感じがしましたね。
    千景がすべてを思い出したとき、どうなるのやら。

    カゲロウさんも姿を現しましたね。待ってました。

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    2016年11月11日
  • 異人館画廊 贋作師とまぼろしの絵

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    なかなか図像術を用いた絵画が出てきません・・・

    内容(「BOOK」データベースより)
    英国で図像学を学んだ千景は祖母の営む『異人館画廊』で暮らしている。ブロンズィーノの贋作の噂を聞いた千景と幼馴染みの透磨は高級画廊プラチナ・ミューズの展覧会に潜入するが怪しい絵は見つからなかった。が、ある収集家が所持していた呪いの絵画が、展覧会で見た絵とタッチが似ていることに気づく。しかも鑑定を依頼してきたのが透磨の元恋人らしいと知って!?

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    2016年11月07日
  • 異人館画廊 幻想庭園と罠のある風景

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    内容(「BOOK」データベースより)
    図像術の絵を求めて、離島に住むブリューゲルのコレクターを訪ねた千景。絵の持ち主・波田野は、邸の庭園でブリューゲルの絵を再現しようとしているらしい。庭園を完成させれば絵を見せると言われた千景は庭園の謎を追うが、透磨はそれが千景の父・伸郎の設計だと気づく。父の見えない悪意に苦しむ千景は、さらに波田野の息子が起こした事件に巻き込まれてゆき…。

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    2016年10月25日
  • 異人館画廊 当世風婚活のすすめ

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    ネタバレ

    もうとっとと思い出してしまえ!と酷いことを考える一読者。
    前は父親の影が、今回は母親の影がちらつき。
    いろいろと根深そうですなぁ。
    絵画の謎は興味深いので、次作もてんこ盛りでお願いしたいところ。

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    2016年10月18日
  • 異人館画廊 当世風婚活のすすめ

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    もしかして谷さんは、もっともっとおどろおどろしい話を書かれたら面白いのではないだろうか、と読みながら感じました。
    このシリーズは、割とあっさりと人が死に、グロテスクな描写はほとんどないものの、事件に関わる人間の内面がドロドロしています。

    主人公が浮世離れているせいで、まるでそういったことを感じない作りにはなっていますが、みんな負の感情に引っ張られているなあ…と毎巻思います。4巻目になる今作は、一番それを感じたかもしれません。キリスト教における7つの大罪の中で、一番罪深いのは嫉妬だと思っているんですが、さもありなん。嫉妬から引き起こされる様々な感情は、己をも傷つけますね。怖い怖い。

    透磨がや

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    2016年10月11日
  • 異人館画廊 当世風婚活のすすめ

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    徐々にだけど煮詰まってきている感じはある。失われた記憶のことも、恋路のことも、あと何冊かでけりが付くんじゃないかと思う。

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    2016年10月06日
  • 思い出のとき修理します3 空からの時報

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    恋のライバルのことも解決してあげるとか優しいなぁ。
    少しずつ向き合っていく朱理たちに私も頑張ろううと思える。向き合って上手くいってもいかなくても向き合ったことに意味があると思う。不安だし怖いけど少なくともできる限りのことをすることで後悔は残らない。何もしないとチクチク残り続けるから。やれるだけのことやって分かり合えなかったらその人とはご縁がなかったってことなんだろうな。

    太一って何者なんだろうなぁ笑

    派手な刺繍が入ってるってスタジャンというよりスカジャンな気がしたんだけど…どうなんでしょう?

    ユリスナルダン プラネタリウムコペルニクス 天文腕時計
    ボーラーハット 山高帽、ダービーハット、

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    2016年11月24日
  • 異人館画廊 幻想庭園と罠のある風景

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    ネタバレ

    シリーズ第3弾。妹より。
    1・2作目、ちょっと私には合わないと思って敬遠してましたが
    3作目も手に取ったら意外に、続編も楽しみになってきました。

    絵画、図像術の専門の千景
    絵画のことはわからないので、グーグル画像検索しながら。
    「イカロスの墜落のある風景」 そしてそれを真似たとする庭

    特に今回は、千景とお父さんの関係がクローズアップされました。
    そして、件の庭の持ち主のところの親子関係も


    画像検索といえば今回は絵画よりも前に
    おばあちゃんが作るおやつ? スターゲイジー・パイの方が先でした
    (これはどういう向きにして口に入れればいいんだろう?)

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    2016年07月25日
  • 異人館画廊 贋作師とまぼろしの絵

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    前作から引き続き千景と透麿の素直になれないもどかしい関係が続いている。
    図像学に絡めたミステリーは、読みやすく引き込まれてしまう。事件とは別に千景の幼い頃の出来事が伏線として話を盛り上げていて、そちらも気になる。
    千景の過去に起こった誘拐事件の真実とは?透麿とどう関係しているのか? 素直になれない2人の行く末と合わせてこの先が気になり、続きを読みたくなってしまう。


    余談ですが、オレンジ文庫のCMで坂口健太郎さんが言う「あなたの波打つ髪はラファエロのよう。透き通る肌はフェルメール、謎めいた目は…」のセリフはこの本の中に出てくる一説。

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    2016年06月20日
  • 思い出のとき修理します4 永久時計を胸に

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    ■夢をかなえることと、ふたりで歩んでいくこと。どちらかしか、選べないの_?

    不仲に思えた両親の絆、亡き妻への秘めた思い…時計店には今日も人々の「思い出」が持ち込まれる。そんな中、秀司が作ってくれているドレスウォッチの完成が近いと聞き、喜びとともに複雑な気持ちになる明里。秀司の元に、スイスの時計工房から手紙が届いているらしいからだ。ともに商店街で暮らす未来を夢見つつ、本当は秀司がスイスで修業を続けたいのではないかと悩み…。ついに完結!

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    2017年03月09日
  • 異人館画廊 盗まれた絵と謎を読む少女

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    図像学って初めて聞いたので作者が考えたものだと思っていたんですが本当にあると聞いて驚きました!絵のモチーフから意味を見出したり、見た人の意識に訴えかけることが出来るなんてすごいなあと思ったし、図像学についてくわしく知りたくなりました!口は悪いけどやさしさが見える透磨くんがひたすらかっこよかった…

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    2016年04月14日
  • 異人館画廊 幻想庭園と罠のある風景

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    ネタバレ

    ブリューゲルの絵画に絡ませていて、面白かった。最後の崖のシーンも母親が子どもを守る強さを表していて、とても良かった。
    千景と透磨の関係もなかなか前に進まないけど、素直じゃない二人も可愛い。

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    2016年03月30日
  • 思い出のとき修理します3 空からの時報

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    今回は過去をやり直したいひとたちが出てくるものの、過去はなくならないという苦さの残る短編が入っています。二人の関係も進もうとしますが、このままでもいいじゃないという思いに阻まれてなかなか難しく。ちょっとずつ進展する二人にもどかしさを感じ、はやく続きが読みたいです。

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    2016年02月16日
  • 異人館画廊 幻想庭園と罠のある風景

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    ネタバレ

    ミステリー部分の犯人は予想がすぐつくけどおもしろかった。千景と透磨の距離が今回は少し近づいて、千景も透磨への気持ちを意識しだしたのかな。千景の父親の姿が少し見えましたが、本当にそんな人なのかな・・・。千景の誘拐事件の謎はさっぱり明かされず。キューブの仲間たちへの千景の心境変化もあるし、少しずつ他者への関わりを心地よく思い出した千景がかわいい。

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    2016年01月02日
  • 思い出のとき修理します3 空からの時報

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    シリーズ第3作、四編の連作。
    修理とは完全にもとどおりになることではない。
    しかし、その傷や汚れも含めて大切にしていけるのならば、壊れてしまったものも愛おしいはずだ。
    本作はその傷や汚れをあえて残すことで、「思い出のとき」をかけがえのないものにしている。

    『星をさがす人』
    時計職人の秀司が高校の同窓会で出会った同級生の川添は悪い噂の絶えない人物だった。
    会社の金に手をつけてクビになったらしい、喧嘩や万引きで警察にお世話になったらしい、いきなり人に殴りかかったらしい......
    そんな曰く付きの人物がなんで今更同窓会にやってきたのだ?
    周囲はひそひそと囁き合い、彼に近づこうとはしない。
    そんな

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    2015年11月23日
  • 拝啓 彼方からあなたへ

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    春のそよ風が自分の中を通り過ぎていくような爽やかな作品だと思い読み進めていると、最後にまさかと思わせる展開に。まさにミステリー。

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    2015年10月23日
  • 異人館画廊 贋作師とまぼろしの絵

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    1作目よりふたりの関係と気持ちに変化が現れはじめていて、たびたびもっと背中を押したくなります。とはいえ過去がまだはっきりしていないので、次回作も読みたいですね。今回はやきもちを焼き余計なことをしてしまう千景がかわいいです。そして自覚のない千景に翻弄される透磨もかわいいです。

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    2015年10月06日
  • 伯爵と妖精 恋よりもおだやかに見つめて

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    前回、あんな格好良い終り方をしたエドガーさん。今回の中編では、なんだかとっても楽観的に。そうだよね。あなたって基本そうだったよね。お坊ちゃんで美形でタラシなんだもんね、デフォルトが。
    と気が抜けるような、ほっとするような。とりあえず、リディアを傷つけることだけはしてくれるな!と読んでいたため、レイヴンに「もっとやれ!もっと言ってやれ!」と思う回数が多かったように思います。
    リディア視点だと、どうしても切ない方へと傾いてしまうので、エドガー視点が新鮮でした。彼、ヒゲ生えるんですね。イラストだと完全無欠の王子だから、なんだかそれも新鮮。
    短編が2つありますが、どうにも続きが気になって仕方がないため

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    2015年09月19日
  • 異人館画廊 幻想庭園と罠のある風景

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    このシリーズも3巻目ですが、どうも、盛り上がったところで急に失速するというか、いつも肩透かしをくらったように感じます。
    ミステリのカテゴリーではないので、種明かしをしたり、衆人環視の元謎解きをする必要はないのでしょうけど、それにしても物足りない。で、結局あのひとは、なんでそれをしてたのさ!の部分が未消化です。
    2巻に比べると、透磨くんは自覚症状も出てきて、覚悟も決まったようです。よかよか。千景ちゃんは、未だに悶々としていて、彼女が「冷静よ!」と言うたびに失笑してしまう。でも彼女、まだ19歳ですもんね。あんなものなのか。
    キューブのメンバーたちにも何か過去が?という伏線も敷かれ、カゲロウさんに会

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    2015年09月12日