谷瑞恵のレビュー一覧
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購入済み
マンガの絵に惚れてます
この「伯爵と妖精」はアニメで見た記憶があるんですが、マンガを読むとまた違った感じに受けられて良いと思いました。
元々香魚子先生の絵は好きでしたから読みたいと思いました。
これからの進展が楽しみです。 -
Posted by ブクログ
恋をすると誰もが臆病になる。
まして以前の恋が上手くいかずに終わってしまっていたら余計に慎重になるだろう。
嫌われたくない、もう二度と失敗はしたくない。
好きな気持ちが強ければ強いほど、人は臆病になっていく。
真実とはいったい何なのだろう?
知っていることだけがすべてだと思い込んで悩んだり苦しんだり。
本当は知らないだけで真実は他にあるというのに、目の前に見えている事実だけが真実だと思ってしまう。
リアルな生活の中にもそんなことは多いのかもしれない。
明里にどこか棘のあるような態度を取る郁実も心の中に癒えぬ傷を抱えている。
明里自身も、前に進んでいく勇気をいまひとつ持てずにいる。
揺れ動く気持 -
Posted by ブクログ
ずっと会っていなかった妹・香奈が突然に明里を訪ねてきた。
卒業を機に家を出てからは、ほとんど帰ることもなく過ごしてきた明里にとって、香奈は微妙な存在だ。
「一人娘だから」と言ってしまえる香奈は、やはり幸せな時を過ごしてきたのだろう。
もしも立場が逆だったら、その言葉にどれほど姉が傷つくかわからないはずがない。
咄嗟に出てしまった言葉は、どんなに取り繕っても本心なのだから。
「思い出なんて単なる過去の記憶だ」
この「単なる」という言葉がやっかいなのだ。
ただの過去の記憶・・・そう言っているのだから。
でも、思い出という言葉にはそのときの感情が必ずついてまわる。
嬉しかった思い出、辛かった思い出、 -