谷瑞恵のレビュー一覧

  • 伯爵と妖精 あまい罠には気をつけて

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    青騎士伯爵エドガーに、フェアリードクターとして雇われてしまう事になったリディア。すぐに口説いてくるエドガーに困りつつも、その真意がわからずにいた。そんな中、霧男(フォグマン)に似た男にリディアは襲われた。

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    2009年10月04日
  • 伯爵と妖精 プロポーズはお手やわらかに

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    フェアリードクターのリディアに求婚する妖精・ケルピーが現れた。更に、青騎士伯爵エドガーは、妖精女王の花婿に選ばれてしまった。けれど、花婿に渡すはずの”月”が盗まれてしまい…

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    2009年10月04日
  • めぐり逢いサンドイッチ

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    谷瑞恵さんのサンドイッチシリーズ(と言うのか?)1弾目。
    大阪市の西区、靱(うつぼ)公園に面したサンドイッチ専門店「ピクニック・バスケット」。ここは笹子と蕗子の姉妹が営むお店。
    常連客の小野寺さん(かなり変わった風貌の怪しい男性、でもとっても気さく)
    サンドイッチのパンを作る「かわばたパン」の店主・川端さん。あだ名は一斤王子。とにかくイケメンらしい。
    主にこの4人の素性、というか、これまでの人生の歩みや好きなサンドイッチの思い出などをもとに、1章ずつ話が進んでいく。
    そして、この「ピクニック・バスケット」のお店に以前から棲みついている、猫のコゲ。パンが焦げたような模様だからだそうだが、おそらくサビ猫なのだろう。コゲは毎日やってくる小野寺さんになついている。

    笹子と蕗子の関係。こどもの頃の思い出の黄色いカレー。コロッケの思い出などなど。身近な食材がサンドイッチの具になる。
    関西の「たまごサンド」は卵焼きを挟んだもの、と初めて知った。私ずっと関西在住なのに知らんかった。そういえば、母が作るサンドイッチは必ず卵焼きが挟んであったのを思い出す・・・。誰もが思い出の味に出会う。それがサンドイッチの具になってるんだから驚き。
    読み終わったあと、私は卵サンドを家族のために作りました。

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    2026年10月30日
  • みちひらきのおかげ犬

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    こちらの作品を読んで、
    はじめて『おかげ犬』という存在を知りました。

    個人的には2・3・4話はその回の登場人物のお話しがメインであまりシラタマが出てこなかったので寂しかったです。
    ラストも意外な展開でしたが、
    最後まで白いもふもふわんちゃんに癒されました♪

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    2026年10月29日
  • みちひらきのおかげ犬

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    江戸時代にお伊勢参りに行けない飼い主の代わりにおかげ犬が、伊勢まで向かったという…
    その現代版かのように、しめ縄のような首輪に赤い巾着袋を首から下げた「おかげ犬」シラタマが、現れる。

    シラタマが寄って行くのは、恋人に置き去りにされた女性、死を覚悟した老夫婦、母を失った少女、行方不明の息子を捜す母親だったり…と悩みある人に寄り添い伊勢を目指す。
    最後には、シラタマの飼い主に…。

    横須賀から伊勢までの連作短編集になっている。
    シラタマが何を言うわけでもなく、何をするわけでもないのだが、不思議なことに人の思いはわかるのだろうかと。
    ただ、悩める人に気づかせてくれるものがあることを感じた。





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    2026年10月18日
  • みちひらきのおかげ犬

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    5篇からなる作品
    2篇ぐらいまでは
    シラタマは添えるだけみたいな物語に
    ちょっとがっかり気味でしたが、
    3篇辺りからは物語の内容自体が自分の好きな感じだったので
    楽しく読めました
    題名にも表紙にもなっているのだから
    もっとシラタマメインの話にして欲しかったかなぁ
    とは思う

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    2026年10月12日
  • みちひらきのおかげ犬

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    江戸時代に飼い主に代わりお伊勢参りをしたという「おかげ犬」。
    現代版おかげ犬のシラタマが横須賀から伊勢まで、人の手を借りおかげ様で旅をする連作短編。
    すごく優しい内容なのかと思っていたけど、恋人に置き去りにされた女性や死を覚悟した老夫婦や母を失った娘など、どの話も重い。
    重いけど純粋で人を信頼するシラタマがかわいくて無事伊勢へ辿り着けますようにと祈りたくなる。
    シラタマに出会い旅の手助けをすることで変えられない自分と未来を前へ進ませらる、これもご利益なのかも。
    人や事件の繋がりが上手くてスッキリだし面白かった!

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    2026年10月07日
  • めぐり逢いサンドイッチ

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    ピクニック・バスケットは、姉妹2人で切り盛りしているサンドイッチのお店。
    ここには味に思い出を持つ人々が立ち寄る。サンドイッチになると、普段とは違った顔を見せてくれるおかずの数々。思い出におしゃれをしたサンドイッチが間に入ることで縁と縁をつなぎ、サンドイッチを食べてみなは笑顔になる。

    悩みを抱えた人々が訪れるが、思い出の味に触れて少しずつ心もほぐれていく。味覚はいつでも思い出と結びついている。それが幸せな思い出だったり切ない思い出だったり、どんな思い出かは人それぞれ。それでも具材と一緒に思い出もサンドされた1品を食べることで皆癒されていく。

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    2026年09月05日
  • ふれあいサンドイッチ

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    ネタバレ

    ただ食べ物を口に入れるだけで、生きていけるわけじゃない。自分でおいしいと思うものをつくれるだけでも味気ない。慣れない料理でも、あり合わせでも、誰かがおいしいと言ってくれるなら、そんな食卓が、明日の糧になる。
                       〜本文より


    食事は生きていくうえで避けることはできない。
    でもただ口に運んでいくだけではない。
    「あぁおいしい」と噛みしめること。
    それがどんなに幸せなことか改めて気付かされました。心に余裕がなくて、ただ口に運ぶだけになってしまっていた日々。幸せは、意外とそばにあるのかもしれないなと思いました。

    そして、料理には誰かにその「おいしい」を届けようと思うこと。その誰かのことを考える時間が大切だと感じました。この子はこれが好きかな?これは苦手だからな…。自分の頭の中で浮かんでるその人が自分にとって大事な人なんだと思いました。

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    2026年08月09日
  • ふれあいサンドイッチ

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    おいしそうなサンドイッチを並べるお店。
    このお店を訪れる人たちは、何だか小さなミステリーというか、秘密を抱えている。
    パンも絶品、中身も絶品なサンドイッチが、心のモヤモヤを解きほぐしてくれているように感じた。

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    2026年08月09日
  • ふれあいサンドイッチ

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    食べ物の絡んだ小説は読みやすい。サクサク読める。涙が出るほど感動したり心が動いたりはしないのだけど、手軽に読めて気持ちが明るくなる。そんな読書もいいよね。

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    2026年07月02日
  • 小公女たちのしあわせレシピ(新潮文庫)

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    メアリさんは大きな麦わら帽子と
    ピンクのワンピースを来てペットの
    ムシャムシャ(豚)を連れてる風変わりに見える老人
    つぐみの祖母との縁でホテルのはなに
    滞在中亡くなる。メアリさんが残していった
    フランスの児童書にはレシピが挟まっており
    ホテルの娘つぐみが、本を見つけた方と
    レシピのお菓子を一緒に作り
    祖母とメアリさんの思い出を辿り紡いでゆく

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    2026年06月26日
  • 小公女たちのしあわせレシピ(新潮文庫)

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    最初の方は、なかなか物語が頭の中でつながらず、???という感じだったけど、最後の秘密の花園の章で一気につながった感じ。
    お茶会に呼ばれてるって、途中でどうしてそう思えたのかわからなかったけど、もう一度読み返すと違うのかな。
    それにしても、秘密の花園が懐かしく、もう一度小説も映画も、見返したくなったな。

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    2026年06月23日
  • 小公女たちのしあわせレシピ(新潮文庫)

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    メアリさんの遺した児童文学とお菓子が幼い頃の懐かしい記憶を呼び覚まし、不思議と肩の荷がふっと軽くなるようなホッとした気持ちにさせてくれた。

    普段忙しさにかまけて見えなかったもの、聞こえなかった声に耳を傾けてみようかなと、穏やかな気持ちにもさせてくる。
    童話とお菓子で繋がっていく人々の縁が心地よく繋がっていくのもいいなと思った。

    メアリさんの「あなたも誰かの贈り物」という台詞が印象的だった。そんなふうに考えると自分の周りの人に優しくしたくなる気持ちが溢れてくる。

    自分だったらどんな本を選ぶだろう?『トムソーヤの冒険』か日本だったら『銀河鉄道の夜』がいいな。「鳥捕り」のお菓子なんか最高!
    読む人の心にそっと寄り添ってくれる温かさに包まれた一冊だった。

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    2026年06月10日
  • 思い出のとき修理します3 空からの時報

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    アントンシュナイダーの鳩時計が欲しくなった。高いのだろうか。でも鳩ではなくカッコウなのかな。

    明里と秀司には幸せになってほしいけど、なんか焦ったい。

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    2026年05月02日
  • こだま標本箱

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    谷瑞恵さんのミステリで、他の本と同様メインの主人公、ストーリーがあってその中で短編がある形です
    主人公は5歳の男の子のシングルママ、喫茶こだまという標本などが置かれているレトロな喫茶店で仕事をしているが、オーナーである伝説収集家の手伝いもすることになって…というお話
    1話目はケサランパサラン
    2話目は井戸の主
    3話目は切ってはいけない庭の木
    4話目は幽霊が通る踏切
    5話目は神隠し
    に関する5話のお話です
    不思議な伝承や伝説から出た話ですが、ほとんどがきちんと解決して、でも不思議なこともあるなってお話ばかりです

    最後で主人公も少しは納得できたのかな、良かったなと思えるお話でした
    面白かったし、読後感が良いので安心して読めます

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    2026年01月19日
  • ふれあいサンドイッチ

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    大阪の靭公園のそばで『ピクニック・バスケット』というサンドイッチ屋さんを営む笹子と蕗子の姉妹の物語。
    今回はハロウィンから冬に向かう季節の5つのお話が収められていました。

    『ピクニック・バスケット』は、悩みを抱えたお客さんの心に寄り添い、お客さんの探し求めているサンドイッチを作ってくれる、思いやりに溢れたお店。
    店頭に飾られていたカボチャのランタンがなくなったり、首輪をしたシャム猫が迷い込んできたり、小さな事件を解決しながらゆったりと物語が進んでいきます。

    想像力が豊かで、いつも個性的なファッションで来店し、場を盛り上げてくれる常連客の小野寺さんは、姉の笹子に片想い中。
    一方、妹の蕗子とイケメンパン職人の川端さんとの恋の行方も、この先とても気になります。

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    2025年12月29日
  • こだま標本箱

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    常葉百絵(ときわ ももえ)は、5歳の息子・太貴(たいき)と暮らすシングルマザー。太貴は4歳の時に「神隠し」に遭ったことがあり、6日後に発見された。
    大きなお城にいたらお父さんが来て助けてくれたなどと空想のようなことを話すので百絵は戸惑っている。写真家だった夫の誠太(せいた)は闘病の末にすでに亡くなっているのだ。
    百絵は『喫茶こだま』に採用されたつもりだったのに、オーナーの賀見社真夜(かみやしろ しんや)から、自分の秘書を兼任するよう言われた。
    賀見社の名刺には「伝説収集家」とある。伝説を集め、買い取って「標本」にするのである。店の中にはそんな「標本」がたくさん飾られていた。

    開けてはいけない箱、埋めてはいけない井戸、切ってはいけない木、踏切の幽霊・・・入り口はホラーによくありそうなキーワードだが、怖がらせのお話ではない。
    言い伝えの元をたどっていけば、始まりには、人と人とのつながりの物語があった。
    遠い昔に仲の良かったふたりの少女たち。病弱だった姉に対する負い目と思慕を抱えて生きる老婦人。木に守られた少年たち。踏切のあちらとこちらに立つ少年少女。

    「標本」という言葉からは不思議なイメージが浮かんでくる。
    古い薬品やほこりのにおい、あるいは乾燥した植物の香りがたちのぼるような感じがする。
    それがかつて確かに生きていた証拠でもあり、失われた命の物語を思い出す手がかりのためにそこにあるのかもしれない。

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    2025年11月27日
  • あかずの扉の鍵貸します

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    本作では「あかずの扉」と表現していますが、いわゆる開かずの間に関するミステリーです。開かずの間に隠された物、それを隠した人の想いなどがテーマになります。が、中盤以降は主な舞台となる「まぼろし堂」と呼ばれる館に隠されたものを探す話になっていきます。
    もし次回作があったら、あかずの扉についてのエピソードをもっと読みたいです。

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    2025年11月24日
  • ふれあいサンドイッチ

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    最近食べ物が絡んだほっこりした作品が多く出版されている。この本も例外ではなく、私はそういったものが好きなのでこの本を手に取りましたが思ったとおり読んだ後は心が穏やかになった。続編もあるようなので引き続き読んでいきたい。

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    2025年11月21日