谷瑞恵のレビュー一覧

  • こだま標本箱

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    まいりました
    また、喫茶店ものかと思いましたが、なかなか責めてきます
    ぜひ続編を早くお願いします
    不思議な話にまつわるものを集める喫茶店の経営者と事情があるシングルマザーと息子の話
    一体何の話だ?的な設定ですが、シングルマザーが社会的に立ち直るまで心を癒してほしいです
    息子の立ち位置が本当にいいです

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    2025年12月29日
  • こだま標本箱

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    常葉百絵(ときわ ももえ)は、5歳の息子・太貴(たいき)と暮らすシングルマザー。太貴は4歳の時に「神隠し」に遭ったことがあり、6日後に発見された。
    大きなお城にいたらお父さんが来て助けてくれたなどと空想のようなことを話すので百絵は戸惑っている。写真家だった夫の誠太(せいた)は闘病の末にすでに亡くなっているのだ。
    百絵は『喫茶こだま』に採用されたつもりだったのに、オーナーの賀見社真夜(かみやしろ しんや)から、自分の秘書を兼任するよう言われた。
    賀見社の名刺には「伝説収集家」とある。伝説を集め、買い取って「標本」にするのである。店の中にはそんな「標本」がたくさん飾られていた。

    開けてはいけない

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    2025年11月27日
  • あかずの扉の鍵貸します

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    本作では「あかずの扉」と表現していますが、いわゆる開かずの間に関するミステリーです。開かずの間に隠された物、それを隠した人の想いなどがテーマになります。が、中盤以降は主な舞台となる「まぼろし堂」と呼ばれる館に隠されたものを探す話になっていきます。
    もし次回作があったら、あかずの扉についてのエピソードをもっと読みたいです。

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    2025年11月24日
  • ふれあいサンドイッチ

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    最近食べ物が絡んだほっこりした作品が多く出版されている。この本も例外ではなく、私はそういったものが好きなのでこの本を手に取りましたが思ったとおり読んだ後は心が穏やかになった。続編もあるようなので引き続き読んでいきたい。

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    2025年11月21日
  • 思い出のとき修理します

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    初めは少女っぽい感じの
    ライトなストーリーかなとおもったけれど…

    誰でももっているちょっとした過去の傷。
    立ち止まってしまいたくなる出来事。

    そんな書き換えられない過去の記憶。
    主人公の明里と時計修理屋の秀司、
    津雲神社の太一たち、
    そして、とりまく商店街の人々が
    ほんのりと苦い思い出を書き換えていく物語。

    やさしい気持ちになれる一冊。

    つづきのシリーズも読もう。

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    2025年11月19日
  • 思い出のとき修理します2 明日を動かす歯車

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    「思い出を修理できるならしたい」と願う人は、現実にも多いかもしれないですね。
    なんとなく過ぎていって、自分の中では整理できているつもりでも、何気ないことがきっかけで溢れてきてしまう。
    気付かないふりも、しんどいですよね。

    第二弾では、明里さんの妹が登場。
    複雑な家庭なのでどうなのかなと思っていましたが、姉妹仲は良いみたいでほっとしました。
    単純な家族じゃないからこそ、距離感は難しいですよね。

    明里さんと時計屋さんの恋人としての距離感は、まだまだこれからという感じですが。
    それよりも太一の存在が気になってきました。
    言動が人間離れしていることは、前作でもありましたけど、今回はさらに。
    彼は何

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    2025年11月04日
  • 思い出のとき修理します

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    意味深なタイトルに惹かれたのですが、これは偶然の産物だったのですね。
    昔ながらの商店街。
    以前は活気があったであろう場所って、どこか寂しげに感じますが、登場人物たちも何かしら過去を引きずっていて。
    全体的に物悲しさを感じるストーリー。

    連作短編集なので、とても読みやすいです。
    それぞれ「思い出」に囚われていたり、傷ついている人たち。
    ひとつひとつ解決していって、それに伴い少しずつ主人公の明里ちゃんと時計屋さんが変化していくのがいいなと。

    途中さらっと爆弾発言というか、予想外の展開があり驚きましたが。
    無事に解決されてよかったです。

    過去は変えられないけど、思い出は修理できるのかもしれない

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    2025年10月30日
  • こだま標本箱

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    ネタバレ

    とき、時間に関わりのある小説が本当に素敵だなと思いました。今作は、古くから今まで時を経て伝わる伝説やものを調べていく物語。
    息子が神隠しにあったのかもしれない…そんな百絵が「喫茶こだま」で働きはじめて、オーナーの伝説収集の手伝いを始めるが、百絵は非科学的な出来事は信じられない、そう思ってた。だから息子が亡くなったはずの父親に会ったもいう発言も信じることができない。しかし物語が進むにつれもしかすると…と考えが変わり、百絵は大貴を誠太が守ってくれたと思うようになる。1話1話ももちろん魅力的で面白いのですが、やはり物語を通しての百絵と大貴の物語が印象的です。
    また、「水を染める色は」が個人的に好きだ

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    2025年10月29日
  • ふれあいサンドイッチ

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    読み終わって、表紙のサンドイッチの意味がわかりました。勝手にバスケットに入ったサンドイッチと思ってた…

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    2025年10月18日
  • ふれあいサンドイッチ

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    姉妹の経営するサンドウィッチ専門店「ピクニック・バスケット」シリーズの3冊目。安定です。サンドウィッチは相変わらずどれも美味しそうですが、どこか参考にしているお店があるんでしょうか。食べてみたい。

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    2025年10月18日
  • めぐり逢いサンドイッチ

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    ほっこりとして穏やかなお話。
    ひとつひとつ、想いを込めて作られたサンドイッチたち。
    近くにあったら常連になる気持ちわかる。
    お客さんの思い出から新たなメニュー作ってくれるのもいいな。

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    2025年07月25日
  • 神さまのいうとおり

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    農業やりたくて田舎には引っ越してきた主人公。
    ひいばあちゃんが教えてくれる、神さま?のおはなし。
    神さまは、すごい?神さまじゃなくて、引用するなら「どちらにしようかな、天の神様の言うとおり」の神さま。
    不思議だけど、ホンワカするお話でした。

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    2025年06月13日
  • めぐり逢いサンドイッチ

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    サンドイッチ、食べたくなる!
    読みやすくて、ほのぼのする物語。家族を思いやる人たちの温かさがどの話にも散らばっていて、生きてくことっていいなと思わせてくれます。

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    2025年04月27日
  • あかずの扉の鍵貸します

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    ネタバレ

    開かずの間と聞くと、怖いイメージを抱く。
    しかし、この本を読んでそんな考えも変わった。

    各章で顕になる住民の抱える謎、全編を通して進行する香りはするが姿の見えない金木犀の謎…

    これらの謎が解き明かされたとき、見えてくる思いやりの心であったり愛情

    ここから、開かずの扉は決して負の感情の溜まり場ではなく、大切にしたい・守りたいという思いの結晶なのだと感じた

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    2025年04月08日
  • 思い出のとき修理します4 永久時計を胸に

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    ネタバレ

    思い出のとき修理します最終巻。ノスタルジックな雰囲気漂う、時計と過去にまつわるミステリーと不思議なようで不思議でない曖昧なファンタジー色を織り交ぜた物語が幕を閉じました。最後まで太一が神様の使いっぽく見せる手法が、自分は大好きでした。彼の正体はどちらなんでしょうね。明里は人間だったと決定づけていましたが、自分はまだどっちつかずな不思議な存在で彼にはいて欲しいです。秀司と明里の関係も彼ららしい答えを出して、最後まで商店街の温かさに包まれた優しい世界でした。彼らの続きがふと想像できるような終わり方に、これからもまだ彼らの時が刻まれていく、未来が広がっているように思います。

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    2025年01月26日
  • 猫だまりの日々 猫小説アンソロジー

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    猫好きな人のための短編集。仕事始めの一週間でバタバタと疲弊したため、猫が集まっていて時間がゆったりと流れるような空間”ねこだまり”で、リラックスしたい気分だった。一年で最も寒いこの時期に、温かい炬燵に入りながら、そして猫の毛並みのようにモフモフとした毛布にくるまいながら読んだ。
    身近で大切な人が亡くなったら猫に生まれ変わって(化けて)帰ってくるという、都市伝説を聞いたことがあったが、本気で小説にしたらこんな感じなのだろうか。猫の頭脳(思考力)の限界とか、猫目線での兄妹感など、作者さん達の豊かな想像力を感じることができた。そして、どの作品もホッコリ癒されるだけでなく、切ない設定(人との別れが必ず

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    2025年01月13日
  • あかずの扉の鍵貸します

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    風彦さんが物静かだけれど、とても頼り甲斐があり格好よく感じた。
    不思議な話と思って読んでいたら、説明がつく話だった。が、複雑すぎて頭の中で家の間取りを考えても良く分からないままだった。

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    2025年01月12日
  • 思い出のとき修理します3 空からの時報

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    ネタバレ

    思い出にまつわる人々の物語を辿る第三巻。今回は恋人の仲も深まってきた明里と秀司の間に、割り込むように登場した郁美というキャラクターによって、二人の関係にちょっとした波乱がありしましたが、それはそれで楽しめました。それに郁美というキャラも掘り下げていくと、明里に意地悪なことを言ってしまう彼女なりの理由があることも判明します。共感できるかは人それぞれとは思いますが、生きていくうえでやっぱり後悔することっていうものをみな少なからず持ち合わせているのだなとしみじみ思いました。そんな後悔をまるで部品を丁寧にひとつずつ嵌めていくみたいに、修復する物語の在り方は今回も顕在です。少し無理矢理かなと思うところも

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    2025年01月01日
  • 思い出のとき修理します

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    心温まる連作短編集。ノスタルジックな舞台の中で、少し不思議なアクシデントに巻き込まれながら、主人公の過去が修復されていく。過去の辛い思い出が修復され、前向きに捉えられるようになったら、巡り合った人と共に新しい時を刻んでいく。
    物語の設定条件(仕事も恋にも疲れた三十路女性がフラりと衰退した商店街に移住する)からして、何となく気だるいような、眠たげな雰囲気でスタートした小説だったが、読み進めるにしたがって、次第に眠りから覚醒するように、商店街と主人公の過去を知りたくて、ページをめくる手が止まらなくなった。最初は灰色・黒色だった物語も、茜色、水色と変化して、最後は虹色に見えている。読者の心象を操作す

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    2024年12月28日
  • 思い出のとき修理します2 明日を動かす歯車

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    ネタバレ

    『おもいでの時 修理します』のプレートに惹かれてやってくる、様々な人達の思いや記憶を巡る物語の第二弾。今回もちょっとした不思議さを醸し出しつつ、過去に言えなかった気持ちやすれ違ったてしまった気持ちの数々をゆっくりと掬いあげ、未来へと続けるための歯車として当て嵌めていく。
    今回も素敵な話ばかりでしたが、前作から関係が進んで恋人同士になった秀司と明里のやり取りにもほっこりさせて頂きました。
    また神出鬼没キャラである太一が自分はけっこう好きなのですが、今回はかなり彼の謎めき度があがったような気がします。この実は不思議なのかもしれないし、そうじゃないのかもしれないという、どっちつかずの絶妙さがこの小説

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    2024年12月18日