谷瑞恵のレビュー一覧
-
異人館画廊シリーズも4作目。
図像学も最初の頃より少し複雑になった気はしますが面白かった!
千景も最初の頃より性格的にも柔らかくなった気がしてよかったです。
透磨のほうも自分の気持ちに整理をつけられ始めたようで2人の距離が縮まって微笑ましくなりました。
このまま仲良くなって欲しいなぁ。
カゲロウ...続きを読むPosted by ブクログ -
読み終わりました!やっとです…やっと!
絵をじーっと眺めたり見たりするのが好きなので
文章だと想像することしか出来ないけど
情景を思い浮かべるの楽しかったです☆
動物とか人や風景。。
どんな姿をしていて
どんな風にすごしているのかどうか
絵には色んなモチーフの意味が隠されている……
私もどんな...続きを読むPosted by ブクログ -
シリーズ3巻目。今号は、いままでよりも気持ちにクローズアップされてた気がします。育った環境、考え方…今後の人生を共にしたいと思う相手が出来た時、多くの人がその違いに悩むでしょう。等身大の悩み。いろいろ思い直し、感謝するきっかけになりました。Posted by ブクログ
-
手紙の素敵さが本全体ににじみ出ていて
優しさに包まれていたお話だった。
作家さんが心からお手紙好きな人なんだなぁというのがひしひしと伝わってきた。
ミステリー部分は少しだけ間延びした感があるけれど
恋愛のもどかしさも少しだけ織り交ぜるつつ、
ほとんどふれてこないのもいいし
親子の情を描いた一番短い手...続きを読むPosted by ブクログ -
異人館画廊、4巻目。
とっかかりの時点で西之宮透磨のじれったさ。好きになる……
物語自体じれったくて、それが押しつけがましいわけではなくて、すっきりとしていてメインは絵画(イコン)っていうバランスが最高…
カゲロウさん絶対この人!
とおもったら、今作の中でしっかりとそれが確認できてよかった!
じ...続きを読むPosted by ブクログ -
ずっと謎だったカゲロウさんがやっと登場。気が付かないわ、あれは。千景の誘拐事件に繋がる人物が出てきたけど、謎はまだまだ明かされず・・・。いつまでひっぱるのかな~、こんなにも思い出させたくない過去って・・・?だんだん千景と透磨の距離が近づいてきているけど、千景がすべてを思い出したときどうなってしまうの...続きを読むPosted by ブクログ
-
透磨くんの言動にいちいちきゅんきゅんする…ふごく好き…素直になれないかんじがたまらないなって思いました…
図像学に関することが前よりもたくさん出てきて、図像学自体に興味が湧いた!Posted by ブクログ -
シリーズ完結編。
今まで楽しませてくれた御礼も含めて★5つ。
サブタイトルを見れば、結末もなんとなく想像もつくが…
収録された3編もすべて、永遠の絆、夫婦に関するものという点が共通していた。
離れているようで繋がっている、離れていることで繋がっている。
いろいろな形があっていいのだ。
そうして、苦い...続きを読むPosted by ブクログ -
やっぱり、谷さんの小説好きです。魔女の結婚から読んでるけど描写が好み。
あと、世界に入りやすいから楽しくなって直ぐ読み終わり、次の巻が恋しくなる・・・・っというわけで、次巻も楽しみにしてます。Posted by ブクログ -
■真実は絵の中に。呪いの絵画をめぐる美術ミステリー!
英国で図像学(イコノグラフィー)を学んだ千景は、祖母の営む『異人館画廊』で暮らしている。ブロンズィーノの贋作の噂を聞いた千景と幼馴染みの透磨は、高級画廊プラチナ・ミューズの展覧会に潜入するが、怪しい絵は見つからなかった。が、ある収集家が所持し...続きを読むPosted by ブクログ -
■名画を模した庭園にこめられた謎――
図像術の絵を求めて離島に住むブリューゲルのコレクターを訪ねた千景。波田野は邸の庭園でブリューゲルの絵を再現し、そこに図像術を込めようとしていた。庭園を完成させれば絵を見せると言われた千景は庭園の謎を追うが、透磨はそれが千景の父・伸郎の設計だと気づく。父の見えな...続きを読むPosted by ブクログ -
もう大分終盤までシリーズで読み進めている中、そういえば初めの二人はどんなだったろうと思い、再読。
面白い!
もう一回読んでも面白いです。そうか、こうやって出会ったんだっけ、レイヴンはこういうこだったっけ、ニコの上着はこうやって手に入ったのか、なんて感慨深く読みました。
ドラマCDの影響で、すべて...続きを読むPosted by ブクログ -
ネタバレしないように書くと、大変に焦点のぼけたレビューになってしまいますが…。
最後に向かって、助走の段階はもう終わったのかもしれないと感じました。きっと、この本の時点で最終地点やエンディングは作者の中にあるのかなと。
ここまで築き上げてきた各キャラクターたちの歴史が、強さと優しさを与えてくれていま...続きを読むPosted by ブクログ -
読み終わりました!
どのお話も切ない・・・
だけど最後はあたたかい気持ちにさせてくれる物語。。
【逆回りの時間】というお話が
過去からメールが届くという表現が
まるで『orange-オレンジ-』のようです!
最初は明里ちゃんと秀司さん
どうなることかとヒヤヒヤしましたが
後半になるにつれ、...続きを読むPosted by ブクログ -
■死を招く絵画に隠された暗号とは!?美術ミステリー!!
独自の意味を背景や小物として絵画に書き込む手法、図像。英国で図像学を学んだ千景は、祖父の死を機に日本に戻ってきた。祖母が経営する画廊には一風変わった仲間たちが集っており人付き合いの苦手な千景は戸惑うばかり。そこで千景はある盗難絵画の鑑定を依頼...続きを読むPosted by ブクログ -
エドガー、それはやったらあかんやつよ、と誰もが思ったであろう男爵令嬢の口説き。
リディアの身辺が急に慌ただしくなり、彼女もエドガーを守るだけに専念できなくなってきたこの巻。これまたファミリーとして、伯爵家のみんなが互いに互いを守ろうと尽力する姿が清々しいです。
谷さんの描くヒロインは、男性を必要とし...続きを読むPosted by ブクログ -
たぶん、このシリーズ中一番すきな終り方だったように思う。いえ、展開は好きではないですが、最後のエドガーのセリフが。
ここ数巻、ずっと苦しいままでいたエドガー。久しぶりに見せた調子の良い彼と、これからのことを思う辛い彼と、そして最後の言葉に込められた意味を思うと、リディアでなくても泣けます。ここからま...続きを読むPosted by ブクログ -
ちょっとダレていたのが、しゃきっとした気が。
初期の、「胡散臭く口説いてくる美形貴族」を「歯牙にも欠けずつんけんしてるふりをして、内心どぎまぎさせられている少女」という構図が好きだった私としては、結婚してから、リディアがなにかというと、貴婦人として振舞わなくてはとか、気品がうんちゃらかんちゃらいうの...続きを読むPosted by ブクログ -
千景と透摩の関係に少し動きがありました。
どちらも少し素直になったような気がします。
そして、千景の父親も名前だけですが登場。
でも娘のことをあまり好いていないようですね。
なんだかなー・・・。
それに京一の空気の読めなさにはイライラしました。
千景の過去を知らないわけないはずなのになんでそんな...続きを読むPosted by ブクログ