谷瑞恵のレビュー一覧
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やっぱりこの作家さんのお話は好きだなぁ。優しくて温かくて、今までこんな風に時計を見たことがなかったけれど、最近触ってない時計を触りたくなってしまった。忘れがちな思いを思い出させてくれる、そんな本だと思う。
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一作目よりも好き!でした。
前回は、図像術がイマイチ前に出てこず、怖い怖い詐欺みたいになっていたような気がしたんですが、今回のは本当に怖かったので。ブロンズィーノの「愛の寓意」を恥ずかしくも知らなかったのですが、この作品を読んでいる最中に実物を見たくなって検索をかけたら、とっても素晴らしい絵画に出会...続きを読むPosted by ブクログ -
面白かったー!
泣けたし、ミステリー。
城山さんと息子さんの話
おばあさんとムスメさんのお話に泣けました。
純粋に手紙って素敵だなーって思いました。
話のスピードも、飽きさせないし。
ミステリーも含まれているので楽しめた。
かなりオススメです。Posted by ブクログ -
今回は、家族についてのお話でした。複雑な事情を自身の家庭に持つ明里は、今回も他人の過去のために頑張ります。奮闘する明里を秀司が見守っていたり心配したりする距離感が絶妙ですね。今回も色々な人の想いと二人(太一くんも入れて三人も好きです)の掛け合いで心が暖かくなりました。次のお話も待ち遠しいです!
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表紙のイラストが魅力的だったのと、「伯爵と妖精」シリーズの作家さんだということで手に取りました。恋愛要素が多めなのかな?と想像していましたが、ミステリ色が強めです。恋愛要素少なめでも面白い人物が多いので、楽しんで読めました。活字だけなのに芸術作品を上手に描写してくれているので、架空のものでも頭に思い...続きを読むPosted by ブクログ
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リディアの「妖精だけはいつでもそばにいてくれるの」っていうセリフが頭の中に残る。いつも素直になれなくて、そんなリディアのことエドガーは分かってるつもりだったのにね。ロタの言葉で気づかされるなんて。ほんとエドガーのバカ!なんで大事な時にリディアのそばにいないの!Posted by ブクログ
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シリーズの中でも一番読み返しているぐらい大好きな作品。
ルシンダに苛々させられつつも、リディアのお人好しさが際立ち、そして健気。そりゃあエドガーでなくても可愛く見えるわ…と思わず突っ込みたくなる。
エドガーが鍋を洗うシーンが好きです。
そして「出来ない事は、変わってもらえばよいのです。」の台詞...続きを読むPosted by ブクログ -
後日談なので、特にどうなるの? 怖い! なんてことはなく、ほんわか優しいフェアリーテイルです。
アルヴィンかわえぇ。特にニコのしっぽ気にしてる絵が好き。
やっぱり性格は優しいお人好しなようで。リディアからの遺伝かしら。
それにしても、コバルト作品の主人公の子供って、長男+男女の双子が多い...続きを読むPosted by ブクログ -
あー、これでもう本当に終わりなんだなとしみじみと思う。
『伯爵と妖精』シリーズ最終巻。
リディアの子供時代の話と後日談。
母アウローラが生きていた頃の、フェアリードクターとして生きると決めたリディアの少し悲しい決断。
シルヴァンフォードで過去と向き合うエドガー。
小さな伯爵アルヴィンのサファイアの...続きを読むPosted by ブクログ -
ついに片思いコンビであるケルピーとアーミンの初会話の話ですね!
私は、割と最初に伯爵と妖精を読み始めた時はこの2人があまり好きではありませんでした。まぁ、主役の恋敵にあたいするので。ですが、話が進んでいくとなんだか普通の恋敵と異なっていて、恋敵であるはずの相手を助けるとか、だからこそその献身ぶりが分...続きを読むPosted by ブクログ -
普段、恋愛小説っぽいストーリーは読まないんだけど、齷齪した毎日から逃避したかった気持ちの表れかな?
珍しく選んだ感じの本でした。
技巧に凝りに凝った難解な表現とかではなく、普段の生活の一部を綴りながら様々な人間模様をゆっくり紐解いているような印象の読みやすいストーリーでした。
ほのほの感が心地...続きを読む -
新婚旅行編!ktkr!!
リディアがお茶会でいじめられ
おばあさんからもらったバッグ捨てられ
落ち込んで
でもそんな心配はかけまいと気丈にエドガーに接するが
どうにも気持ちは隠せるわけなく、
エドガー、ここのシーンほんま紳士( ´罒`*)✧
アーエスの気持ちは女だったらわかるよなぁ…
...続きを読むPosted by ブクログ -
自分が生まれれば母リディアは命を落とす。そしてプリンスを倒すためには父エドガーを殺さなければならない・・・。過酷な宿命を知り、アルヴィンはリディアたちの前から姿を消した。アルヴィンの行方を案じながらも、戦いに向けて準備を進めるエドガーとリディア。さまざまな想いが絡み合うなか、ついに最後の戦いが幕をあ...続きを読むPosted by ブクログ
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シリーズ2作目となる本作。
1作目で恋とまではいかないまでも、確実にリディアを気に入ったエドガー。
ただ、この頃の彼女に対する思いは、女の子として以上に“妖精博士(フェアリードクター)”としての期待の方が大きいようですが、
女性を近くに留める=口説き落とす、という方程式しか頭にない彼は、それはもう熱...続きを読むPosted by ブクログ -
あぁ……終わった。
ケルピーとアーミンの最期のシーンは、そこだけ何度も読み返してしまったくらい、切なくて、好きな場面。
主役のふたりよりも、このふたりのほうがわたしは好きなのかもしれない。
大風呂敷を広げて、ちゃんと回収できるのか心配だったけれど
見事に着地してくださいました、谷さんありがとぉ!Posted by ブクログ -
嘘をついてリディアをヘブリディーズへ連れ去った、いけ好かなかったパトリックだったけれど
え、この表紙のイケメン誰ですかー!Σ(□`*)的な。
彼がアウローラの弟だと判明したのも、わたしとしては驚いた部分。もっと若い、リディアと同年代ぐらいだって、なんだか勝手に思いこんでた。。。
イブラゼルへの入国を...続きを読むPosted by ブクログ -
記憶を失くしたところで、心まで失ってはいないワケで。
リディアを想うエドガーの愛は本物なんだなぁ、と実感する巻。
(相変わらず校正モレがあって、若干萎んじゃいますね)
あと残り2冊で、エドリディの長い永い旅は終わるんだよなぁ。
どんなふうにこの物語は終着するのだろう。
谷さん、ちゃんとハッピーエ...続きを読むPosted by ブクログ -
短編集でありながら、冒頭の1編は間奏曲のよう。
イギリス本土へ戻るまでの船のなかの出来事。
リディアの心中を思うと、なんて切なくて苦しい。
残り2編は、まだ新婚ほやほやのころのエドリディ。
本編がシリアスで、目を離せない状況だからなおさら、
エドガーの溺愛っぷりが切ない。
今ここで、こういう話を読...続きを読むPosted by ブクログ -
そして組織を出て、リディアと共にいることを決めたエドガー。
やっぱりふたりは一緒にいるべきだ。
それに……キヤァ(*ノノ)
ラノベなのにっ!
前巻のエドガーの、リディアに対する冷徹な態度は(今までが甘々だっただけに)単なる一読者のはずのわたしにもかなりのダメージだった。
わたしがリディアだったなら...続きを読むPosted by ブクログ