谷瑞恵のレビュー一覧

  • 神さまのいうとおり
    不思議なことによって前を歩いていけるようになる、素敵な話。
    迷信と言いつつ、こういうものに頼ってるのは私も同じだな。ひいばあちゃんが可愛い。
  • あかずの扉の鍵貸します
    それぞれのあかずの扉にまつわる人生とか思いが深く、一見怪しそうな人たちもみんな良い人でよかった。
    建物がどんな造りになってるのか、図面が見たい。
  • 神さまのいうとおり
    懐かしい感じ
    うらやましい家族

    子どもの頃、母からいろいろ聞いた
    新しい靴は夕方におろすものじゃない墨をぬらなくちゃ
    夜口笛を吹くと蛇がくるよ

    ひいばあちゃんやおばあちゃんと生活しなくても
    母が教えてくれた
    それを私は子どもたちに伝えていない

    時代は変われど
    八百万の神さまはいる

    自然と一緒...続きを読む
  • 拝啓 彼方からあなたへ
    手紙を書きたくなりました。
    物語の先が気になり、どんどん読み進めてしまいました。意外とサスペンス要素が強かったです。
  • めぐり逢いサンドイッチ
    サンドイッチ好きなので読みたかった本。
    少し切なくて、でも最後はサンドイッチのように、ふんわりと心温まる作品だった。
    4つ目の「はんぶんこ」がよかった。
  • 神さまのいうとおり
    橋の下で拾った子だと言われて育った主人公は高校生。単なる言い伝えなのだろうけど、同じことを言われて育った自身に重なる。他にも耳にしてきた言い伝えを、この本が温かく解き明かしてくれた。昔から人はこうして見えない何かに守られてきたんだと今になって思う。こんなひいおばあちゃんがいたら家族は心強いね。
  • 思い出のとき修理します4 永久時計を胸に
    最終巻にして、ぎゅっと心を掴まれました。好きだから離れたくない、でも夢を諦めて欲しくない、離れると不安になる…色んな思いが詰まった本でした。
    ハッピーエンドだったけど、こんなハッピーエンドもあるんだなと思いました。
    素敵なシリーズ本でした。
  • ふれあいサンドイッチ
    蕗子の川端さんへの想いがじれったくてヤキモキしていましたが、ようやく一歩踏み出す事ができて良かったです。

    一斤王子こと川端さんもイケメン故の悩みがあって、蕗子への気持ちを持ちつつも尻込みしてたけれど、やっと行動してくれて嬉しいです。

    小野寺さんと笹子もまだ決定打ではないので、こちらも気になる所で...続きを読む
  • 拝啓 彼方からあなたへ
    高圧的で強引で自信満々な男ばかりが寄ってくる自分に対して、頼りなく見えてしまう自分のせいだと自分に非があると思いこんでいた志穂が、変わっていく姿。

    決断力がなくて1人では何も決められなくて、顔色ばかりを伺ってしまい、そんな志穂の部分を良いように利用されて
    支配されている状況なのにも関わらず自分を見...続きを読む
  • 思い出のとき修理します
    心温まるおもいでの修復。登場人物は未来に向かうために過去を修復し前に進んでいる。
    それぞれの思い出のお話が気になりすぎて一気に読み進めてしまった。
  • 異人館画廊 盗まれた絵と謎を読む少女
    作者買い。昔から大好きな作家さん。
    ミステリーですがキャラクターの魅力、ストーリーの魅力は健在。ついつい読み進めてしまう作品。
  • 異人館画廊 星灯る夜をきみに捧ぐ
     イギリス留学時代の恩師から博士論文を勧められた千景。それは再び渡英を意味している。そんな中、不可解な強盗事件に呪われた絵画が関わっていると相談を受けた透磨と千景は、カラヴァッジョに魅せられた男と、父との軋轢に苦しんでいる女との奇妙な接点に気づき…

     父との軋轢があった稔がある意味被害者で、何とも...続きを読む
  • 異人館画廊 星灯る夜をきみに捧ぐ
    異人館画廊シリーズ待望の最新作。
    第一部完結。

    透磨の最後のささやき。
    「来年は、保護者でいるのはやめますからね」
    千景と恋人同士になるのかな?
    そして千景はイギリスに戻るのかな?
    第二部が楽しみです。
  • 思い出のとき修理します4 永久時計を胸に
    今回もファンタジーと現実が見事に融合してました。みんなが幸せになる、読み終わって心地よさを感じる、このシリーズが終わってしまったのは残念ですが、登場人物たちのその後を想像するのも楽しいです。
  • 思い出のとき修理します3 空からの時報
    今回もファンタジーと現実の絶妙なバランスが心地よく、全体を通してあたたかい気持ちで読み進めることができました。
  • 思い出のとき修理します2 明日を動かす歯車
    リアルとファンタジーの境界がぼやけて混ざり合い、リアルに着地させる物語の展開は相変わらず続きが気になって、読みやめどころを見失わせます。このシリーズ、面白いです。
  • 思い出のとき修理します
    この物語を読んでいるときの穏やかな時間が好きです。ファンタジーかと思いきや全て現実という展開も、どう着地させるのか、毎回楽しみです。
  • 思い出のとき修理します
    心の中に引っかかった過去に囚われた登場人物たちの思い出を修理する温かい物語。
    寂れた商店街と優しい人たちのコントラストが心地良く、それを取り巻くちょっと不思議な出来事がファンタジーでない所がむしろドキドキします。
    彼らの日常の続きをまた読みたいです!
  • 思い出のとき修理します4 永久時計を胸に
    時計というタイトルに惹かれて読み始めた、このシリーズ文庫本も、本書が4巻目で最終巻。昔ながらの機械式時計修理だけで商売が成り立たなくなり、日本全国各地の商店街には必ずあった時計店も、いまや姿を消している。一方、郊外大型ショッピングセンターの出現によって、シャッター通りかしている商店街の復興も、全国各...続きを読む
  • 伯爵と妖精 1

    ミステリー

    最初ハクスリーと伯爵の顔が区別つかなくて2回読み返しましたが、基本的には絵がキレイで読みやすい。

    ファンタジーな世界だけど少しハードボイルドで、何人もの思惑が交差していて読み応えがある