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スコットランドのエジンバラ近郊の町に住むリディアは、妖精について何でも知っているという妖精博士(フェアリードクター)の看板を掲げて、妖精がらみのあれこれを解決する仕事をしようとしているが、産業革命によって街灯が輝き、鉄道が走るようになったヴィクトリア朝のイギリスでは妖精はすっかりおとぎ話扱いで、村人から変わり者の娘として遠巻きに見られるばかり。ある日、ロンドンで博物学の教授をしている父からイースターを一緒に過ごそうと誘われてロンドンへ向かうものの、途中でトラブルに巻き込まれて知り合ったエドガーという男性から、自分が妖精国に領地を持つ伯爵家の子孫であることを証明するために力を貸してくれと頼まれ、フェアリードクターの仕事として引き受けることにするが…という形で始まる長編ファンタジー小説です。
妖精が見えることで人間とうまくやれないリディアと貴族らしい見た目と言動にもかかわらず闇を抱えているエドガーが、徐々に明らかになる彼の過去や妖精の絡む事件などを通じて、本当に少しずつ心を通わせていく描写が細やかで、読んでいてグッときます。主人公以外の登場人物も個性豊かで、かなりの長編にもかかわらず、スムーズに読み進めることができますが、先が気になり過ぎて夜更かししてしまうかも。個人的には、鉱物好きにもオススメしたいお話です。
Posted by ブクログ
☆コウノトリのお気に召すまま
伯爵家の門前に置かれたバスケットの中には…。
婚約前のお話。
リディアを『母ちゃん』と呼ぶ赤さん登場。エドガーと三人の家族(ごっこ)が微笑ましいです。
☆紳士の射止めかた教えます
こちらも婚約前のお話。
リディアの言動の数々はつくづくエドガー泣かせ…でしたねぇ。ホント、よくめげずに頑張った…!エドガーは本当にスゴイの一言。
☆学者と妖精
初読時は普通にカールトン夫妻の馴れ初め話として読んでいた気がするんですが、改めて読み返すと伏線が至る所に張られていて、スゴイの一言。
リディアは間違いなくカールトン教授とアウローラの娘ですね(笑)
そして、『コウノトリ〜』で言っていた通りエドガーはアウローラに似ているかもしれない…。
出来る事なら、カールトン夫妻のこの話も、アニメ化して欲しいなぁ…。
Posted by ブクログ
短編集。
まだ婚約が正式でなかった頃の2編と、リディアの両親の駆け落ちエピソード。
リディアとエドガーの先が知りたい身としては、ここで両親エピソードとはなかなかやきもきさせられますが、次巻からの布石だらけの話でありました。
しかし母であるアウローラの性格が、想像していたのとは随分と違って。
それとニコがアウローラが先生と会うまでは、そんなに美人じゃなかったというのが、分かるエピソードで、女の子の恋の力ってすごいなぁと思いました。
彼女はちゃんと来るべき再会の為に(それがある可能性は限りなく低くても)努力していたってことだもんなぁ。
でも一番好きなのは、リディアとエドガーの間にティルがいた「コウノトリのお気に召すまま」かもしれません。
お父さんエドガー。
お父さんエドガー!!
見直せ、リディア!と思いました(笑)
Posted by ブクログ
ふたたび短編集。といいながら半分くらいはリディアのパパママ・カールトン教授とアウローラの話。なるほど、アウローラはチェンジリングだったのか。ということは、リディアは妖精と人間のハーフってことでいいのかしら。二人の話を読んでいたら、どうやらこれからはリディアを巡る話が多くなってくるのではー、と思った。今まではエドガー編だったけどこれからはリディア編ですよという風に。
二人の話以外はふたつお話があって、どれもロンドン橋に〜以前の話なのでまだリディアはつんつんしてますけど、やっぱり微笑ましいなあと思います。特にコウノトリの話なんかは。私は疑似家族や夫婦な話が好きなんですよ。もっとシアワセなエドリディが読みたいので、まだまだ突っ走る予定です。気付けばはや五冊連続くらい読んでる! おかしいなあ…結婚が決まってからかなり勢いづいているようです、私の中で。
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小説・文芸
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