無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
スコットランドのエジンバラ近郊の町に住むリディアは、妖精について何でも知っているという妖精博士(フェアリードクター)の看板を掲げて、妖精がらみのあれこれを解決する仕事をしようとしているが、産業革命によって街灯が輝き、鉄道が走るようになったヴィクトリア朝のイギリスでは妖精はすっかりおとぎ話扱いで、村人から変わり者の娘として遠巻きに見られるばかり。ある日、ロンドンで博物学の教授をしている父からイースターを一緒に過ごそうと誘われてロンドンへ向かうものの、途中でトラブルに巻き込まれて知り合ったエドガーという男性から、自分が妖精国に領地を持つ伯爵家の子孫であることを証明するために力を貸してくれと頼まれ、フェアリードクターの仕事として引き受けることにするが…という形で始まる長編ファンタジー小説です。
妖精が見えることで人間とうまくやれないリディアと貴族らしい見た目と言動にもかかわらず闇を抱えているエドガーが、徐々に明らかになる彼の過去や妖精の絡む事件などを通じて、本当に少しずつ心を通わせていく描写が細やかで、読んでいてグッときます。主人公以外の登場人物も個性豊かで、かなりの長編にもかかわらず、スムーズに読み進めることができますが、先が気になり過ぎて夜更かししてしまうかも。個人的には、鉱物好きにもオススメしたいお話です。
Posted by ブクログ 2013年11月05日
もう手に入れることもないと思っていたシルヴァンフォードのことで、エドガーは動揺しまくり。
お互いに相手の立場に立って物事を考えるのはいいことだけれど、それが独り歩きしすぎちゃってて憶測の域を出ないし、売り言葉に買い言葉で喧嘩しちゃうんだってばー!とお節介風を吹かせたくなる。
でも結局は、二人とも相...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年06月24日
ついに妖精国へ行くための船の場所が判明。
その船探している一方で、レディ・キャスリーン登場。
エドガーの生家であるシルヴァンフォード家唯一の生き残り。彼女が結婚して生まれた男児には、シルヴァンフォードの爵位が与えられるかもしれないという噂に、エドガーとリディアの心が揺れます。
まあ毎度似たようなこ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年02月11日
本当ならばシルヴァンフォード家を継ぐはずの妖精国伯爵・エドガーが、シルヴァンフォード家の生き残りである、婚約者のいる少女と出会ってしまう。「あたしじゃ、エドガーの望むものをあげられない」――そう悩み、お互いの仲がぎくしゃくしてしまうリディアの前に“予言者”を名乗る存在が現れて……
しばらく読んでな...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年11月16日
メースフィールド公爵のカントリーハウスに招かれたリディアとエドガーはシルヴァンフォード家の生き残りの令嬢に出会う。その令嬢はエドガーに気があるような視線を送り、エドガーもシルヴァンフォード家の生き残りの令嬢ということで無下には出来ず、リディアとエドガーはすれ違う。
今回はエドガーらしくない感じでし...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年11月07日
内容はとってもシリアスだったりするのですが、甘々なシーンもしっかりふんだんに詰め込まれております!!
エドガーがいつになく可愛いです。色んな意味で。(笑)
結構衝撃的な展開もあったりで、一気に読めてしまいました。
挿絵もかなりオススメです^^*
泣きたくなるほど悲しくなったり切なくなったり、らぶらぶ...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年11月02日
<1~21>第21巻 続きが間が空くってのがもどかしい!今回はケリーに笑ったり貴族の誇りの為に戦ってきたエドガーに胸が痛かったり最後の預言者の発言に驚いたりと忙しかった。でも一番はニコとの関係にまたうるっときた。元々母子ものに弱いんだけど、ニコに関してはそれに通じるものがある。いやそれ以上かも。聖地...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年08月22日
今回は・・・うーん・・・。
自称預言者のダネルが出てきました。
そしてエドガー・・・。
キャスリーンに動かされすぎだ・・・。
リディアを信じてあげないでどうする。
可哀想で見てられなかった。
後で後悔していたけど、それぼど彼にとってシルヴァンフォードのことは重い問題なんだなって思いました。
最後のダ...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。