谷瑞恵のレビュー一覧
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ネタバレ谷さんの作品は2作目。
この本で、わたしの好きな作風の作家さんだと確信した。
あかずの扉がたくさんあるまぼろし堂。設定がおもしろくて、ファンタジーが好きなわたしには楽しく読めた。
まぼろし堂の持つ雰囲気や噂は何だか不気味で怖いし、下宿人も謎めいているのに、怖いというよりも優しい世界観で話が進む。それがとても心地良い。
登場人物はそれぞれ謎や秘密を持っていて、それが明らかになるにつれて切なくなるけれど、最後にはちゃんと希望や優しさが見えるのがよかった。
あかずの扉は、「もしかしたら、現実の、新しい世界につながっているんでしょうか」という朔実の言葉がすごく素敵だと思った。
いつか続編が出たら -
Posted by ブクログ
ネタバレ連作短編集でサクッと読めるんだけど、優しさと温かさが後を引いて最後まで一気に読んだ。
不穏になったりハラハラしたりせずに終始優しい雰囲気で話が進んでいくのが心地よかった。
すごく泣ける表現をしているわけではないのに、その優しさが心に沁みてきて涙が出た。
わたしは蕗ちゃんよりの性格をしていると思う。
笹ちゃんみたいな人は好きなのに、自分と比べて落ち込むこともあるし、素のままで周りに慕われていることを羨ましくも感じる。わたしは笹ちゃんみたいに生きられないからすごく眩しく思えた。
最後の章で笹ちゃんの淋しさに触れた時、笹ちゃんと蕗ちゃんが姉妹で本当によかったと思ったし、この姉妹をすごくリアルに感 -
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小公女たちのしあわせレシピという題名の「小公女」という言葉に惹かれてこの本を手にしました。私の愛読書は、小公女です。
いつもピンクの服を着て、英米の児童書を持って現れたどこの誰だか分からない不思議な人「町田メアリ」。町田メアリは、40年前(当時30代)に記憶を失い、手元には児童書の入ったキャリーバックのみで身分証もなく、ずっと思い出すことができないまま亡くなっています。今は亡きメアリさんの本がこの街の様々な人へ届けられていて、その1人である主人公の野花つぐみが本を探していくお話です。
児童書には、その本に登場するお菓子のレシピが入ってていてワクワクしました。本を手にした人達が物語とお菓子に背中 -
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【あらすじ】
大阪は靭公園にある小さなサンドイッチ専門店〈ピクニック・バスケット〉の店頭に飾っていたカボチャのランタンが消えてしまった。
常連客の小野寺がカボチャに手を噛みつかれたまま走り去っていく女性を見かけたというが ——— 。
心温まるサンドイッチシリーズ第3弾。
【感想】
だんだんと登場人物たちに愛着が湧いて来ている感じです。
それぞれのエピソードもですが、何よりも蕗子が少しずつ成長している様子がまたいいんですね。
1冊目では物足りなかったサンドイッチについての描写も少し増えているのも◎です。
いずれ、レシピ本か何か、出してくれないでしょうか。 -
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ネタバレ 無料版購入済み
思い出2
なぜかな~?懐かしさを感じますね~。作品全体に漂うやさしい雰囲気が、とってもいいですよね~♪こういう、やさしい人たちに囲まれて暮らせるのって、とってもしあわせなことですよね~。
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ネタバレ 無料版購入済み
思い出1
ふう。泣かせますね~。タイトル通り、とってもやさしくてハートフルな内容で、どのエピソードも心に響きました。不思議な懐かしさも感じさせられる作品で、とってもよかったです♪
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