谷瑞恵のレビュー一覧
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本編からちょっと離れた短編集で、エドガーがまだシルヴァンフォード侯爵家のの嫡男だった頃の話が中心です。後半はリディアとの新婚生活の一編で、最後はその二つが融合したように、二人でエドガーの過去を乗り越えていく話になっています。
最初の頃は「ああエドガーだなぁ」と思いつつ、それでもイマイチ盛り上がりに欠けたのですが、後半いつものメンバーが出てくるようになると、俄然楽しくなりました。
分かりやすい私……(笑)
この本で私は初めて十二夜の存在を知りました。クリスマスから数えて十二日目でクリスマスが終わり、ツリー他の飾り付けを撤去、というのが新鮮にオドロキ。
十二日後って、モロ新年じゃないですかー。 -
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Posted by ブクログ
伯爵と妖精の第七巻です。
実家に帰ってしまったリディアをエドガーがどう丸めこむのか(ぇ)が見物でしたw
今までは押すばっかりだったエドガーがちょっと引き気味だったり。
上手く口説くだけじゃなくって、自分に巻き込みたくないからあえて言わないとかいじらしいじゃないですか。
リディアも心配して家まで駆けつけるとかwwもうお前ら早く結婚しろよ(笑)
二人の心理のすれ違いがたまらないです
新しい妖精のバンシーもいいキャラ出してますね。涙が琥珀とか素敵。
ケルピーもメインになってきましたね。最初はちょこっと出てくるだけだったのに、最近じゃすっかりエドガーのライバルですね。
今後の展開に期待です! -
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後編。
とりあえず、ハッピーエンドでよかったです。途中、ロジャーがああなってしまった時には「ぎゃー!」って思いましたけど。正直、ジェラルドよりロジャーの方が好み。
ヴィクターのような男は嫌いなので、まさかそんなことにはなるまいと思いながらもやきもきしました。あるべきところに収まってくれてよかった。
ただ、何か、イザベラがすごい老けた老女みたいなキャラデザになっていて、それが何とも言えず不満。いや、そもそも、あんまりこのイラストが好きじゃなかったので、谷さんの本でなければそこで敬遠して絶対に買わなかっただろうなぁ、というのはありますが、イザベラが好きだったので、いくら成長したからってあんな老け顔 -
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原作第2巻「あまい罠には気をつけて」です。
アシェンバート伯爵家の妖精博士となったリディアはドーリス・ウォルポール男爵令嬢が霧男にさらわれてしまったかもしれないという相談を受ける。ドーリス嬢の周辺を調べているうちに従姉のロザリーの傍に悪しき妖精ボギービーストがついていることがわかる。
ドーリスの失踪にはロザリーが関わっているのか?
なんだか微妙な距離感の二人が懐かしいです(笑)こんな事件もありましたね。すっかり忘れてました。
我侭娘ロザリーが良い感じにうざいです。褒め言葉ですよ?
エドガーはまだニコの言葉がわからないんですよね。なのに叱られたりうそつくなよって助言はなんとなくわかるっていう状 -
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妖精と話ができるリディアは、口説き魔でいわくつきの過去をもつ伯爵エドガーに雇われる妖精博士。ある日、彼女のもとに野の花の妖精が現れ、青騎士伯爵のエドガーを妖精女王の花婿として迎えに来たと言う。ところがエドガーに渡すはずだった”月”を盗まれてしまう。同じ頃、スコットランドからは獰猛な妖精ケルピーが、リディアを連れ戻すためにやってくる。彼にプロポーズされ断ったという過去をもつリディアは慌てるが・・・。”朱い月”の正体を掴んだエドガーは画家のポールと話をしようと敵陣の真っ只中に一人で向かう。敵の刃に倒れた彼を助けるため、リディアはあることを決心する。
「僕と結婚してくれ」・・・!!あぁストレートす -
Posted by ブクログ
妖精と話ができる少女リディアは、いわくつきの過去をもつ若き伯爵エドガーに雇われる妖精博士。わけあって形ばかりの婚約をした二人だが、エドガーは低級紙を賑わすほどの女たらしで、リディアは振り回されてばかり。ある夜、エドガーの知人を名乗る霊媒師が降霊会を行なった。宿敵プリンスの罠だと知りながらあえて会に参加したエドガーの前に現れた霊媒師は、死んだはずの仲間アーミンにそっくりだった。エドガーは戸惑いながらも、霊媒師の正体を掴もうとする。ところがその矢先、リディアがプリンスの手下ユリシスに連れ去られてしまい・・・。
リディアがやっとエドガーに甘え始めたような気がします。そして、エドガーの口説き文句への -
Posted by ブクログ
青騎士伯爵エドガーの顧問妖精博士で、エドガーの婚約者ということになっているリディアは、領地で妖精が人間の赤ん坊を丸太や石、ときには妖精の赤ん坊と取り換えてしまう「取り換え子」が起きているらしいことを、依頼人マーサからの手紙で知る。リディアは一人で問題の領地へと向かおうとするが、船に乗った途端に海賊たちに連れ去られてしまう。実はその海賊たちは、エドガーのかつての悪友で・・・。仲間のベティが行方不明になっていると聞いたリディアたちは、村に入って調べようとするが、どうやら青騎士伯爵だと偽っている人物がいるらしく・・・。プリンスの企みなのか?エドガーたちは村長が何かを隠していると感じとる。
レイヴン -
Posted by ブクログ
エドガーと共に、母アウローラのお墓参りにスコットランドへ里帰りしたリディアのもとに、兄と称する妖精のブライアンがやってくる。彼はフィル・チリースの一人で、妖精界へ帰る前に妹に会いに来たというが、リディアは自分がチェンジリングで人間界にきた妖精だと信じられない。その頃、マッキール家は予言者を復活させるために妖精の血をひくリディアを利用しようとしていた。妖精界に入ってしまったエドガーと離れ離れになり、リディア命を削ってでも彼を守ろうと決意する。そして結界の中の聖地にたどり着いたとき、そこにはエドガーがいた。彼がプリンスの記憶を受け継いでいることを知ったリディアは、それでも彼とともにいようとするが・