あらすじ
【電子版限定書き下ろしカバー】ジェラルドがハイディーンに帰ってきた。美しい女性を伴って。もう二人の約束は過去のことになってしまったのね…とエリカは落胆するのだが…。一方、ケンブリッジで医学の勉強に励んでいるはずだったイザベラは、遠くアレキサンドリアの地で運命の出逢いに身を焦がし…。そして、人気小説家となったロジャーは、エリカとの夢を最後の小説に託して!? 19世紀英国青春ロマンス、感動の結末へ!! 大ヒットシリーズ『思い出のとき修理します』『伯爵と妖精』の著者が贈る青春少女小説!
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Posted by ブクログ
ずっと待ってたと言えなくて。
連絡もしなかったことを伝えられなくて。
沢山すれ違って傷つけて。
でも忘れられなくて離れられなくて。
自分もどこかで感じたような想いにほとんど泣きそうになりました。
いやー五冊一気に読みましたけど、こうなるのかwww
まあ一巻の時点でジェラルドとくっつくことは誰もが予想できたわけですが、ロジャーァアアアアアアアア(うるさい
ドロシーはすごく意外でしたけど、イザベラは何となく納得できました。
これからまた勉強を続けて医学の道を進む彼女の傍らにユージーンが居ればいいなと思います。
しかしこうなると、キャロルとかレベッカとかの選んだ道も少し気になりますねw贅沢かもしれませんが。
マザーグースの詩ってこんなに素敵なんですね。
シュガーとスパイス。すみれの青。縫い目のないシャツ。孔雀の羽。
ジェラルドとエリカにはこれからは本当に幸せになってほしいですね。
苦労した分、二人にはそれができると信じています。
三巻までのあの寄宿舎のわいわいした雰囲気も大好きです。
それこそ本当に青春というか。
世界の大きさも、自分の小ささも知らない、無邪気な彼ら。
林檎を摘んで自転車に乗って、他愛のないおしゃべりをして。
本当に素敵な作品でした!
Posted by ブクログ
すれ違い続けている間は胸が痛くなるほど切なかった。
もぉぉ!って思いながら読んでいた。
ロジャーもなぁ・・・・!!!
みんな大人になって、昔思っていたのとは全く違う未来が出てくる。
もっとゆっくりお話が進んでくれても・・・・とちょっと感じました。
Posted by ブクログ
後編。
とりあえず、ハッピーエンドでよかったです。途中、ロジャーがああなってしまった時には「ぎゃー!」って思いましたけど。正直、ジェラルドよりロジャーの方が好み。
ヴィクターのような男は嫌いなので、まさかそんなことにはなるまいと思いながらもやきもきしました。あるべきところに収まってくれてよかった。
ただ、何か、イザベラがすごい老けた老女みたいなキャラデザになっていて、それが何とも言えず不満。いや、そもそも、あんまりこのイラストが好きじゃなかったので、谷さんの本でなければそこで敬遠して絶対に買わなかっただろうなぁ、というのはありますが、イザベラが好きだったので、いくら成長したからってあんな老け顔はなかろうって思うんだけど……。私的にはあれはなしです。