谷瑞恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
きやぁ、ケルピー、カッコイイ……!(登場人物紹介の絵に撃ち抜かれた)
でも……凶暴なのか。
英国19世紀後半、ヴィクトリア朝。
「エマ」や「アンダロ」で知り得た上流階級の立ち居振る舞い。
それがどこまで真実かは判らないけれど、そういう意味では、このお話は緩いなぁ……と思ってしまう。
まぁ、お金で爵位を買い取る人もいたらしいし、
「青騎士伯爵の末裔」と名乗っているエドガーだって、そういうものだと思えば。
リディアは髪の毛を下ろしているけれど、
19世紀の英国。
ある程度の身分の女性、仮にも伯爵家に出入りしている女性は、髪の毛をまとめているものなのじゃないのかしら……とか、そういう本文とは関係 -
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Posted by ブクログ
エドガーの記憶が戻り、伯爵家の人々も決戦に向けて動き出します。
そして、プリンスを倒すという使命を負って、ユリシスの身体を借り
この世に現れた、リディアのお腹にいるはずの子供、アルヴィンが登場。
この彼が、とってもいい味を出しています。
純真で誇り高くて、両親のことが大好きで。
本当にいい子。
エドガーの幼い頃ってこうだったんだろうなと彷彿とさせます。
彼はリディアとエドガーの愛を受けて、まっすぐ育ったら
大丈夫だなって思います。
ただ、無垢なだけに組織も彼を放っておきはしませんので
最終巻で大団円に期待してしまいます。
リディアはもうすっかりお母さんらしくなっていますが
エドガーは -
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Posted by ブクログ
☆コウノトリのお気に召すまま
伯爵家の門前に置かれたバスケットの中には…。
婚約前のお話。
リディアを『母ちゃん』と呼ぶ赤さん登場。エドガーと三人の家族(ごっこ)が微笑ましいです。
☆紳士の射止めかた教えます
こちらも婚約前のお話。
リディアの言動の数々はつくづくエドガー泣かせ…でしたねぇ。ホント、よくめげずに頑張った…!エドガーは本当にスゴイの一言。
☆学者と妖精
初読時は普通にカールトン夫妻の馴れ初め話として読んでいた気がするんですが、改めて読み返すと伏線が至る所に張られていて、スゴイの一言。
リディアは間違いなくカールトン教授とアウローラの娘ですね(笑)
そして、『コウノトリ〜』で -
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Posted by ブクログ
第一部完。といったところでしょうか。
前巻でリディアを守るためにケルピーに託したエドガーは、彼女を迎えにスコットランドへ。
リディアはケルピーの魔法にかかり、エドガーの事はメロウの剣を手に入れたマナーン島での出来事以降、ロンドンで伯爵家の妖精博士として働いていた記憶を失っていた…。
ロンドン橋に眠る乙女や、フレイアも出てきました。
大切なものを守るためにとんでもない爆弾を抱える事になったエドガーは、そして記憶を取り戻して伯爵家の一員となる事を決めたリディアは今後どうなるのか。
…改めて読み返すと、ここで例の『彼』の影が出てきてたんですねぇ…。全然気づかなかった…。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ前作でスコットランドで休暇という名目で戻ってしまったリディア。
そこで300年前ではなく、100年前に青騎士伯爵が英国に現れたらしいことを知る。
謎を解くために、人魚の棲むマナーン島へ向かう。
その頃ロンドンではポールの元に不思議な少女が表れて…ということで、青騎士伯爵家のバンシー登場。
『バンシーの(記憶のカギを握る)琥珀を探せ』
ユリシスの出自も今回ではっきりし、シルヴァンフォード侯爵家とアシェンバート伯爵家の過去の交流?も一部明らかに。
青騎士伯爵家傍流の血を引くユリシスに100年前の伯爵(グラディス)の『遺産』をバンシーは渡してしまうのか。
それとも、メロウの剣を手にしたエドガー -
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