伏見威蕃のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
自律(オートノマス)の技術の発展により、兵器においても人が関与する部分は徐々に少なくなり、ロボットや兵器が自律的に動作するようになっている。
今後もプロセスの中に人間は介在し続けるのか、あるいは完全自立型の兵器が稼働する未来が来るのか。
自律型兵器は汎用AIではなく、あくまでナローAI。ターミネーターのようなことが起こることを真剣に心配する必要はないが、ドローンとAIは民間でも手に入るテクノロジー。
第一部:ドローン登場のインパクト。自動化と自律。自律型兵器とはなにか。
第二部:米DARPAや世界各国における自律型兵器の研究開発について。
第三部:ペトリオットの友軍相撃事件と、ミサイル巡洋艦 -
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Posted by ブクログ
マーク・グリーニー『暗殺者の献身 上』ハヤカワ文庫。
グレイマン・シリーズの第10作。
毎回、グレイマンは任務を遂行する中で危機的な状況に陥るねだが、今回ばかりは最初から怪我による感染症で体調不十分な非常にヤバい状況の中で任務を遂行することになる。
そして、グレイマンがかつて恋をしたゾーヤ・ザハロワが再び登場するという嫌な展開に……
プロローグにアメリカの資産がベネズエラで国家情報機関に拘束される緊縛の描写があり、最初からグレイマンが最大の危機に見舞われたかと思われたのだが、本編に入るとグレイマンはもっと深刻な事態に陥っていた。
グレイマンことコート・ジェントリーはCIAの秘密医療施