あらすじ
特殊部隊を皮切りに、軍最上層部にまで上りつめた元海軍大将の回顧録。日本でも大きく報じられた特殊作戦である、サダム・フセイン捕縛やビン・ラディン殺害などの舞台裏を詳細に語り、米軍と政権中枢でどのように意思決定がなされたかをスリリングに明かす。
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Posted by ブクログ
高評価だったからどんなもんだろう、と読んだのだけど、すごく引き込まれた。
書き方も上手く、詳細で、リアルで。少し値段はするけど、買って、読んで良かったって思えた。
全然本読まない自分だけど、今年のOne of the bestには間違いなくなる。
Posted by ブクログ
ウィリアム・マグレイヴンの卒業スピーチの動画に影響を受けて、手に取った一冊。ネイビーシールズでの過酷な訓練や任務の中での生きる強さを感じられた。
個人的に刺さった一節。
「もっとも強く、もっとも速く、もっとも頭がいいものが成功するとは限らない。弱気になり、失敗し、よろめいても、屈しないで、起き上がって進み続けるものが勝利をものにする。」
Posted by ブクログ
アメリカの元海軍大将の回顧録。出来事として、ソマリアの海賊やサダムフセインの捕獲、ビンラディンの暗殺などを当然知っているが、その背景や過程にどのような政治的な判断や作戦実行の難しさがあったのか、本書は教えてくれる。これまで知ることができなかったこうした側面をしっかりと描写されているところが、読み応えがあり、面白いと感じた。
やはり、特にビンラディン暗殺のくだりは、読んでいてこちらにも緊張感が伝わってくる。あと、冒頭の高校時代のアメフトの監督が電話を掛けてくれたというエピソードも印象に残っている。何気ないエピソードだけれども、こうしたこと行動をとれる人間になりたいと思った。