【感想・ネタバレ】暗殺者の飛躍 下のレビュー

あらすじ

香港犯罪組織との乱闘の末、ベトナムのギャングが天才的ハッカー、范をかくまっていると知ったグレイマンは、ホーチミン市に入る。だがロシアのSVR(対外情報庁)の秘密精鋭部隊も范を拉致すべく、密かに行動していた! 范をめぐりグレイマンとSVRは、ベトナム、さらにタイのギャングと争奪戦を繰り広げる。そして、CIAの作戦の裏に隠された衝撃の事実が! 新たな展開でますます白熱する冒険アクション!

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Posted by ブクログ

グレイマンが望む結末になるのか、気に止むことを繰り返し怒涛のスピードで結末に進んでいる冒険活劇小説。本作品で六作目になります。
作者は、グレイマンにこれまでの苦労をねぎらっているのかの如くのハッピーエンドだと思いました。こんな職業で幸せを求めてはいけないのでしょうが、グレイマンにも幸せになってほしいと応援してしまいます。

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2025年12月05日

Posted by ブクログ

読む前はCIAのバックアップがついて
緊張感がなくなってしまうのでは?と不安だらけだったけど、
前よりも「任務中誰の記憶にも残らない男(グレイマン)」でいるのが難しいアジアでの任務となり、全体的にレベルアップをしている。

「ただのCIAの隊員」になり下がったわけではなく、一作目から続く
CIAとしても、冷酷な暗殺者でもない、中途半端で、無骨で、ユーモアのある
カッコ良くなくてカッコいい
私の知っている
「暗殺者グレイマン」の姿が見れて良かった。
スーザンをいつかはギャフンと言わせてほしい…

終わり方爽やか〜
そして著者近影も爽やか〜

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2019年09月12日

Posted by ブクログ

下巻では、いつものグレイマンことコート・ジェントリーが暴れまくる。タフな仕事をタフな肉体で遂行するシーンは、まさに本シリーズの真骨頂。これまでと異なるのは、チームとして行動するところ。しかも、いつもはハードボイルドか!と思うほど女気がないが、今回は違う。女と協力して作戦を実行する。恋愛にも発展するところが新しい。グレイマンが女性を愛することが、すでに意外な感じはするのだが、そんなジェントリーも悪くない。次回作でも、ゾーヤは登場してくれるのだろうか。二人での作戦行動は息も合っており、物語としても幅が広がって面白くなりそうだ。ぜひ、継続的に登場させてほしい。

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2017年11月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

下巻では中国人ハッカーを保護するもラオスで離ればなれとなる。

その後、なんとか所在地を突き止めるもそこはマフィアの巣窟で、そこに中国共産党軍とロシアのチームが突入してくるという混沌とした状況に。。

前作までと違って、追いかけられることはなくなりましたが、それでも面白さは健在です。
展開が早くていい。

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2017年10月13日

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【あらすじ】
グレイマンシリーズ六作目。
中国サイバー戦部隊の天才ハッカー范講が逃亡したことから、彼を巡って中国人民解放軍、CIA、SVRが三つ巴となりどんちゃん騒ぎを繰り広げる話。

【感想】
アクションシーンのスピード感と臨場感がすごい!
グレイマンシリーズはこの本からスタートしたが、なんの問題もなく読んでいける。
凄腕の殺し屋が、昔世話になったおじいさん上司を助けようとする義理人情をもちあわせているなんてフィクションもいいところなのは分かってはいるが、しかし、こういうギャップ大好物なので、もう易々と心を鷲掴みにされます。。

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2025年09月25日

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ネタバレ

暗殺者グレイマンシリーズの6作目。

今まで追われる者だったグレイマンことジェントリーが、本作からはパートタイムスパイとしてCIAの仕事を請け負う、働き方改革か!派遣扱いか!
さらには、恋愛要素が、しかも相手がロシアの工作員で、ジェントリーにヒケを取らない技量の持ち主。

なんだかシリーズの個性を失って、よくあるスパイアドベンチャーになってしまった感もあるのが残念だが、アクションシーンの迫力や複雑な国際事情を背景にした伏線の張り方と回収の手際は見事。

このレベルでカタルシスを味わせてくれるなら、まだまだ十分おいかける値打ちがある。次作では恋愛に進展があるのか?バディものになっていくのか?

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2025年04月11日

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仕事のバディを見つけたグレイマン。しかも飛び切り一級でグレイマンより能力は高いかもしれない。この2人で自作を描いてくれないかな?

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2018年08月07日

Posted by ブクログ

今後に繋がる伏線が仕込まれた作品でしたね。

前作で、SOS(見つけ次第抹殺)指令が解除され、CIAの雇われエージェントとして活動を始めたわけですが、その最初の活動で、またややこしい状況に巻き込まれています。

昨今の映画で、チャイナマネーの興隆を感じる訳ですが、この作品でもその例には漏れません。昔はソ連、ちょっと前は中東のテログループ、今は中国が、エスピオナージの典型的な敵役あるいは盛り上げ役と言う事でしょうか?

未訳の次の作品もあるようなので、早く翻訳して欲しいですね。伏線が回収されている事を願います。って言うか、ダチョウ倶楽部的に仕込まれているので、確実に回収されると思っているんですがね?

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2018年03月17日

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ネタバレ

ラストまでテンポは落ちることなく、グレイマンvs中国特殊部隊vsタイギャングの闘いが続く。
相変わらず映画のワンシーンの様な視覚的なアクションシーンは読みごたえがあるし、2重3重の捻ったプロットも完成度が高い。

ただ、今回は三つ巴の一端であったSVRがそうそうに殲滅され、生き残りのゾーヤとグレイマンの、刹那的とはいえロマンスが発生するというのが意外。
他の小説と違って孤高の立場を貫いてきたのに…。

ま、今後の強力なパートナーとしてグレッグ・ルッカのキーパーシリーズみたいになればそれはそれで面白いかな?
そして早くもCIAとの不協和音、今後の展開が楽しみ。

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2018年02月15日

Posted by ブクログ

シリーズ6作目。

香港、ベトナム、タイと任務で東南アジアを飛び回る。

SVRのエージェントと共闘することになり、果たして任務を完遂できるのか?

また、フィッツロイはどうなるのか?

とか

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2023年01月24日

Posted by ブクログ

マーク・グリーニー『暗殺者の飛躍 下』ハヤカワ文庫。

『怒濤の新章突入!』の帯が虚しい。緊迫感と魅力は半減。在り来たりな冒険小説に成り下がったグレイマン・シリーズ。何てことだ!全然、飛躍してないし…

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2017年08月29日

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