伏見威蕃のレビュー一覧
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ネタバレイラク戦争で注目され出したある民間軍事会社を追ったルポ。ウクライナ戦争ではロシアの会社が最前線で戦闘を行っていたが、出始めのこの頃は用心警護や輸送車列コンボイの護衛が主だったようだ。コンボイの護衛といえど危険度は高く一般人や警官を装った武装組織に頻繁に襲撃をうけ時には拉致され拷問を受け身代金や政治取り引きの材料とされる。著者の取材した会社も護衛任務中に数名拉致され行方不明となる。戦場で一番厄介なのは敵の正体存在がはっきりしないことだろう。疑心暗鬼に駆られたチームは軍隊ならあるはずの厳しい交戦規定という枷が機能せず疑わしきはすぐさま実力排除していく。巻き込まれる地元住民は当然反発し復興支援国への
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21世紀は半導体の覇権を握る国が覇権を獲得すると「半導体戦争」と言う本を読み思っていたが、覇権を取るにはどうやらAIも先頭を走らないと獲得出来ない。
その21世紀の覇を狙うのは二大超大国アメリカと中国。この本が出版されたのが去年5月、この本では将来的にAIの発展速度及びAIが人を超えるシンギュラリティーの予測はまだ出来ないと記していた。
出版後に中国の企業が発表した格安高性能AIディープシークは、まさに衝撃だった。最先端半導体チップを使わず型落ちのチップでオープンAIとNVIDIAにとんでもないショックを与えた。アメリカ政府も衝撃を受けただろう、なぜならこの本の後半を締めたAIを軍事にも利用 -
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「ウォーターゲート事件」でピューリッツァー賞を受賞した、ワシントンポスト紙の元記者、元編集者(現在はアソシエイト・エディター)、ボブ・ウッドワードの本。陰謀論ではない、いわゆる一次情報というやつだ。
トランプが盗まれたと主張する2020年の大統領選における議事堂襲撃、アフガニスタンからの米軍撤退時のバイデンの大失態、ロシアのウクライナ侵攻直前のバイデンの失言、、、当時の状況がよくわかる手記である。しかしながら、既に公の事実でありながら、大手メディアが報じないハンター・バイデンのウクライナでの汚職とそれに関わるバイデン一家、ミンスク合意についてのメルケルの暴露話、1月6日の議事堂襲撃の際 -
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今回も期待して読破しました。最新の取材を元にAIを活用したロボット軍団との対決です。ボストン・ダイナミックスのロボット犬やテスラのオプティマスが直ぐに思い浮かべました。正義の味方グレイマン(コート、バイオレーター、シエラ6)は悪の組織秘密基地に乗り込んで親玉との対決で、なんか、007の構図に似てきた感じ、内容もロボコップやターミネーター見たいなSFチックなので、今までのサスペンスの違います。マットハンリーやザックハイタワーなど好きなキャラクターが再登場して嬉しいですが、もっと殺し屋ランサーとの対決を増やして欲しかった印象です。暗殺者の復讐や暗殺者の反撃の時のような活躍やストーリーを次回に期待し
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マーク・グリーニー『暗殺者の矜持 下』ハヤカワ文庫。
シリーズ第13弾の下巻。もはやスパイ冒険小説の世界を飛び越えて、SF小説へと変貌したかのような驚愕の無人兵器が登場する。ロシアとウクライナの戦争でも多用されているドローンだけでなく、4本足歩行で銃を撃ちまくるAI制御のロボットまでもが登場する。
世界各国で相次ぐ人工知能研究者の暗殺事件。その犯人であるフリーランスの暗殺者ランサーの魔の手はジェントリーとゾーヤにも迫る。2人はランサーの情報を得るためにメキシコに向かうが、そこでAI搭載の無人兵器の襲撃を受ける。
一方、CIA特殊任務部のジム・ベイスも一連の人口知能関連事件の捜査を進めて -
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ネタバレ読中も思っていたし、本文にも中程で明記されるが、自律型兵器に対する評価は映画『ターミネーター』の影響が非常に甚大であるようだ。
反対意見は主に倫理的な立場を取るように見える。倫理的という表現はオブラートで、詰め寄る相手が不在では困るというふうに感じられる。
人類のコントロール下にあればよし、そうでなくなった場合、責任から対処までどーすんだよ、と。人間が責任者であっても大日本帝国陸軍的な暴走はありえる。軍事でない場合の方が、より一層深刻なのかもしれない。自動運転車両が事故を起こした場合、所有者に責任が問われるのか、メーカーに責任が問われるのかという問題があるように。
うすね正俊の漫画『コンバ -