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Posted by ブクログ
今回も期待して読破しました。最新の取材を元にAIを活用したロボット軍団との対決です。ボストン・ダイナミックスのロボット犬やテスラのオプティマスが直ぐに思い浮かべました。正義の味方グレイマン(コート、バイオレーター、シエラ6)は悪の組織秘密基地に乗り込んで親玉との対決で、なんか、007の構図に似てきた感じ、内容もロボコップやターミネーター見たいなSFチックなので、今までのサスペンスの違います。マットハンリーやザックハイタワーなど好きなキャラクターが再登場して嬉しいですが、もっと殺し屋ランサーとの対決を増やして欲しかった印象です。暗殺者の復讐や暗殺者の反撃の時のような活躍やストーリーを次回に期待します。次の舞台は欧州か?
Posted by ブクログ
マーク・グリーニー『暗殺者の矜持 下』ハヤカワ文庫。
シリーズ第13弾の下巻。もはやスパイ冒険小説の世界を飛び越えて、SF小説へと変貌したかのような驚愕の無人兵器が登場する。ロシアとウクライナの戦争でも多用されているドローンだけでなく、4本足歩行で銃を撃ちまくるAI制御のロボットまでもが登場する。
世界各国で相次ぐ人工知能研究者の暗殺事件。その犯人であるフリーランスの暗殺者ランサーの魔の手はジェントリーとゾーヤにも迫る。2人はランサーの情報を得るためにメキシコに向かうが、そこでAI搭載の無人兵器の襲撃を受ける。
一方、CIA特殊任務部のジム・ベイスも一連の人口知能関連事件の捜査を進めていた。ジェントリーはベイスと連携し、AI制御の自律型致死兵器システムと対決する。
本体価格1,300円
★★★
Posted by ブクログ
暗殺者ジェントリーのシリーズを読むとき、まず裏表紙の登場人物の欄を見る。本作も習慣に倣い登場人物欄を見ると、中に一人 “正体不明” なる人物がいる。これはもう、たまらんほど気分が昂る。さあ、お楽しみの始まりだ。
悪い奴が自身のコントロール下にあるAIに指揮を任せ、ロボットやドローン型の兵器でジェントリーを襲わせる。ドローン兵器は現実に実戦投入されているので、臨場感は抜群だ。4足歩行のロボットもニュース映像で見知っているだけに、これも恐怖が肌で感じられる。大口径の銃弾を数多く被弾させることにより鎮圧するが、攻撃される人間の被害は大きい。
本作の原題は混乱する工作員(THE CHAOS AGENT)で、今まで人間相手の作戦行動だったのが、根本的に異なる戦略が必要とされる状況だ。それも瞬時に判断しなければならない。判断するスピードはAIのほうがはるかに速いので、結果は致死的だ。小説ではジェントリーが勝利するが、実戦では圧倒的に人間が不利だ。
小説では中国の関与が書かれるが、今や体制の区別なく監視が必要だ。また、悪い奴が仕込んだAIが自発的に人間のコントロール下から逸脱する設定だが、シンギュラリティは必ず訪れると考え、技術開発を進める世の中であってほしい。
本作はジェントリーのパートナー、ゾーヤが囚われたまま終わるので、次回作は救出作戦から始まることが決まったようなものだ。
Posted by ブクログ
シリーズが進んでも面白さのレベルを維持し続けるのは、本当に大変な努力と研鑽が必要なのだろうと思う。その点で高く評価をしていた本シリーズなのだが、本作は少し異なるようだ。
ジェントリーとゾーヤが恋愛関係になる前作あたりから少し怪しかったものの、ずいぶんと甘ったるい感じの2人になってしまっていることに驚き。さらにAI搭載の自律型兵器とよくわからないIT長者の登場が、なぜかこれまでの本作の魅力を削いでしまったようだ(そのように読めてしまった)。
次作の予告もされているので、まだ心配な状況は続きそうだが、魅力的なストーリーの復活を祈ります。
3.0
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