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西シエラマドレ山脈は麻薬カルテルが勢力争いを続ける無法地帯だった。さらに、麻薬カルテルの仲介人カルドーサが和平交渉を利用し策謀をめぐらしていた。道中、アーマード・セイントの車列は、何度も予期せぬ襲撃を受ける。果たして、ジョシュらチームは交渉の地にたどり着けるのか? そして、無事生還することができるのか? 現代冒険アクション小説の最高峰、グレイマン・シリーズの著者による衝撃の新シリーズ開幕
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Posted by ブクログ
訳者あとがきにもあるとおり、グレイマンとの違いは「チームプレイであること」。そのチームを率いる主人公ダフィーはチームリーダーとしての心得を、赴任前に妻であり元陸軍大尉のニコールから指導を受ける。そう、もう一つの大きな違いは「家族」がいること。 2つの違いが本書をグレイマンシリーズとは全く違う、人間的...続きを読むな魅力溢れる物語にしている。 (もちろんグレイマンにも人間的な魅力もある。近作では恋愛もしてるし) こちらもシリーズ化されるようなので今後が楽しみ。
上巻がもたもたしてたのでどうなることかと思ったが、下巻の1/3あたりから活気付き始めた。そうなるとさすがのマーク・グリーニー。最後まで一気読みだった。上巻で放り出さないでよかった。 メキシコの地名も人名も頭に入りにくい。
西シエラマドレ山脈は麻薬カルテルが勢力争いを続ける無法地帯だった。さらに、麻薬カルテルの仲介人カルドーサが和平交渉を利用し策謀をめぐらしていた。道中、アーマード・セイントの車列は、何度も予期せぬ襲撃を受ける。果たして、ジョシュらチームは交渉の地にたどり着けるのか? グリーニー祭りは終了。 先日読ん...続きを読むだ「暗殺者の屈辱」もそうだったが、どこかユーモラスなムードが感じられるのは、気のせいかな?
メキシコおっかねえ!と思いながらワクワクもしつつ読んだ。後半少しダレた感じがしたけれど最後までもった。 ミリタリー関連の専門用語が出てくるのでFPSのゲームがやりたくなった。 あとタラウマラ族はBORN TO RUNを読んで知っていたけれど、こんな危険地帯でレースやるのかってびっくりした。(実際...続きを読むはどこまで危険かわからないけど)
『暗殺者の・・・』シリーズのマーク・グリーニーが書く新しいシリーズが、本書『アーマード 生還不能』だ。何がうれしいって、新しい “シリーズ” ということは人生の楽しみが増えるということだ。うん、少し大げさだけど、的は外していない。 元陸軍軍人で、民間軍事会社で左脚を失って以来ショッピングモール...続きを読むの警備員としてくすぶっていた主人公は、あるチャンスを掴み、再び民間軍事会社の警護要員としてメキシコの麻薬カルテルの縄張りに分け入る。 想定外の攻撃を受けチームメンバーを減らすうちに、チャンスを掴んだと思っていたことが、実は巧妙に仕組まれて窮地に陥れられたことを知る。そこからの盛り返しが本書のハイライトだ。非戦闘員の文化担当要員の知識が、敵の識別や行動原理を解き明かし、チームは反撃の糸口をつかむ。決して華やかな戦闘ではないが、泥臭くも窮地を脱する。 さあ、さっそく興味は次回作だ。チームは維持されるのか?奥さんはどんな立ち位置に?お楽しみは尽きない。
★3.5 まぁ、予想通りというか、そうならないと怒るよ、というか、最後の方で絶体絶命の状態に陥りながらも、なんとか主人公のジョシュは生還という結末でした。 それはそれとして、仲介人のカルドーサですが、これは想像以上の設定でしたね。そう言う設定なのかと。何が彼を仲介人にしたのかが謎ですが、それは明...続きを読むらかにならなそうです。 あと、ギャビーことガブリエラ・フローレス博士。私の頭の中では、40代程度で、低めの声の女性像が出来上がっていたのですが、本書の最後に見違える姿をしている描写がされているので、もっと若い設定だったのかもしれません。 これは、シリーズとして続くのかなぁ。難しいような気もしますが、どうなんでしょう?
ダフィーTLのお話その下巻。 上巻でなんとか要人警護して目的地まで送り届けた一行だったが、そこから話は急展開を見せる。 上巻の3倍速くらいで事態が動き始めて非常に面白かった。 マークグルーニー作品は常に危機一髪で、死にそうになるシーンが軽く10回以上あるので、ハラハラが止まらない。 次回作にも...続きを読む期待したいが、こんなにも面白い新シリーズに加え、グレイマンも執筆しているようなので著者の健康だけが心配である。
主人公のダフィーは戦闘能力は高くはないが、組織のために、大きな目的の達成のために正しい判断ができるリーダーだ。 ダフィーの能力に半信半疑だったメンバーがダフィーの的確な判断とリーダーシップに徐々に団結し、最後のガソリンスタンドでの戦いでは一糸ほぐれず見事なチームワークで窮地を脱する。 トップダウ...続きを読むンではなく、現場の状況に応じた柔軟な判断、相手方の状況に詳しい現地の人類学者を重用するなど、派手ではないが、正しい方向へ導こうと大きな視野を持って対応する。 グレイマンシリーズでは、グレイマンそのものが窮地を脱するが、ダフィーはチームワークで脱する。同じ冒険小説だが、グレイマンが一匹狼タイプの孤独な戦士であれば、ダフィーはチームワークを重視する。 ダフィーの奥さんが元陸軍大尉でダフィーよりリーダーシップがあるのが面白い。それにダフィーに的確な指示とリーダーとしての教育係であるところも。 今後の活躍が目に浮かぶ。
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アーマード
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マークグリーニー
伏見威蕃
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