伏見威蕃のレビュー一覧

  • アーマード 生還不能 下

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     『暗殺者の・・・』シリーズのマーク・グリーニーが書く新しいシリーズが、本書『アーマード 生還不能』だ。何がうれしいって、新しい “シリーズ” ということは人生の楽しみが増えるということだ。うん、少し大げさだけど、的は外していない。

     元陸軍軍人で、民間軍事会社で左脚を失って以来ショッピングモールの警備員としてくすぶっていた主人公は、あるチャンスを掴み、再び民間軍事会社の警護要員としてメキシコの麻薬カルテルの縄張りに分け入る。

     想定外の攻撃を受けチームメンバーを減らすうちに、チャンスを掴んだと思っていたことが、実は巧妙に仕組まれて窮地に陥れられたことを知る。そこからの盛り返しが本書のハイ

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    2023年09月10日
  • アーマード 生還不能 上

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     『暗殺者の・・・』シリーズのマーク・グリーニーが書く新しいシリーズが、本書『アーマード 生還不能』だ。何がうれしいって、新しい “シリーズ” ということは人生の楽しみが増えるということだ。うん、少し大げさだけど、的は外していない。

     元陸軍軍人で、民間軍事会社で左脚を失って以来ショッピングモールの警備員としてくすぶっていた主人公は、あるチャンスを掴み、再び民間軍事会社の警護要員としてメキシコの麻薬カルテルの縄張りに分け入る。

     想定外の攻撃を受けチームメンバーを減らすうちに、チャンスを掴んだと思っていたことが、実は巧妙に仕組まれて窮地に陥れられたことを知る。そこからの盛り返しが本書のハイ

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    2023年09月10日
  • 暗殺者の反撃 下

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    これまで読んできたグレイマンシリーズで最高の面白さ。物語の骨格がしっかりしており、なおかつその全体像(細部)は巧みにボカされていて、最後に明かされる真相が読者にカタルシスをもたらす。途中に挟まれる、ジェントリーと父親の一瞬でありながらも深いコミュニケーションもシーンが浮かび上がるような見事な描写だった。
    4.5

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    2023年08月27日
  • 暗殺者の回想 下

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    ネタバレ

    北上次郎の評価は「面白いけど、いつものグリーニーほどの作品ではない」。
    その評価の後で読んだので、正直期待していなかったが、やっぱり面白かった。

    確かに、実は死んだはずの悪者が生きていた、というのは新鮮味があるネタではない。
    その悪者カーンの人物描写がイマイチなのもわかる。ただ悪さだけをしている奴だし、最近漫画でもあるような悪者でもその人生を深掘りするような描写もない。

    ゾーヤも出ないし、物語が現在と過去の2つが同時並行で進行するので、それぞれの物語のスケールがどうしても小さくなっている。

    でも、やっぱり面白い。

    現在と過去を行ったり来たりする構成が、それぞれの物語をコンパクトにし、そ

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    2023年08月27日
  • アーマード 生還不能 上

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    ネタバレ

    マークグルーニーが描くグレイマンとも違うシリーズのお話。
    主人公ダフィーは元々PMCで働いていた警護官。
    しかし警護中に敵の襲撃に遭遇し、命は取り留めたものの片足を切断することになってしまう。

    その後は危険な要人警護の職からは離れざるを得ず、モール内の警備員の職に金銭的にも精神的にも厳しさを感じながら従事していた。
    そんなある日、モール内でかつてのPMC時代の同僚に出会い、ある仕事に従事する事をほのめかされる。

    なにより金が入用だったダビーは足の不具を隠しながら、なんとかその仕事を得ようと雇用主に直談判する。
    なんとか仕事を得たダビーだったが、それはメキシコカルテルの本拠地に乗り込む危険極

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    2023年07月15日
  • 暗殺者の追跡 上

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    好きなシリーズだからわざと間開けて
    半年ぶりに読んだ
    あぁ面白い…
    ネトフリでどんどん続編作ってほしい
    映画としてでなく、ドラマシリーズとして

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    2023年06月12日
  • たとえ傾いた世界でも

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    「自分は通り過ぎていく人間だと思っていた。
    上を通り、下を通り、通り過ぎる。」
    孤児で第一次大戦で兵役を経て、密造酒取締官を業としている主人公インガソルは、自分の人生をそう考えていた……一人の赤ちゃんを拾い、一人の女性と出会うまでは。

    1926年から27年夏までに幾度も発生したミシシッピ川流域の記録的な洪水。
    いつ終わるともしれない長い雨によって、繰り返しミシシッピ川とその支流が氾濫し、人人の生活を壊していった。
    特に、農業労働力であるアフリカ系アメリカ人の被害は甚大で、直接被害がなくても農場が駄目になり職を失うことにもなった。

    物語は1927年4月、アメリカは有名な「禁酒法」の時代、弱弱

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    2023年06月09日
  • 国際秩序(下)

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    以下抜粋
    ・北朝鮮については、もっと緊迫した問題がある。それには19世紀のビスマルクの警句がぴたりとあてはまる。「われわれは不可解な時代に生きている。そこでは強者がためらいゆえに弱く、弱者が厚顔ゆえに強い」。

    ・「まったく異なるふたつの要素の産物で、他の地域であればこのふたつはたがいに争うことが多かったが、アメリカではなぜか合体することが可能で、すばらしい組み合わせになった。私はいうふたつとは信仰の精神と自由の精神である」と、トクヴィルは結論づけている。

    ・アメリカ人は倫理的な人々で、私たちが国として信奉している価値観を外交政策に反映することを望む。しかし、アメリカ人は実際的な人々でもあり

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    2023年04月23日
  • 暗殺者の回想 下

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    12年前の出来事と、現在の出来事がうまく融合されて描かれています。12年前にピンチのシーンでは現在もピンチだったりと、時間軸には12年の隔たりがあるものの、描かれているシーンには隔たりが無く、過去と現在を行き来する物語には有りがちな過去と現在が隔絶された感じには思いませんでした。むしろ、融合しています。

    この出来事が終了したとき、ジェントリーがどこにいるのか明らかにされていませんが、どこかで次の行動をしているんでしょうね。それと、僻地に飛ばされてしまったハンリーも、どうにかして復活することを画策しているのかもしれません。次作が楽しみです。

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    2023年02月14日
  • ブラック・ワスプ出動指令(下)

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    ★3.5

    途中、様々な困難に遭いながらも、無事ミッション完了。でもそれって、オプ・センターの時よりも、さらに秘匿された任務。いったん明らかにされると、逆に、犯罪行為として裁かれる危険もあるわけですね。

    この後も、この話は続きそうです。どう続くのかは期待ですね。

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    2023年01月14日
  • RAGE(レイジ)怒り

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    ボッブウッドワードが描くトランプ大統領の政権運営のドキュメンタリー。トランプ元大統領の個性が前面に出ているが、北朝鮮、ウクライナ、サウジアラビアといった現在、話題の国とのやりとりも興味深い。

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    2023年01月03日
  • 暗殺者の反撃 下

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    続き物なので

    グレイマンことコート・ジェントリーはモサド工作員の協力を得て、アメリカに入国する。

    ワシントンDCで手っ取り早く金と武器を手に入れるために、売人の密売所を襲撃する。

    自分がなぜ「見つけ次第射殺」の対象なのかの調査を始めるが、CIAのデニー・カーマイケルの追撃を受ける。

    守勢に回っていたジェントリーだが、デニーの作戦にほころびが出たところに乗じて反撃に移る。

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    2022年12月11日
  • 暗殺者の回想 下

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     今回のジェントリーはアクションの連続だ。
     CIAでチームを組んでいた頃の彼、現在の単独工作員としての彼、抑揚が聞いているが躍動感であふれる。

     アメリカが自負する「世界の警察」観が、冒険小説の成り立つベースにあるが、最近のジェントリーは、彼の正義感に照らしたうえでの勧善懲悪調が気になる。

     あんまりやりすぎると独りよがりのランボーになってしまう。

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    2022年12月11日
  • 暗殺者の復讐

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    ネタバレ

    暗殺者グレイマンシリーズ4作目。このシリーズ、回を追うごとにだんだん良くなってきている。とってつけた感がなくなってきてるというか、ぎこちなさが取れてきて、ハラハラドキドキに没頭しやすくなってきている。

    本作では主人公コートと同じような経歴を持つデッドアイという諜報員が登場し、何か思惑を秘めて暗躍する。コートだけでなくデッドアイの行動を楽しみつつ、デッドアイの行動を読むことでシリーズとしての伏線も次第に擬態的になってくるという構成が上手い。その分、強敵だったはずのタウンゼントガバメントサービスが狂言回しになるような、敵役のインフレ化が起こってしまうが、それはシリーズものあるある、なのかもなぁ。

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    2022年12月08日
  • 暗殺者の献身 下

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    最初に興味を持ったのは、朝日新聞書評で取り上げられていた本書。いつもの仲間や上司が、いつもの調子で登場するけど、話は滅法おもしろい。恋愛要素はいらないような気もするが。4.0

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    2022年11月27日
  • 暗殺者の回想 下

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    後半戦も文句なしに面白かった。

    ただし、前半とは逆に現在のよりも過去のエピソードの比重が多めだった、ちょっと現在のエピソードが尻すぼみ感があった。
    とは言え、過去のエピソードも展開が速く、スケールも大きかったので十分面白かった。

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    2022年11月20日
  • ねじれた文字、ねじれた路

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    しかしアメリカ人はこういうのが好きだなぁ~。
    デニス・ルヘイン、ジョン・ハート……
    閉鎖的な田舎町、貧困、人種差別、レイプ、銃、酒、麻薬、家庭内暴力……。

    ミシシッピの田舎で友人だった二人
    白人でホラー好きで人付き合いの苦手な子と、黒人で母と二人シカゴから流れてきた野球好きの子。仲が良かったはずの二人がいつの間にか離れていく。
    二人の距離が広がった少女の失踪から25年、再び事件が起こり二人は……。

    25年前と現在が二人それぞれの視点で描かれ、最初の100ページは苦労した。
    ミステリーではなく文芸小説だと思って、唐突に切り替わる時間と視点に慣れ始めると、独特の雰囲気の中、ドーンと沈み込み浸る

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    2022年09月15日
  • 暗殺者の追跡 下

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    最初に「暗殺者の悔恨」から読んだので、これは一作前。普通にとってもおもしろい。確かにボンドやジェイソン・ボーンを本で読んでるみたい。
    更にさかのぼってみよう!4.0

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    2022年09月09日
  • RAGE(レイジ)怒り

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    時期的には「恐怖の男」とかぶる時期もあるが、本書はトランプ本人のインタビューを17回実施したり、金正恩との親書のやりとりの公開等取材対象の材料が広がった。
    テイラーソンの就任経緯や解任、マティスの就任経緯や辞任といった重要閣僚についてはより両方の立場から描かれている。
    北朝鮮との子供っぽい罵りから、親書によるおだてに乗ってまんまと手玉に取られるパフォーマンス大統領の愚劣な対応ぶりに唖然とする。
    また本作で最大のテーマはコロナウィルスとの長く深刻な対応のやりとりだ。
    医療専門家たちの助言に基ずく対策から経済再生にかじを切る中で感染拡大,死亡者の増加への判断に対するビジネスライクな割り切り方に国民

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    2023年09月18日
  • 暗殺者グレイマン〔新版〕

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    Netflixにより映画化。一部の劇場で配信前に公開されたので、先日観てまいりました。光る場面もあるのだが、大味なアクション大作といった感じ。その上で、10年ぶりに新版を再読。

    凄腕の暗殺者「グレイマン」の命を狙い、各国から刺客が放たれた! 大型映画化が実現した冒険アクションの金字塔が装いも新たに登場。

    原作の勝ち。これを完全映像化するのは無理。
    初めて読んだ時以上に興奮してしまいました。

    NV文庫で黒背というのは、珍しい。

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    2022年07月26日