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CIAの工作員となった元SVR(ロシア対外情報庁)将校のゾーヤは、ベルリンで民間情報会社を探っていた。だが、ロシアの殺し屋チームが迫っていた。任務に失敗したグレイマンは、愛する女性の危機を知り、病身を押してベルリンで殺し屋チームを撃退する。ゾーヤはザックの救出に赴く。グレイマンは民間情報会社の調査を進め、情報機関員失踪事件の裏に潜む巨大な陰謀を知る!白熱の冒険アクション小説。解説/真山仁
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Posted by ブクログ
シリーズ10作目となる今作、下巻は、ジェットコースターの頂点から一気に急降下!派手なアクションとともに恋する工作員との愛情タップリのやり取り、元上官との友情、上司であるCIA幹部との相互の信頼関係、全てが絡まり合いながらのスピード感が大変ヨカッタ。大満足、シリーズの進行毎に内容も進化、次作が大いに楽...続きを読むしみになりました。
後半から一気に怒涛の展開。 CIAの資産オールスターで、誰も死なないでくれ!と願いながらページをめくるのが止まらない。最後の最後まで気が抜けない。次回が更に楽しみになった!
「グレイマン」シリーズ第10弾。前作で負った怪我が治り切らないまま次の任務に出るジェントリー。体力が戻らず動きが鈍く思うようにいかない。それでも助けたい人のところへ行く。今作はジェントリーのゾーヤへの想いがこれまで以上に描かれているのもいい。そらでもやはり戦闘シーンの迫力は圧倒的で下巻に入ってすぐに...続きを読むあるシーンには驚く。体の動き、目線、一瞬を狙う研ぎ澄ました心。そういったものが途切れることなく続く。終盤にももう一度ピークが来て最後まで素晴らしい。シリーズ10弾まで来たけれどまだまだ衰えず傑作続き。次作がが気になる要素も色々とありこの先も楽しみは続きそう。
題名の「献身」の意味が解る下巻! UAE情報機関、イラン、ロシア、CIAがベルリンで入り乱れる情報戦。 後書きの真山仁も「シリーズ最高傑作」の評価に恥じない面白さ。
最初に興味を持ったのは、朝日新聞書評で取り上げられていた本書。いつもの仲間や上司が、いつもの調子で登場するけど、話は滅法おもしろい。恋愛要素はいらないような気もするが。4.0
ああっ。ブルーアお前もか? またもや米に追われることになったグレイマン。 次に現れるのは何処か?
シリーズ10作目は、オールスターキャストで面白さも抜群。 ただ、国際情勢に疎い当方にとってストーリーのすべてを理解できているわけではないけれど、十分面白い。銃器の扱い、タクティクスの確かさ、どの場面も主人公ジェントリーを始めとした登場人物が躍動する。 ハンドラーであるハンリーの左遷、それに...続きを読む伴うCIAとジェントリーの関係性の変化、10作目を読み終わったところだが、興味はすでに次回作へ。
終末部のとある襲撃方法は、とあるハリウッド映画で観たことがあるが、活字で読んでも大迫力。タイトル通りの暗殺シーンもあって、満足しました。
いやぁ、面白い。 グレイマン、ハイタワー、ザハロワが勢揃い。あ、そこに、マットも来ました。 これだけ役者が揃えばね、大変なことになる訳です。しかし、テクノロジーの進歩は、テロ手法に進歩にもなると言う、悲しい側面も明らかになりましたね。こう言う手で来ると言うのは容易に予見されるのに、屋上でドローン...続きを読むが見つかる日本の首相官邸はなんなんだか。 和解したとみえていたCIAとグレイマンですが、和解したのはCIAではなくて、マットだったんですね。マットの左遷と共に、再びグレイマンは追われる立場になる訳ですが、物語的には、次もあると言う事で。
上巻に続く下巻の舞台はベルリン。 本作は珍しく、冒頭に南米に行く以外はベルリンで終始するという珍しい作品。 下巻ではいよいよ民間情報セキュリティ会社を隠れ蓑としていた陰謀の全貌が明らかになり、ジェントリー含むCIAアセット3人が共同して、敵に立ち向かっていく。 本作は登場する勢力が多く、途中から...続きを読む伏線回収漏れや、組織同士の関係がぐちゃぐちゃになりそうなものだが、さすが。ちゃんと最後にはすべての伏線を回収して収まる。 今回はCIAの正規の作戦なだけに、読むほうも安心して読み進められるのが個人的には良かった。 最後の終わり方が気になるが、次回作にまた期待したい。
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