伏見威蕃のレビュー一覧
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ネタバレシリーズ3作目。最初は非情な暗殺者であり、ひたすらテンポの良いアクション作品だったのが、前作は恋愛絡みでもたついた作品になっていた。しかし今作では、女性は絡むし立派なグレイマンの戦う動機ではありながらも、話が格段にうまくなっている。冒頭は麻薬組織から逃げる逃避行物語であるのが、中盤は捕獲され、さらに後半には追撃する側に回る話の転換がうまい。カルテル側も多彩な人物を配し、ラストまで飽きずに読めた。
ただラストのヒロインが修道僧になるっていう設定は説得力が全くない。生き延びるためとはいえバイクを奪うことも禁じる一方で、後先考えずに敵のボスは殺し、挙句に修道僧?どうしてもマーク・グリニーが描く女性は -
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暗殺者グレイマン・シリーズの第二弾。今回、グレイマンことコートランド・ジェントリーはロシア・マフィアの依頼でスーダン大統領の命を狙うのだが、グレイマンの抹殺を企むCIAが介入し、予断を許さぬ展開が繰り広げられる。迫力のある戦闘描写は相変わらず凄い。レベルの高い国際謀略冒険小説である。
前作同様、グレイマンは次々訪れる危機を何とか凌ぎ、任務を全うしようとするのだが…
前作の方が圧倒的に面白かった。今回、グレイマンが危機に陥るのは国際刑事裁判所の美人特別捜査官のエレンに私情を挟んだことが発端。自ら招いた危機が危機の連鎖を生むという展開に少々違和感を覚えた。
読みながら『ランボー 怒りのアフガ -
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レポート課題につき。
しかしこれは楽しかった。
がんがん読み進められるような軽い軽い軽い文体ですが、それなりに知っておいて損はない情報(といってもすでに古くなりつつあるのだろう)が満載されていますね。
細かな話はとにかく、ITバブルが海底ケーブルの敷設と、その崩壊がケーブル利用料金の暴落をもたらしたとか、
同時代を生きていて知っているべきだったことだけど、
当時パソコンもろくにさわっていなかったただの受験生はあまり知らなかった事情、とか。もちろん、そのもたらしたインドの発展とか。
楽しいです。大学の頃(いまもだけどさ。。。)に読んでおくべきだったなー(ベストセラーだったらしいわけだしね・ -
Posted by ブクログ
ネタバレミシシッピ州の田舎町で40代の自動車修理工が銃で撃たれる事件が起きた。被害者のラリーは瀕死の重傷。しかし、ラリーはちょっと特殊な人物だった。というのも彼がまだティーンエージャーだった25年前。同級生のシンディが行方不明になり、ラリーはその事情を知っている重要参考人だったのだ。
そして、つい最近も女子大学生が行方不明になり、ラリーは再び容疑者とされていたのだ。
その街で治安官をしているサイラスはラリーと幼馴染だった。一度街を出て、治安官として戻ってきた彼は、疎遠になっていた筈のラリーの身辺を調べ始めるうちに、少年時代のラリーとの記憶が徐々に蘇り始める。そこには、当時は気づかなかったサイラスとラリ