伏見威蕃のレビュー一覧

  • 戦場の掟

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    イラク戦争で従軍し、戦争後遺症を患ったアメリカの好青年が、戦争請負会社に再就職し、不幸な事件が起こるべきして起きてしまう。そして、彼と遺された遺族と交流した著者のノンフィクション。

    以下のようなポイントを丁寧な取材により描いてる。
    「イラク統治への平和的移行の失敗」
    「軍事費削減のための戦争請負会社へ依存の失敗」
    「失業者や社会的不適合者の受け皿としての戦争請負会社」

    私が、この作品に価値を感じるは、アメリカが全世界の模範たる警察の義務を果たすために派兵し、若者が外国で命を落とす事に、若者の血で賄うだけの国家・国民へのリターンを疑問視する世論が、確実にある事です。

    昔、歴史の教科書で習っ

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    2016年01月11日
  • 暗殺者の復讐

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    ネタバレ

    特に凝ったストーリーと言うわけではないのだけど、話の展開を追いながら、北欧の各国で繰り広げられるアクションがテンポよく楽しんで読める。今やジェントリーは正義の味方的な色彩が強いので、ある意味007のような感じもある。グレイマを手助けする謎の暗殺者にモサドの女性工作員が登場するがお約束の悲劇的なラストでまたもやグレイマンは一人に。ただついにアメリカに戻るのでいよいよ復讐かな?
    しかし、毎回出てくる武器や電子機器の進歩はスゴイ。このジャイロコプターのような監視兵器があればテロリストなんて簡単に殲滅できそうなんだけど。

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    2014年12月17日
  • 暗殺者の正義

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    暗殺者ジェントリーシリーズ第二弾。今度はロシアマフィアとCIAの両方からスーダン大統領の拉致と暗殺を依頼される。しかし、根がやさしいからなのか危険な目にあいそうな女性を助けたりして脱線する。どこもかしこもハラハラの連続と死体だらけは相変わらず変わりない。CIAもマフィアもあくどい度合は変わらないと思った。ずっとやさしいジェントリーのままでいてほしいけど。。。

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    2014年09月30日
  • 暗殺者の復讐

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    暗殺者グレイマン・シリーズ第4作。今回はCIAの依頼を受けた民間機関の凄腕暗殺者、そしてイスラエルの諜報機関も巻き込んだスケールの大きなストーリー。だれることはなく、ほぼ全編でノンストップ・アクションが繰り広げられる。

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    2014年06月29日
  • 暗殺者の復讐

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    ネタバレ

    暗殺者グレイマンシリーズの第四作目。
    今度の舞台は北部ヨーロッパが中心となる。
    今回は銃を撃ちまくる乱戦はほとんどなく、諜報戦がメインで敵も今までみたいに特殊部隊チームや兵士の大群ではなくて、主人公と同レベルの知力と戦闘能力を持つものという異色の設定。
    シリーズを通した陰謀のストーリーも明らかになり始め、次回作が楽しみ

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    2014年06月14日
  • フラット化する世界 経済の大転換と人間の未来〔普及版〕(下)

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    世界のフラット化がどういうものであり、自分たち個人にどう影響するかが丁寧に書かれていた。書かれて10年近く経ってる今、WIRED読み慣れてたら特に、そんな時代なことに驚きは特にないけど。

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    2014年05月22日
  • フラット化する世界 経済の大転換と人間の未来〔普及版〕(中)

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    上巻に同じく、情勢に敏感な人なら気づいている状況だが、色々と取材しており面白い。グローバリゼーション批判に対してここまで擁護の立場を明確にしているのも(いささか極端ではあるけど)、現実感のない学者とは一線を画していて面白い。

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    2014年05月17日
  • 暗殺者の鎮魂

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    ネタバレ

    シリーズ3作目。最初は非情な暗殺者であり、ひたすらテンポの良いアクション作品だったのが、前作は恋愛絡みでもたついた作品になっていた。しかし今作では、女性は絡むし立派なグレイマンの戦う動機ではありながらも、話が格段にうまくなっている。冒頭は麻薬組織から逃げる逃避行物語であるのが、中盤は捕獲され、さらに後半には追撃する側に回る話の転換がうまい。カルテル側も多彩な人物を配し、ラストまで飽きずに読めた。
    ただラストのヒロインが修道僧になるっていう設定は説得力が全くない。生き延びるためとはいえバイクを奪うことも禁じる一方で、後先考えずに敵のボスは殺し、挙句に修道僧?どうしてもマーク・グリニーが描く女性は

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    2014年04月12日
  • ねじれた文字、ねじれた路

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    読んだ後、しばらく余韻に浸っていたかった本だ。
    陰惨な話かなと思ったけど、そっちはそんなにあからさまではない。人物描写が素晴らしい。グリーンマイルを思い出した。二人の男の心の旅路に、そっと寄り添って読み進んだ。
    人はひどい所も一杯あるけど、捨てたもんじゃないとほのかな明かりを感じさせてくれるラストが大好き。

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    2014年06月03日
  • 暗殺者の鎮魂

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    グレイマン・シリーズ第3作。
    戦友の家族のため、メキシコで麻薬カルテルと戦う。
    お腹いっぱいでした。このスケールの冒険小説が、いつでも読めると幸せです。

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    2014年02月16日
  • 弾道衝撃

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    ジャック・ヒギンズにも通づるイギリススリラー小説のお手本のような作品であり、このジャンルが好きな人にはたまらない一冊となっている。主人公はSASのシャープ軍曹。個性的な脇役が周りを固め、南米、リビアと極秘作戦を遂行する傍ら、PIRAに誘拐された息子と恋人の奪還作戦と息つく間がないほどの展開で物語が進行する。小道具も物語が凝縮している50口径の狙撃銃ハスキンズを始めとして、軍人出身の筆者の知識を余すところなく伝えている。秀作

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    2014年02月07日
  • 暗殺者の正義

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    内容はともかく、巻末の北上次郎氏のあとがきでT.クランシーがケチョンケチョンに書かれていて(同意はしますが)笑えます。

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    2014年11月12日
  • ねじれた文字、ねじれた路

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    ミステリとして読むと、途中で犯人が分かってしまうし、意外性というものは乏しい。

    しかしそれを補う文章の美しさ、描写のこまやかさ。ミステリというよりも25年間身に覚えのない罪を着せられ、小さな町から村八分にされて生きてきた男と、南部の小さな町で父のわからない黒人として生きることとは何かを幼いころから否応なしに刻み込まれた男の抱える古い傷の話。

    T.H.クックと比較する評も読んだ。たしかにちょっとしたはき違えから孤独な人生を送らざるを得なくなった人の物語として、類似点はあるかもしれない。

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    2013年06月27日
  • 暗殺者の正義

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    グレイマンことコートランド・ジェントリー・シリーズ第2作。
    ロシア・マフィアからスーダンの大統領暗殺を依頼されたグレイマン。しかし、CIA時代の上官ザックが彼の前に現れる。大統領を暗殺するふりをして拉致せよ。そうすれば、命を保証すると。
    スーダンに潜入した彼を待ち受けていたものは…。

    戦闘シーンのパワフルな描写に、もう満腹です。さらっとしたエンディングも〇。

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    2013年06月16日
  • フラット化する世界 経済の大転換と人間の未来〔普及版〕(上)

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    タイトルを見て?
    と思うけど、読み進むうちに、これ以外のタイトルは無いと合点のいく本。

    概念や切り口の面白さはさることながら、
    具体例を展開しながら進んでいくこの構成が素敵。
    まだ中・下があるけれど、読み進むのが楽しみ><

    若い読書家にはもちろん、
    むしろ40代以降の方々に、こんな世の中の動きも進んでるんよ。
    と知っていただくべく勧めたい一冊。

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    2013年05月28日
  • 暗殺者の正義

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    暗殺者グレイマン・シリーズの第二弾。今回、グレイマンことコートランド・ジェントリーはロシア・マフィアの依頼でスーダン大統領の命を狙うのだが、グレイマンの抹殺を企むCIAが介入し、予断を許さぬ展開が繰り広げられる。迫力のある戦闘描写は相変わらず凄い。レベルの高い国際謀略冒険小説である。

    前作同様、グレイマンは次々訪れる危機を何とか凌ぎ、任務を全うしようとするのだが…

    前作の方が圧倒的に面白かった。今回、グレイマンが危機に陥るのは国際刑事裁判所の美人特別捜査官のエレンに私情を挟んだことが発端。自ら招いた危機が危機の連鎖を生むという展開に少々違和感を覚えた。

    読みながら『ランボー 怒りのアフガ

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    2013年04月25日
  • フラット化する世界 経済の大転換と人間の未来〔普及版〕(上)

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    レポート課題につき。

    しかしこれは楽しかった。
    がんがん読み進められるような軽い軽い軽い文体ですが、それなりに知っておいて損はない情報(といってもすでに古くなりつつあるのだろう)が満載されていますね。

    細かな話はとにかく、ITバブルが海底ケーブルの敷設と、その崩壊がケーブル利用料金の暴落をもたらしたとか、
    同時代を生きていて知っているべきだったことだけど、
    当時パソコンもろくにさわっていなかったただの受験生はあまり知らなかった事情、とか。もちろん、そのもたらしたインドの発展とか。

    楽しいです。大学の頃(いまもだけどさ。。。)に読んでおくべきだったなー(ベストセラーだったらしいわけだしね・

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    2012年12月30日
  • フラット化する世界 経済の大転換と人間の未来〔普及版〕(上)

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    グローバル化についての本。
    諸IT技術の為世界の競技場はフラットになった。
    日本人が中国、インド人などと対等に闘わなければならなくなったのだ。
    父の時代と明らかに違う世界に生きている事を気付かせてくれる名著。

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    2012年07月15日
  • ねじれた文字、ねじれた路

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    自分が選んで読む米国の本は湿度の低いものが多いような気がするけど、この作品もまた圧倒的に乾いてた。読後のし〜んとした感じが心地いい作品。
    残念なのは、ミシシッピ州の小さな町が舞台で白人と黒人、二人の男が主人公の話しが故に細かい機微が掴み切れないとこ。こればっかりは「文化がちがーう(by ヒストリエ)」で逃げるしかないんかな。

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    2012年06月29日
  • ねじれた文字、ねじれた路

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    ミステリと言うより文学作品。
    南部アメリカ小説。娯楽作と言うより、じっくり読ませる端正な作品。
    物語はつらく、悲しく、息苦しいが、文章、描写は美しく見事だ。
    最期に少しだけ希望が持てる点がいい。

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    2012年06月14日