【感想・ネタバレ】フラット化する世界 経済の大転換と人間の未来〔普及版〕(下)のレビュー

あらすじ

「世界のフラット化」によって仕事を奪われないために、先進国の人々は何をすべきなのか?子供たちの世代がインドや中国との競争に勝ち抜くには、どんな教育や社会システムを作る必要があるのか?誰もが簡単に知り合い、SNSやブログ、YouTubeで瞬時に有名人になる世の中で、私たちはどう生きていけばいいのか?本書後半では、フラット化という重大な試練を乗り越えるための具体的な方法を論じる。そして、フラット化がもつ真の可能性が明らかになる―知識やアイデアが瞬時にして共有化され、あらゆる場所でイノベーションが起こり、サプライチェーンが国家間の戦争を封じ込め、企業だけでなく個人がグローバルに競争するようになれば、世界経済は繁栄の新しい段階を迎えることになるだろう。

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Posted by ブクログ

上中下読ませていただきました。読むべき内容だ。しかしながら、私はどうしたらいいものなのか、なにもできませ~ん。

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2016年06月12日

Posted by ブクログ

フラット化する世界下巻では、フラット化に対する企業、個人、政治の反応、そして「イマジネーション」の重要性を説いている。

ほとんどの仕事がコモディティ化されてしまい、どこへでもアウトソーシングできるようになった今、企業のバリュー創出の難しさとそれへの対処法が大変納得のいくものであった。

個人の章では、個人の情報が氾濫していく中、一度の悪行がサイバースペースに永遠に残ってしまう危険性の記述があった。
「チャンスは一度きり」
私たちは常に正しい行いをし続けなければいけない事がよくわかった。

下巻の特に政治の話の中では安価なコミュニケーション、共同作業を可能にしたツールがビジネスマンだけでなくテロリストに対しても力を与えている事についての記述が目立る。9/11が日本人にとってもはや遠い昔の事になってしまった今もアメリカ人の心の深い所にとどまり続けているのがよくわかる。アルカイダの脅威に無頓着な自分にとってはあまり興味がもてるものではなかった。

本書を読むとフラット化した世界で生きて行くためには、自由な「イマジネーション」が必要なのがよくわかる。
豊かな「イマジネーション」の為には過去ではなく夢の話ができるような環境作りが大切だという。
日本の場合でも昨今漂う閉塞感打破の為には必要なことではないかと感じた。


フラット化する世界は現代の解説書のみならず、最高の自己啓発本であった。
下手な精神論ばかりを語る自己啓発本を読むのなら、本書を読むことをお勧めする。
グローバル化が壁を打ち破ったおかげで、我々はインド人、中国人、世界中の人々と同じ競技場で戦わなくてはいけなくなった、。
「大変な世界になっちゃったな。」というのが正直なところだ。
しかし、本書を読むとフラット化後の世界において個人の可能性は無限大である事に希望が持てる。
明日の世界が楽しみになる本である。

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2012年07月25日

Posted by ブクログ

3冊は多かったが、読んで良かったと本当に思った。

自分が書くと月並みだが、想像力を羽ばたかせ、物事を実行することによって可能性が生まれるということを肝に銘じたいと思った。また、世界に破壊をもたらす想像力もあるため、これに関しては注意をしていく必要がある。ネット中毒になってはいけないのかもしれない。フラット化する世界によって、紛争を減らすことができるという点は感心した。
読み進んでいて思ったが、世界が変わることによる自然環境の悪化は非常に心配である。解決できるテクノロジーが発明されると良いのだが。

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2011年01月20日

Posted by ブクログ

「フラットな世界」で生き抜くための最後の締めくくりとして実践指南が下巻。モティベーションアップにもつながる言葉満載。

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2011年01月07日

Posted by ブクログ

世界のフラット化に伴うチャンスと危機。今の自分の仕事は5年後(いや、3年後?1年後?)どうなっているのか?新たにフラット化した国で行われている?それとも機械がやっている?
真面目に考えなければならない質問。その答えを踏まえて、さらに自分はどうするのか、考え続ける事が必要。

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2010年10月18日

Posted by ブクログ

世界のフラット化がどういうものであり、自分たち個人にどう影響するかが丁寧に書かれていた。書かれて10年近く経ってる今、WIRED読み慣れてたら特に、そんな時代なことに驚きは特にないけど。

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2014年05月22日

Posted by ブクログ

上、中と読み続けてきていよいよ最後の下巻。

今回は、多くを、フラットではない世界を描いたものだった。
テロリズムの世界などが同じような技術を異なる方向に利用していることの分析も情報収集量の多さと論理展開の強固さに読み入ってしまった。

様々な技術の進展や政治・経済の変化、そして発想・創造により、先進国ではない多くの国や地域でも、さらには、普通の市民でもビジネスの世界での重要なプレイヤーになることができることをずっと語られていた。
この巻ではフラットではない世界についても課題も挙げられているが、そのような世界への不安を残しつつも、世界はもっとフラットになっていくのだと思う。

上中下巻を通して、今の世界を理解するのに大変役に立ったし、仕事をする上でもどこかで良い影響をあたえてくれるのではないかと感じた本だった。

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2011年11月13日

Posted by ブクログ

P29 「いま成功しているのは、自分で決める消費者という概念を理解している企業だ」
P245「インドの最高裁判所にはイスラム教徒の女性裁判官がいる。サウジアラビアでは女性が車を運転することすら許されないのに。」

11章 企業はどう対処しているか
優良企業=優良共同作業者
フラットな世界では生まれつきグローバルな企業が増えている
P35 「いまでは、複数の知識労働チームの専門分野を融合させるのが、ビジネススクールを出て最初に任される管理業務かもしれない」e.g. 1/3がインド、1/3中国、パロ・アルトと本国が1/6ずつ
この管理業務には、フラットな世界で需要が高まる、きわめて特殊なスキル(無敵の民の要件の一つか)が必要
・フラットな世界ではニッチ・ビジネスが速くコモディティ化するから、自社のニッチをたえず見極めて強化し、あまり差別化につながらないものをアウトソーシングするために、定期的な胸部X線検査を受けなければならない←個人も同じではないか?
・コストを減らして縮小するためではなく、知的能力の高い人間を獲得して迅速に事業を拡大するために
・ビジネスのやり方が重要な理由…①他者と差別化するには、ビジネスのやり方を変えるしかないから。フラットな世界では競合他社と差別化するのに、値段やサービスはおろか、ベストプラクティスにも頼ることができない
②企業の透明性が高まり、顧客が強力になっているから。消費者(企業外部の人間)が、(企業が)世間がよしとするような振る舞いをしているかどうかを判断する時代に
・市場の競争とテクノロジーのせいで、物事が楽になるかと思いきや、従来専念してきたことや得手の良いこと以外のありとあらゆることまで上手にできるようにならないといけない。でないとすぐ別の人間が「全部やりましょう」と仕事をさらっていく(コモディティ化の加速)→デジタル化できないもの(独創的なひらめきや個性etc)を中核となる競争力(コア・コンピテンシー)にしないと生き残れない
・フラットな世界のプラットフォームが、多様化をいまだかつてなかった段階にまで育てる、より大きな潜在的な力も働いている…アップローディングが1番の理由。ローカルのグローバル化を可能にする
移民しなくてもイノベーションできるようになり、地域文化は守られる。+故郷を離れて西側諸国へ移住する個人も楽に。
ディアスポラ…移住者の国の言語のメディアにとって市場。競争相手のことや、他言語の視聴者つかまえる必要もない
フラットな世界は光の勢力とともに闇の勢力にも権能を授ける
・マイクロクレジットもだが、それを必要とするよりも上の段階の起業家への支援が不足している

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2013年08月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

フラット化には人の足を引っ張るフラット化もありますよ、って話が中心。つまるところビンラディン批判でした。加筆した部分もあ含めて全体として薄い内容。中巻が一番エキサイティングでした。

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2010年12月23日

Posted by ブクログ

最終巻は「世界はフラット化しているがフラットではない」ということで、フラット化している裏側であえぐ貧困層(世界の50%!)、抵抗勢力となるテロ組織などを指摘しています。

確かにものは使い様で、発達した技術(広い意味で)は使い方を誤れば脅威以外の何物でもありません。

最後に、世界を良くしていくのは「イマジネーション」だと著者は言っています。
著者の意図を汲みきれているかどうか分かりませんが、少なくとも我々が夢や希望をもって、世の中良くしてやろうと思わないと、世界は良くなりませんよね。

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2010年11月12日

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