伏見威蕃のレビュー一覧

  • レッド・メタル作戦発動 下

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    後半は欧州作戦が一段落し、アフリカ戦線が主戦場となる。

    後半も相変わらず面白いが登場人物と場面が多岐に渡るため、暗殺者グレイマンシリーズほどのめり込めない。

    とはいえ、作りこまれた面白い作品だった。

    現在では航空戦力万能と思われがちだが、機能する防空戦力が機甲部隊にいると航空戦力は著しく制限されるか機能しなくなることがよくわかる。

    これを考えるとやはり戦車も重要なのではと思えてくる。

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    2020年05月26日
  • レッド・メタル作戦発動 上

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    暗殺者グレイマンシリーズでおなじみ、マークグルーニーが手掛けた大国間戦争というとてもスケールが大きい作品。

    相当に調査に時間をかけたらしく、出てくる戦術・戦略・目標はなるほど~と思わせるほど手が込んでいる。

    舞台は現代。
    アメリカ・中国の緊張が高まり欧州や中東から世界の目が逸れた隙に、ロシアが欧州に電撃的侵攻を行う。
    しかしその欧州侵攻ですら欺瞞であり、本当の目的はアフリカにあった。

    戦闘集団の規模は旅団 VS 連隊 規模だが、時間との勝負のひりひり感が面白い作品

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    2020年05月26日
  • FEAR 恐怖の男 トランプ政権の真実

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    腹心をクビにしたり、様々なことが日々起こっているかの国の政情であるが、うちらの国と大きく違うのが、権力に対する反対意見も、かなり自由に奔放に発信されているということだと、さいきんとみに感じる。

    日本だと、かなり特殊な人や組織でないと発しないような意見を、御腹痛の人であったり、メジャーな一般紙の記者であったり、芸能人であったりスポーツ選手が真剣に表明したりする。

    それはやっぱり健全で素晴らしいことやと思う。
    そして、それは誰かが作ってくれた環境ではなくて、自分たちで勝ち取り守ってきたものなんだろうとも。

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    2020年02月10日
  • 失われた世界

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    面白かった
    キング・コング、ゴジラ、ウルトラマン、ジュラシックパークにも影響を与えたらしいコナン・ドイルのSF大傑作(本書解説より)
    まだホームズシリーズとこれしか読んでないけど、コナン・ドイルの作品は第三者視点じゃなくて登場人物視点の文章だからリアルを感じさせて引き込まれるんだろう。
    後半のジョン卿の活躍が好き

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    2019年12月18日
  • 無人の兵団 AI、ロボット、自律型兵器と未来の戦争

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    【無人の兵団―AI、ロボット、自律型兵器と未来の戦争】
    来るべき未来に出現するであろう、汎用人工知能を持つ兵器の展望と、人との関わりのお話。
    【スーパーインテリジェンス】での人間を越える汎用能力を持つAI出現や、【誰のためのデザイン?】での人とシステムのインターフェース設計を思い出しながら読んだ。
    自律型兵器が一線を越える前に決めておくべきルールのいくつかは顕在化できてるものの、残念ながら全く定まっていないところで開発が進んでる。そもそも何をもって自律した兵器と言うのかってところから。
    過去のエピソードや、物理的な領域に限定されない自律型兵器の戦場についても広く紹介があった。兵器の話に止まらな

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    2019年12月12日
  • 無人の兵団 AI、ロボット、自律型兵器と未来の戦争

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    自律型兵器の使用について、特に賛成でも反対でもなく、どちらの立場であってもよく検討しておかなければならいない事項を、具体的な内容とともに説明しており、非常に参考になった。

    自律型兵器の問題は、結局のところ攻撃目標選択をAIという名のアルゴリズムに委ねている点であり、その(プログラムした人間の意図どおりという意味での)正確性と倫理的妥当性である(と私は考える)。

    正確性はプログラムである以上限界があり、そのため現状は人間が自律型兵器のループ内に挟まる形となっているが、しかし人間が間に挟まろうが、意図をしないミスは発生するものであり、結局は自律型兵器の問題ではなく、例外事項発生時の対処を如何に

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    2019年12月07日
  • 暗殺者の追跡 下

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    ネタバレ

    平和主義者でかつ決して報われることのない無敵の暗殺者、グレイマンシリーズの第8作目。
    今回もロンドンを舞台にグレイマンが縦横無尽に駆け回るが、ストーリーの中心はゾーヤと父親の物語。イギリスに対して私的な復讐に燃える父親と、母や兄を巻き込んだ父親を許せないゾーヤの葛藤を中心に、CIAの新たな計画である「ポイズンアップル」が立ち上がる。
    今回もラストはやっぱり孤独で終わるグレイマンだが、ゾーヤの関係は今まで以上に深まり、今後の展開に大きく期待を持たせてくれる、シリーズの転換点とも言うべき作品になりそうだ。

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    2019年11月24日
  • 暗殺者の追跡 下

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    いやぁ、危機は回避されたけど、獅子身中の虫を抱えた感じになってしまいましたねぇ。

    どことなく、と言うか、思いっきりジェイソン・ボーンを彷彿とさせるこの作品ですが、そういやぁ映像化はされていないですよね?ぜひ、映像化して欲しいですね。

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    2019年11月22日
  • 暗殺者の追跡 上

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    うーん。
    読んでいると、コートはジェイソン・ボーンに思えてくるし、ブルーアはボーンを助けたニッキーなんじゃね?と思えてくると言ったら、ダメなんでしょうか?(笑)

    上巻では、まだまだ序の口。物語は下巻で動き始めます。

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    2019年11月19日
  • FEAR 恐怖の男 トランプ政権の真実

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    ある程度予想していたこととはいえ、このような幼稚な人物が大統領になれてしまうシステム、それを利用しようとする人達の多いこと、逆に行き過ぎから国を守ろうとする人達もいてある程度自浄作用が働いていること、など興味深く読んだ。大統領権限がとてつもなく大きく、キャリアを築くためとはいえ、自分だったら、この人物とは仕事はできない。良くも悪くも、アメリカは大統領が国を変えることができるので、日本とは大違いだ、というのを再認識した。

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    2019年11月16日
  • 無人の兵団 AI、ロボット、自律型兵器と未来の戦争

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    自らの判断で戦う、人を殺すロボットは誕生するのか。著者が元兵士らしく、戦場経験に照らして書いてくれてるのは良し。深層学習云々はコッチが知識無さすぎてちょっとついていけてないのが残念。

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    2019年11月16日
  • 暗殺者の追跡 下

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    実は、上巻の評価は3つ星にしていた。しかし、下巻に移ってからは、俄然面白くなった。上巻では登場人物のイメージが固まらず、プロットもどことなく漠然としていて分かりずらかった。下巻になると、それらが自分の中でも次第に定着してきて、正に読むのを止められないほどの面白さとなる。それには少人数・大人数の戦闘の描写の迫力が、目に見えるかのように活写されていることも大きな要因となっているだろう。主人公は一匹狼の諜報員で、敵に何度も痛めつけられるが、左手首を骨折しても戦いをやめない。超人的とは言え、現実にはあり得ないだろう。サブメインに女性が2人登場しているが、それぞれ主人公との関係が複雑だ。詳細はネタバレと

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    2019年11月04日
  • 暗殺者の追跡 下

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    グレイマンの追う銀行家は、CIA内部に潜む情報提供者を突き止める鍵となる人物だった。彼はロンドンでゾーヤと遭遇し、二人は互いに目的を告げる。その頃、情報提供者の雇い主で、ふたつの襲撃を命じた男は、英米に報復する大規模な陰謀を進めていた。やがてグレイマンとゾーヤは恐るべき陰謀の実体を知り、それを阻止すべく行動を開始する。だが行く手には強力な敵が!興奮と感動の冒険アクション小説。

    グループ・アクション小説になってしまいました。単独行ののほうがいいのに。でも読ませます。

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    2019年10月26日
  • 暗殺者の追跡 上

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    “グレイマン(人目につかない男)”と呼ばれる凄腕の暗殺者ジェントリー。彼の乗るジェット機がイギリスの空港で襲撃され、CIAが捕らえた銀行家が連れ去られた。CIAに依頼され、グレイマンは銀行家を追う。一方、アメリカでは、元SVR(ロシア対外情報庁)将校のゾーヤが保護されている秘密施設が襲撃を受けた。ある目的のため、彼女はこの機に逃走する。やがてふたつの襲撃事件が関連していることが明らかになるが…。

    シリーズ第8作。今回も快調なペースで物語が展開。読ませます。

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    2019年10月12日
  • 暗殺者の追跡 下

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    ネタバレ

    好みの方向に変わってきた!

    一瞬すごく甘くなって、スペンサーとスーザンがちらついたが杞憂に終わりホッとした。

    ロシア人にとって、父殺しはドストエフスキー以来続いているテーマなのか…

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    2019年10月09日
  • 無人の兵団 AI、ロボット、自律型兵器と未来の戦争

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    長い。かなり長い。
    兵器や軍事に興味が強い人でないと読めないだろう(まあ、そうじゃない人は読まないか)。
    自律型兵器の定義そのものから、実際の兵器の運用や過去の誤爆事例なども含めて、詳細に丁寧に述べられている。

    最近はやっている株取引の高速取引、いわゆるアルゴリズム取引にて、コンマ何秒の世界で勝負する世界になり、結果、フラッシュクラッシュという原因不明の暴落を例に説明していた点においては、とても納得がいった。

    判断が人間の手を離れ、機械が自動的に判定すると、いきつくところまで行ってしまうということ。株ならまだなんとかなる(まあ、これはこれで大変なことだけど)が、戦争で行きつくところまで、勝

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    2019年09月21日
  • 無人の兵団 AI、ロボット、自律型兵器と未来の戦争

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    科学技術の発展をドライブさせる因子には様々なものがあるが、最も重要な因子の一つが”軍事”であるのは間違いがない。では、現代を代表する科学技術の一分野であるAIは”軍事”の中でどのように用いられ、発展していくのか?

    本書は実際にアメリカのレンジャー部隊に所属し、イラクとアフガニスタンにて危険な任務に従事した後、軍事兵器のアナリストとして活躍している著者が、AIがどう”軍事”の中で用いられており、どのような論争が起こっているのかという全体像を非常にわかりやすく示してくれる。

    軍事兵器にAIを用いることで得られる究極の姿は、人間の判断を経ることなく、自律的な軍事行動の遂行である。それはつまり、敵

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    2019年09月16日
  • 暗殺者の飛躍 上

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    暗殺者グレイマンシリーズ
    前回で一区切りつき、CIAで
    心機一転働くことになったグレイマンことジェントリー(前作から一年も経ってない)

    結局やってることは同じ様なことなんだけど、上巻ではあらゆる国の脅威となりうる中国人ハッカー奪還作戦が繰り広げられる。

    一人きりの戦いではなくなったものの、問題点が…調整係のスーザンとのやりとりはなかなかピリつき「24」のジャックとクロエみたいな険悪な感じ(初期の感じ、なので今後多少仲は改善されてくのだろうか…)

    追われる組織が減り、組織のバックアップもあって緊張感は減っているが、普通にアクションモノとして楽しめる。

    今まで追われる側のみ使用していた最新

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    2019年09月05日
  • 遅刻してくれて、ありがとう(下) 常識が通じない時代の生き方

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    フリードマンが「フラット化する世界」を著したのは2005年。世界はフラット化しつつも、まだiPhoneもfacebookもない時代だった。

    今では、とてつもないスピードで生活、環境が変化し、人々は立ち止まり考えるヒマもなく、予定を詰め込み、スマホで写真を取りアップすることに忙しい。しかし、環境破壊は臨界点を越えつつあり、多様性とレジリエンスは劣化し、世界は分断化の方向へ向かう。それでも変化のスピードは加速度を増し、AI、バイオテクノロジーが更なる激変をもたらす。

    それでも。とフリードマンは言う。立ち止まって考えよう。新しい時代に適応するため、学び続けよう。まだ我々には多様性を受け入れ、人々

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    2019年07月06日
  • 遅刻してくれて、ありがとう(上) 常識が通じない時代の生き方

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    フリードマンが「フラット化する世界」を著したのは2005年。世界はフラット化しつつも、まだiPhoneもfacebookもない時代だった。

    今では、とてつもないスピードで生活、環境が変化し、人々は立ち止まり考えるヒマもなく、予定を詰め込み、スマホで写真を取りアップすることに忙しい。しかし、環境破壊は臨界点を越えつつあり、多様性とレジリエンスは劣化し、世界は分断化の方向へ向かう。それでも変化のスピードは加速度を増し、AI、バイオテクノロジーが更なる激変をもたらす。

    それでも。とフリードマンは言う。立ち止まって考えよう。新しい時代に適応するため、学び続けよう。まだ我々には多様性を受け入れ、人々

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    2019年07月06日