伏見威蕃のレビュー一覧

  • 悪の分身船(ドッペルゲンガー)を撃て!(上)

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    ガブリーニョが元同僚テイトに復讐をされる話。親分のオーバーボルトも死にそうになるがガブリーニョに救出されるがリンダは耳をやられ負傷してしまう。ただそのおかげでオレゴン号が窮地から脱出するが、復讐劇は続く。

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    2020年10月03日
  • FEAR 恐怖の男 トランプ政権の真実

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    2年前の著作をようやく読み終えた(ボブ・ウッドワードは最近またトランプに関する著作を発表したばかりだ)。
    命令書を大統領のデスクから、側近がサインされぬよう持ち去る、という衝撃のプロローグにはじまり、選挙戦からトランプ政権前期の混乱が克明に書かれる。
    それにしても克明である。「ディープバックグラウンド」インタビューで構成されるトランプ政権の恐ろしさ。
    トランプ氏は本書にも言及があるとおり、元々大統領になる気などなかったのだろうとは思う。その立場に立たなければ幾らでも言えることがあるからだ。責任を負うことに関して、彼は無頓着であると感じる。
    思いつき、思い込み、忘れっぽさ、気まぐれ、そして「嘘つ

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    2020年10月01日
  • 悪の分身船(ドッペルゲンガー)を撃て!(下)【電子版限定特典付】

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    面白い。

    ただ、船の性質上、船員などで登場人物が多く、最初、前半編を読み進めるのは大変だった。


    しかし後半編は敵艦の正体も割り出され、情報戦、戦闘シーンは非常に読み応えがあった。

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    2020年09月20日
  • レッド・メタル作戦発動 上

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    ネタバレ

    どストライク。
    国際謀略、しかもかなり戦闘描写に特化しているので、マニア向け。理屈抜き好きな人にはたまらんやつ。

    各国の軍人たちの個性も良い。下巻も楽しみ。

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    2020年08月07日
  • 失われた世界

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    ・3回目の他県での読書会課題本!四国。
    ・課題本好きだなわたし。なんでだろう。
    あ、みんなの感想きくのがたのしいから?かな。論評ならいろんな人が書いてるだろうけど何がちがうかな。
    ・光文社古典新訳文庫ワクワクします
    ・めちゃくちゃ面白かった!
    ・特に翼竜をはじめてみたサマリー教授の反応。秘境の大地の描写。危険な夜の散歩!
    ・恐竜あんまり興味ないと思ってたけど読んでみたら興味湧いて書店で図鑑をみたりした。

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    2020年08月11日
  • FEAR 恐怖の男 トランプ政権の真実

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    流石ボブ・ウッドワード作品で、緻密な取材と分析力だ。改めてトランプの選挙とその後の政権運営の出鱈目さを認識した。反知性主義も極まれり。早くこの男が政治舞台から消えることを深く望む。

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    2020年06月15日
  • レッド・メタル作戦発動 下

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    後半は欧州作戦が一段落し、アフリカ戦線が主戦場となる。

    後半も相変わらず面白いが登場人物と場面が多岐に渡るため、暗殺者グレイマンシリーズほどのめり込めない。

    とはいえ、作りこまれた面白い作品だった。

    現在では航空戦力万能と思われがちだが、機能する防空戦力が機甲部隊にいると航空戦力は著しく制限されるか機能しなくなることがよくわかる。

    これを考えるとやはり戦車も重要なのではと思えてくる。

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    2020年05月26日
  • レッド・メタル作戦発動 上

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    暗殺者グレイマンシリーズでおなじみ、マークグルーニーが手掛けた大国間戦争というとてもスケールが大きい作品。

    相当に調査に時間をかけたらしく、出てくる戦術・戦略・目標はなるほど~と思わせるほど手が込んでいる。

    舞台は現代。
    アメリカ・中国の緊張が高まり欧州や中東から世界の目が逸れた隙に、ロシアが欧州に電撃的侵攻を行う。
    しかしその欧州侵攻ですら欺瞞であり、本当の目的はアフリカにあった。

    戦闘集団の規模は旅団 VS 連隊 規模だが、時間との勝負のひりひり感が面白い作品

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    2020年05月26日
  • FEAR 恐怖の男 トランプ政権の真実

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    腹心をクビにしたり、様々なことが日々起こっているかの国の政情であるが、うちらの国と大きく違うのが、権力に対する反対意見も、かなり自由に奔放に発信されているということだと、さいきんとみに感じる。

    日本だと、かなり特殊な人や組織でないと発しないような意見を、御腹痛の人であったり、メジャーな一般紙の記者であったり、芸能人であったりスポーツ選手が真剣に表明したりする。

    それはやっぱり健全で素晴らしいことやと思う。
    そして、それは誰かが作ってくれた環境ではなくて、自分たちで勝ち取り守ってきたものなんだろうとも。

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    2020年02月10日
  • 失われた世界

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    面白かった
    キング・コング、ゴジラ、ウルトラマン、ジュラシックパークにも影響を与えたらしいコナン・ドイルのSF大傑作(本書解説より)
    まだホームズシリーズとこれしか読んでないけど、コナン・ドイルの作品は第三者視点じゃなくて登場人物視点の文章だからリアルを感じさせて引き込まれるんだろう。
    後半のジョン卿の活躍が好き

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    2019年12月18日
  • 無人の兵団 AI、ロボット、自律型兵器と未来の戦争

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    【無人の兵団―AI、ロボット、自律型兵器と未来の戦争】
    来るべき未来に出現するであろう、汎用人工知能を持つ兵器の展望と、人との関わりのお話。
    【スーパーインテリジェンス】での人間を越える汎用能力を持つAI出現や、【誰のためのデザイン?】での人とシステムのインターフェース設計を思い出しながら読んだ。
    自律型兵器が一線を越える前に決めておくべきルールのいくつかは顕在化できてるものの、残念ながら全く定まっていないところで開発が進んでる。そもそも何をもって自律した兵器と言うのかってところから。
    過去のエピソードや、物理的な領域に限定されない自律型兵器の戦場についても広く紹介があった。兵器の話に止まらな

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    2019年12月12日
  • 無人の兵団 AI、ロボット、自律型兵器と未来の戦争

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    自律型兵器の使用について、特に賛成でも反対でもなく、どちらの立場であってもよく検討しておかなければならいない事項を、具体的な内容とともに説明しており、非常に参考になった。

    自律型兵器の問題は、結局のところ攻撃目標選択をAIという名のアルゴリズムに委ねている点であり、その(プログラムした人間の意図どおりという意味での)正確性と倫理的妥当性である(と私は考える)。

    正確性はプログラムである以上限界があり、そのため現状は人間が自律型兵器のループ内に挟まる形となっているが、しかし人間が間に挟まろうが、意図をしないミスは発生するものであり、結局は自律型兵器の問題ではなく、例外事項発生時の対処を如何に

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    2019年12月07日
  • 暗殺者の追跡 下

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    ネタバレ

    平和主義者でかつ決して報われることのない無敵の暗殺者、グレイマンシリーズの第8作目。
    今回もロンドンを舞台にグレイマンが縦横無尽に駆け回るが、ストーリーの中心はゾーヤと父親の物語。イギリスに対して私的な復讐に燃える父親と、母や兄を巻き込んだ父親を許せないゾーヤの葛藤を中心に、CIAの新たな計画である「ポイズンアップル」が立ち上がる。
    今回もラストはやっぱり孤独で終わるグレイマンだが、ゾーヤの関係は今まで以上に深まり、今後の展開に大きく期待を持たせてくれる、シリーズの転換点とも言うべき作品になりそうだ。

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    2019年11月24日
  • 暗殺者の追跡 下

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    いやぁ、危機は回避されたけど、獅子身中の虫を抱えた感じになってしまいましたねぇ。

    どことなく、と言うか、思いっきりジェイソン・ボーンを彷彿とさせるこの作品ですが、そういやぁ映像化はされていないですよね?ぜひ、映像化して欲しいですね。

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    2019年11月22日
  • 暗殺者の追跡 上

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    うーん。
    読んでいると、コートはジェイソン・ボーンに思えてくるし、ブルーアはボーンを助けたニッキーなんじゃね?と思えてくると言ったら、ダメなんでしょうか?(笑)

    上巻では、まだまだ序の口。物語は下巻で動き始めます。

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    2019年11月19日
  • FEAR 恐怖の男 トランプ政権の真実

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    ある程度予想していたこととはいえ、このような幼稚な人物が大統領になれてしまうシステム、それを利用しようとする人達の多いこと、逆に行き過ぎから国を守ろうとする人達もいてある程度自浄作用が働いていること、など興味深く読んだ。大統領権限がとてつもなく大きく、キャリアを築くためとはいえ、自分だったら、この人物とは仕事はできない。良くも悪くも、アメリカは大統領が国を変えることができるので、日本とは大違いだ、というのを再認識した。

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    2019年11月16日
  • 無人の兵団 AI、ロボット、自律型兵器と未来の戦争

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    自らの判断で戦う、人を殺すロボットは誕生するのか。著者が元兵士らしく、戦場経験に照らして書いてくれてるのは良し。深層学習云々はコッチが知識無さすぎてちょっとついていけてないのが残念。

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    2019年11月16日
  • 暗殺者の追跡 下

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    実は、上巻の評価は3つ星にしていた。しかし、下巻に移ってからは、俄然面白くなった。上巻では登場人物のイメージが固まらず、プロットもどことなく漠然としていて分かりずらかった。下巻になると、それらが自分の中でも次第に定着してきて、正に読むのを止められないほどの面白さとなる。それには少人数・大人数の戦闘の描写の迫力が、目に見えるかのように活写されていることも大きな要因となっているだろう。主人公は一匹狼の諜報員で、敵に何度も痛めつけられるが、左手首を骨折しても戦いをやめない。超人的とは言え、現実にはあり得ないだろう。サブメインに女性が2人登場しているが、それぞれ主人公との関係が複雑だ。詳細はネタバレと

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    2019年11月04日
  • 暗殺者の追跡 下

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    グレイマンの追う銀行家は、CIA内部に潜む情報提供者を突き止める鍵となる人物だった。彼はロンドンでゾーヤと遭遇し、二人は互いに目的を告げる。その頃、情報提供者の雇い主で、ふたつの襲撃を命じた男は、英米に報復する大規模な陰謀を進めていた。やがてグレイマンとゾーヤは恐るべき陰謀の実体を知り、それを阻止すべく行動を開始する。だが行く手には強力な敵が!興奮と感動の冒険アクション小説。

    グループ・アクション小説になってしまいました。単独行ののほうがいいのに。でも読ませます。

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    2019年10月26日
  • 暗殺者の追跡 上

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    “グレイマン(人目につかない男)”と呼ばれる凄腕の暗殺者ジェントリー。彼の乗るジェット機がイギリスの空港で襲撃され、CIAが捕らえた銀行家が連れ去られた。CIAに依頼され、グレイマンは銀行家を追う。一方、アメリカでは、元SVR(ロシア対外情報庁)将校のゾーヤが保護されている秘密施設が襲撃を受けた。ある目的のため、彼女はこの機に逃走する。やがてふたつの襲撃事件が関連していることが明らかになるが…。

    シリーズ第8作。今回も快調なペースで物語が展開。読ませます。

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    2019年10月12日