【感想・ネタバレ】RAGE(レイジ)怒りのレビュー

あらすじ

「我々は勝つ!」
「私は勝ち目がどうあろうと勝負する」
「他の大統領の多くは、たいしたことをやっていないんだ」
――ドナルド・J・トランプ

トランプの4年間を調査報道の名手が総括。
Amazon.com総合1位、150万部突破の話題作、早くも日本語版登場!

屈服するな
反撃しろ
敗北を認めるな
「衝動」で決断を下す
異形の大統領トランプを
調査報道の名手が総括。

コロナ禍、中国、北朝鮮、大統領選……
大統領執務室で何が起きていたのか。
調査報道の名手がトランプを17回にわたりインタビュー。
トランプが金正恩と交わした親書27通を入手。
伝説のジャーナリストが「本能」で動いたトランプの4年間を総括する傑作。
全米150万部突破の大ベストセラー!

「私は人々の怒りを引き出す。
怒りを引き出すんだ」
――ドナルド・J・トランプ

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Posted by ブクログ

とってもヨカッタ.

これぞジャーナリズムなのかなという気がする.
トランプの直面してる問題を0距離で伝えてて読み応えある.

彼らが国際問題を、他の国をどう捉えてるか、トランプという極端な人物がいるからか、他のアメリカの中枢にいるであろう人たちのリアクションがむしろ面白い.

こういうおじいちゃんいるもんな.
私の所属する組織にもいます.

マティスとクシュナーの印象は変わった.

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2021年10月17日

Posted by ブクログ

【「いいかね」トランプはいった。「国を運営していると、意外なことばかりなんだ。すべてのドアの向こうにダイナマイトがある」】(文中より引用)

トランプ大統領本人に対する複数回のインタビューも行いながら、トランプ政権の内幕を描いた作品。発売されるやいなや全米で大ベストセラーとなりました。著者は、前作『Fear』でもトランプ大統領について記したボブ・ウッドワード。訳者は、米国関連のノンフィクションの翻訳を多数手がける伏見威蕃。

歴代の大統領を取材したウッドワード氏のトランプ大統領評ももちろん興味深いのですが、それ以上と言っても良いほどに読ませるのは娘婿のクシュナーによるトランプ評。側近中の側近が語る内容だけに、思わずなるほどと膝を打つ言及が多数見られました。

アメリカのメディア界はトランプ特需とも言える4年間だったんだろうな☆5つ

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2020年12月17日

Posted by ブクログ

ボッブウッドワードが描くトランプ大統領の政権運営のドキュメンタリー。トランプ元大統領の個性が前面に出ているが、北朝鮮、ウクライナ、サウジアラビアといった現在、話題の国とのやりとりも興味深い。

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2023年01月03日

Posted by ブクログ

時期的には「恐怖の男」とかぶる時期もあるが、本書はトランプ本人のインタビューを17回実施したり、金正恩との親書のやりとりの公開等取材対象の材料が広がった。
テイラーソンの就任経緯や解任、マティスの就任経緯や辞任といった重要閣僚についてはより両方の立場から描かれている。
北朝鮮との子供っぽい罵りから、親書によるおだてに乗ってまんまと手玉に取られるパフォーマンス大統領の愚劣な対応ぶりに唖然とする。
また本作で最大のテーマはコロナウィルスとの長く深刻な対応のやりとりだ。
医療専門家たちの助言に基ずく対策から経済再生にかじを切る中で感染拡大,死亡者の増加への判断に対するビジネスライクな割り切り方に国民性の違いを痛感する。
攻撃的な行動は大好きで得意だが、防御的な政策は苦手で不得意な有様が如実に描かれトランプの本質の大きな1面がよくわかる。

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2023年09月18日

Posted by ブクログ

かなりの長編だが、ニュースで見聞きした事象と登場人物だったので、興味深く読み進められた。また、翻訳本にありがちなわかりにくい表現が少なくて、読みやすかった。

過去の名誉や現職を捨てて、馬鹿なトランプをコントロールしつつアメリカのために尽くそうとしたティラーソンやマティス、コミーの辞任劇は本当に可哀想だったが、前例をぶち壊し、直感で判断するトランプ流も、北朝鮮との戦争を避けるのには機能した?かもしれないし、、、評価は難しいところ。。

トランプはどうしようもない人間だが、周囲の専門家が高い倫理観を持って職務にあたる姿は、日本のダメ政治を見せられている人間としては、羨ましかった。。

それにしても、わがままなトランプにこれだけイヤらしい質問をし、うまく聞き出し、本にできるボブは、本当にすごい!

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2021年04月04日

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