丹地陽子のレビュー一覧

  • きよのお江戸料理日記6

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    一日休みにして行った潮干狩りの掘り出しで
    味比べをする事に。

    7年奉公の少女がどこを目指したいのか。
    それを聞いてどうするか、も大人の仕事。
    食材を無駄にしない、というのも大事だな、と。
    感覚と舌が確かで、本人が目指したいなら…という
    土台がある場所にいられたのは、幸福な事です。

    最後の話では、すごい話が舞い込んでいますし
    やってみるには丁度良かったのかも。
    いきなりやるよりは、色々見えてくるものも
    あるでしょうし。
    しかし、きちんと話を聞いて引き受けないと
    その広さを突如…というのはきついです。
    そのあたりは略されていますが、やり切った感もあり
    夢に一歩近づいた、のでしょうか。

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    2026年03月28日
  • 深川あやかし屋敷奇譚 ~天眼通の旦那と春の夜のまぼろし~

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    あやかし屋敷第二弾。今回は3話収録。
    飄々としているが切れ者の仙之助が冴えている。
    お凛の出番はやや少なめ。
    あやかしは存在しているのか否かがふんわりと描かれており最後は余韻が残るよい塩梅。面白かったです。

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    2026年03月15日
  • きよのお江戸料理日記5

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    常連と常連が盛り上がり、酒合戦が開催される事に。

    初っ端から、右往左往。
    尾ひれ背びれがどこまで進化するのか、というぐらい
    すごい内容になってしまった飲み比べ。
    話を大きくすればいいというものでは…な状態に
    酒の仕入れ問題も発生するわ、参加者問題もでるわ。

    引っ越してきた夫婦の姑がすごい2話目。
    今までこれで生活してきたのだから
    ここから変わるわけもなく。
    想像しえる姑、を超えた人物でしたw

    さらわれてきた、という3話目の少女。
    あれ? と思う語り内容でしたが、やはり…な展開。
    しかしそこに思いもしない兄妹、という所が
    ものすごく善良に育っているな、と。
    よい状態に終了しましたが、1年で

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    2026年03月14日
  • きよのお江戸料理日記2

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    ネタバレ

    上方で修業していた「千川」の次男、彦之助が戻ってきました。女ながら厨房に入って料理しているきよを敵視して嫌がらせをしてきます。きよは悩んで体調を崩しますが —— 。

    嫌な奴だと思っていた彦之助も修業先で兄弟子たちからの嫌がらせを受けていました。彦之助の修業先はきよの姉が嫁いだ店でした。姉から事情をきいたきよは彦之助のために居場所を譲った方が良いのではないかと悩みます。同時に料理の楽しさややりがいを感じてきたところなので、誰にも譲りたくないとも思います。
    今まで自信無さげなきよがやる気を出したのも嬉しいし、周りの人達の優しさにもほんわりしました。

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    2026年03月07日
  • 相続ゲーム エイブリーと億万長者の謎の遺言

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    ネタバレ

    女子高生がある日突然莫大な遺産の相続者になるという映画みたいなストーリーで、最初は出自に秘密があるのかな?っと思っていたけど、そう言うわけではなく、何故相続人になったかも謎というのが斬新で面白かった。

    最後レベッカとティアとエミリーが自分の中でごっちゃになってしまって何回か読み返したが、全体的に分かりやすいストーリーでよかった。

    ドレイクどうなったねんという疑問はあるが、本作は3部作みたいなので続編も読んでみたいと思った。
    (スカイただ出ていっただけなの納得いかないし怖い。)

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    2026年03月02日
  • 深川あやかし屋敷奇譚

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    慣れ親しんでいない言葉が多い時代小説ながら情景が浮かんでくる不思議な文章。登場人物が魅力的であっという間に読んでしまいました。面白かったので続編も楽しみ。

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    2026年02月26日
  • 相続ゲーム エイブリーと億万長者の謎の遺言

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    一夜にしてとんでもないお金持ちの相続人に。父親が違う四人の兄弟との駆け引き。何で自分が?と思いながらも謎といていく主人公の姿は共感できる。三部作の第一作目ということで、まだまだ先が楽しめそう。

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    2026年02月23日
  • 奔馬は無辺の果てに挑む 金椛国駿風

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    続きが気になるところで終わった。今後、どのような展開を迎え、どのような結末になるのか楽しみ。主人公2人が事件に巻き混まれたことにより、今の自分をみつめ、葛藤しているところがよい。今回の旅が終わった後の2人の今後も気になる!前シリーズに出てきた人たちがよいタイミングで登場したことも嬉しかった。こういう展開がシリーズ物を読むよさだと思う。

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    2026年02月15日
  • つくしちゃんとおねえちゃん

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    ネタバレ


    毎ページ挿絵がある、児童文学と絵本の中間のような低学年向け本
    小2のつくしちゃん目線で、小4のおねえちゃんとの関係を語る5篇。おねえちゃんが優しすぎる……!! よかった。丹地陽子さんの絵も素敵だった

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    2026年02月14日
  • つくしちゃんとながれぼし

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    ネタバレ


    「つくしちゃん」シリーズ2作目
    3篇収録

    どれも良いが、特に最後の表題作は単純な「いい話」に回収されない深みがあって好き。川辺でトランペットを吹く真似をしている「ふえおとこ」の素性が一切明かされないのがいい。理解不能な他者の存在に想いを馳せること。そうして子どもの世界観、社会的なまなざしが培われてゆくことを端的に描いていた。

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    2026年02月14日
  • きよのお江戸料理日記3

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    毎巻心温まる話に癒されているが、これまで2つ気になっていることがあった。
    ひとつは、千川の次男坊の彦之助は、心を入れ替え、料理人の心構えも身につきつつあるのだから、きよの料理人としての職を奪うのではなく、両立させる手立てはないかと思っていた。今回、与力の上田からの要請で手下の褒美弁当づくりの道が彦之助に見え始めてきたようでひと安心した。
    もうひとつは、きよが何時になったらもっと自分に自信を持って真の料理人になるのかが気になってしょうがない。これは、次巻に期待しよう。

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    2026年02月12日
  • 深川あやかし屋敷奇譚 ~天眼通の旦那と春の夜のまぼろし~

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    前作から二年経ち、お凜も十六歳となって舌鋒にも磨きがかかったシリーズ二巻。
    『犬神』の遊左衛門と主人公仙之助の対比が凄くて、怪異は怖いのに笑いっぱなしでした。
    面白かったです。

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    2026年02月06日
  • きよのお江戸料理日記

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    ネタバレ

    問題を起こして逢坂にいられなくなった清五郎。両親は清五郎を江戸にやることにし、姉のおきよを世話役としてつけました。父の知り合いの料理屋「千川」で働き始めた二人ですが、清五郎が侍ともめたことでおきよの料理が注目されて ―― 。

    不吉と言われる男女の双子のおきよは、自分は要らない存在で両親にも疎んじられていると思っていました。
    しかし、そうではないと千川の主人にいわれ、救われる気がしたのでした。

    弟の清五郎が前半とは別人のように姉思いのいい奴になって少々違和感を覚えました。
    周囲がおきよを認めているのに、本人は「わたしなんて」と卑下しすぎな気がして少し辟易しました。
    それ以外は面白かったです。

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    2025年12月16日
  • 跳べ、暁!

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    藤岡さんの教育系、頑張る子供たちの話ですが、中学生日記ではなくて、大人の格差社会と競争社会とか、親子、友人といった人間関係が縮図のように描かれ、バスケ部の話も面白く、もう一気に読んでしまいました。

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    2025年11月12日
  • 極彩色の食卓

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    読書習慣を身に付けたくて、わたしが少しずつ、毎日大切に読んでいた小説です。
    短編になっているから、どんなに疲れていても読みやすくて、癒されました。
    料理が題材の本が好きな私は、グッと惹き込まれました。料理と美術の融合面白いなと思いました。好きな作品です!

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    2025年10月20日
  • 相続ゲーム エイブリーと億万長者の謎の遺言

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    インスタの広告で何度も出てくるから、だんだん気になって読んでみた。
    翻訳物特有の文章の不自然さや、名前の覚えにくさはなくて、読みやすかった。

    ただ世界500万部突破!という煽り文句で期待感を高めて読むと、ちょっとガッカリする。
    4人の御曹司×女子高生の謎解きロマンスミステリーっていうから、花男に謎解きがプラスされた感じかの思ったんだけど、謎解きは読者も考えられる感じではなく勝手に何かを見つけて進んでいくし、ロマンスも特にキュンポイント無くキスして勝手に盛り上がってるし、よく分からなかった。

    でも最後の二巻に続く謎の提示だけは上手いんだよね~。
    二巻を読むかは、発売されてから考えよう。

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    2025年10月15日
  • 極彩色の食卓

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    絵が描けなくなった美大生・燕は、日暮れの児童公園で、世界的に有名な女流画家・律子と出会う。

    律子が燕の素描を描きたがったことから、律子のアトリエ兼自宅に居候し、描き始めると寝食を忘れる律子のために、料理を作るようになった燕。
    互いの過去を明かすことなく、ただ季節の手料理をはさんで食事をするふたりに、少しずつ変化が…


    みおさん、初読。
    またまた、丹地陽子さんのイラストにつられて手にしたが、まずまず楽しめた。

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    2025年09月21日
  • 極彩色の食卓 ホーム・スイート・ホーム

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    シリーズ3作目。
    女流画家律子と美大生燕。
    絵画と料理を軸に
    心と体が満たされていく

    色のない文面から頭の中に
    様々な色が広がって
    まるで冷えた心が温まるような心地良さ

    美味しい食事と
    綺麗な色は
    人を癒す力がある

    そう思えたシリーズでした

    燕が社会人になってからも
    続きが読みたかった

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    2025年09月01日
  • 悍馬は西天に過ぐ 金椛国駿風

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    幼なじみの二人は金椛国の裕福な家の息子たち
    劫宝国への使節団に紛れ込んでしまう
    さて どうなることやら

    周りの大人に教えられ、経験を深めることで成長するんだね ふたりとも

    なるべく無茶はしないで、でもがんばれ!!

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    2025年08月08日
  • つくしちゃんとながれぼし

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    『つくしちゃんとおねえちゃん』続編。こどもあるあるな言語化するのが難しい感情を上手に掬い取って寄り添ってくれる素敵な作品。

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    2025年07月30日