あらすじ
1959年のアメリカ。厳格な校風で知られる名門校に、新任の教師キーティングがやってきた。型破りなスタイルで熱っぽく詩を講じる彼に、生徒たちは惹かれてゆく。クラスの有志は、キーティングが学生時代につくった秘密組織〈死せる詩人たちの会〉を復活させた。詩の本当の素晴らしさ、生きることの素晴らしさについて問うていくが、やがて思わぬ事件が…。自由を愛する精神と管理教育との対立を描く、感動の青春ドラマ!
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バランスが大切
テーマとなる自由と束縛は、互いに相反する概念としていつの時代も問題となっていますが、この作品ては今や自由の国と称されるアメリカの古き時代の学園を舞台として、自由を愛する生徒側と管理教育主義の学校側との対立構図を表す、とても考えさせられる内容です。自由と束縛とのバランスはある程度均衡を保っていないと世界は回っていかないことを痛感させられます。
映画から
映画が印象深かったので原作があったのかとこちらに。これは脚本先行でのノベライズ作品なんですね。昔からの児童文学の名作のような雰囲気。
内容は・・ほろ苦さ(どころでなくかなりシビアにも)感じる終わり方となるので‥受け取り方は人それぞれの解釈によるのかもしれません。