丹地陽子のレビュー一覧

  • 薫風ただなか

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    ネタバレ

    時代小説、普段読まないので難しそう…と思っていました。実際に聞きなれない言葉もしばしば出てくるけれど、都度調べるか調べなくても文脈で読み取れました!

    時代こそ違えど人間はあまり変わりないですね。
    身分や大人の思惑に縛られることなく、お互い信頼しあっている新吾、弘太郎、栄太の関係がとても素敵。お互いに刺激しあって成長できる仲間。

    栄太が襲われ、生死を彷徨っているところは読んでてドキドキしました。新吾の大切な友だち、生きて、生きて!と願いながら読みました。
    続編も楽しみです!

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    2023年05月17日
  • きよのお江戸料理日記

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    姉弟で料理屋に奉公中。
    姉きよには料理の才があり、料理を工夫することも好き。料理人として段々認められていく。
    弟清太郎との長屋暮らしも微笑ましい。
    この二人のこれからの成長が楽しみ。

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    2023年05月15日
  • きよのお江戸料理日記4

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    江戸の料理屋「千川」で料理人として働くきよ。
    一人前の料理人を目指して精進を重ねていたある日、
    良き競い相手だった彦之助が独立し、おのれの店を
    持つことになった。そんななか、母から帰郷を
    促す文が届き…。

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    2023年06月23日
  • エチュード春一番 第一曲 小犬のプレリュード

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    序章としてはいい感じ。引っ張るでもなく、でも必要素は伝わった。
    続きも楽しみ。

    2023.3.26
    49

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    2023年03月26日
  • つくしちゃんとおねえちゃん

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    ちょっとイジワルででも優しくて頑張り屋さん、だけど妹に弱いところは見せたくない。
    そんなところを見ても気づかないふりをしてあげるつくしちゃんもとっても良い子。
    姉妹ってこんな感じよねーと思うところが多々あった。

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    2023年03月25日
  • このて 右【イラスト入り】

    購入済み

    長い

    1巻がこれからどうなるんだ!?って所で終わったしすごい感情移入しやすくておもしろく読めたんだけどこっちは何度も同じこと言っててくどいなって思って全然進まなかった。主役以外の登場人物もろくでもない人ばっかで最後に向けてハッピーっぽくなるの必要かな?と思いながら読んでた。

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    2022年12月24日
  • つくしちゃんとおねえちゃん

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    ネタバレ

    雨に降られた姉妹が雨宿りしているシーン。お姉ちゃんが紙袋をそれとなく右手から左手に持ち替えている。この紙袋は、じゃが芋が入っていてかなり重いことが、後の方でわかるのだけれど、読み手も後半まで読み進まないとわからない。お姉ちゃんは「重い」なんて一言も言わないからだ。
    つくしちゃんが大事にしていた消しゴムを自分が遅刻する可能性もあるのに(つくしちゃんと違ってお姉ちゃんは走れない)見つけるのを付き合ってくれるし、つくしちゃんがお祭りに行きたい!とごねたら、きちんと友達に了承をとって連れて行ってくれる。どんな時も、ちょっと意地悪は言うけど、つくしちゃんを責めたり、恨み言を言ったりしないで、自分がすべき

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    2022年12月18日
  • 吉祥寺うつわ処 漆芸家・棗芽清乃の事件手帖

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    漆器はともかく、金継ぎというあまり馴染みのない世界の魅力が伝わる。日常のうつわをもっと愛でたい気持ちになる。

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    2022年12月03日
  • きよのお江戸料理日記2

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    第二弾
    二弾からだが読みやすい、
    務める店の次男が絡んでくるが、姉の嫁ぎ先での奉公と姉からのいたわり、無事に解決したが今後は?

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    2022年10月20日
  • きよのお江戸料理日記

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    逢坂の世間から忌み嫌われる双子の姉と不始末を犯した弟、江戸の料理屋へ
    東西の料理から新しい品目を、与力にも可愛がられ、その母にも、また主親子にも
    女料理人としての決意で

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    2022年10月20日
  • エチュード春一番 第三曲 幻想組曲 [狼]

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    将門の呪いを祓おうと北からやって来た蝦夷の少女ユカラの思いは、凛々しく純粋で切ない。そのままストレートな話だったらよかったのに、現代から八百万の神のモノクロに連れられた美綾が、見えない存在で見守っている、呪いの元凶は道鏡で、新人の神の不手際が関わっているなんて設定が余計なんだよなあ。ユカラや将門の描き方が中途半端なのだ。でもそうなると、物語自体はかなり重くなるだろうけどね。

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    2022年08月22日
  • きよのお江戸料理日記3

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    秋川滝美さんの料理時代小説第3弾。
    なかなか自己肯定感が上がらない主人公の料理人「きよ」だが、段々と自分の意見を主張できるようになってきたな。
    さらなる飛躍に期待大!

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    2022年08月21日
  • つくしちゃんとおねえちゃん

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    2022年全国読書感想文コンクール低学年の部課題図書

    姉妹の物語。足に障害があるお姉ちゃんは、頑張り屋でプライドも高く、自分への厳しさからか、妹にも意地悪なところがあるが、本当は優しい。その辺りの複雑さが、私には美しい表面だけの姉妹の物語ではなく、リアリティを感じさせる気がしました。妹は甘えん坊でお姉ちゃんが大好き。そんな二人の関係が温かく描かれていて良かった。

    読書感想文では、どんなに良いお話でもその中に自分が共感できる事を探せるか?が鍵だと思います。課題図書にこだわりすぎず、自分の思いを自分の言葉で表現出来るよう書くのが良いようです。

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    2022年08月01日
  • つくしちゃんとおねえちゃん

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    2022課題図書 低学年

    どれどれ~と読んでみた

    自分が姉妹の妹だから
    なんだか親近感
    うちのおねえちゃんも2個上で
    めちゃくちゃいばってたなーーー

    そして何時もしっかりもののおねえちゃんが泣いちゃってたり
    失敗してたりするすがたみると
    ドキってしたりざわざわしたりする気持ち
    わかるなーーー


    つくしちゃんのおねえちゃんは
    なんだかんだでいいおねえちゃん

    遅刻しそうなときに
    校門で先生にきちんと事情はなせる
    つくしちゃんもちゃんといいこだ

    姉思い妹思い
    ほんと素敵だ

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    2022年07月15日
  • つくしちゃんとおねえちゃん

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    第68回青少年読書感想文全国コンクールの低学年部の課題図書です。

    なんでもできちゃう憧れのかえで姉ちゃんと妹のつくしの短編のお話です。
    完璧だと思っていたお姉ちゃんにも、悩みや困りごとがあることを知るつくし。つくしの思いを描きながらもお姉ちゃんの人柄も分かっていきます。
    姉妹の読者には共感する箇所があるんじゃないかなと感じました。

    お姉ちゃんは足が不自由です。そのことに触れた箇所もいくつかあります。つくしが心配したり、気にかけたりしています。ドッジボールでパスをしてもらえないお姉ちゃんが、家で練習に励んでいる話があります。足が不自由だからこそ、自分にできることを懸命に努力している姿に勇気を

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    2022年07月07日
  • きよのお江戸料理日記3

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    江戸の料理屋「千川」で料理人としてはたらくきよ。
    久しぶりに再会した父にも料理の道を進むことを
    認められ、真摯に料理に向き合う「千川」の
    次男坊・彦之助の姿に刺激を受け、きよもまた
    さらなる飛躍を目指し…。

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    2022年08月13日
  • きよのお江戸料理日記2

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    秋川滝美さんの時代小説。
    江戸時代女料理人として働くきよのお話し第二弾。
    前回は、自己肯定感がめっぽう低かったきよだったが、
    今回はヒール役の登場によって心情の変化が⁈

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    2022年05月15日
  • エチュード春一番 第三曲 幻想組曲 [狼]

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    いつの間にか3巻が出ているので読んだ。
    2巻から、QEDシリーズみたいな方向にストーリーの舵を切ったんだなと思ったのは覚えている。

    3巻は主人公とモノクロ以外は全て歴史上の登場人物。
    もはや、わんぱく団やマジックツリーハウス状態だ。
    今回はなぜか平将門がテーマ。
    テーマは唐突なんだけど、話はまさに荻原さんらしくてとても面白かった。
    このシリーズ、どこに着地するのか、荻原作品を全部読んできたが、なぜか今までで一番ヒヤヒヤしてしまう。
    神様ボーイと恋。90年代のラノベみたい。

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    2022年05月11日
  • 乙女椿と横濱オペラ

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    水守さん大好きなのですが、主人公が純粋は純粋でも苦手なタイプの純粋な子だったのでちょっと。
    年齢を重ねて落ち着いた頃の話だったら楽しめたかも。残念。

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    2022年05月09日
  • エチュード春一番 第三曲 幻想組曲 [狼]

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    面白かった。1、2と、いまいちだったし、相変わらず主人公のキャラが好かないが、今回のはシロクロ(神様)にタイムスリップで過去に連れて行ってもらい、平将門を見てくるという旅にでる。将門は有名な割にあまり取り上げられたり、文学作品なども少ないので、こういう形でもとても興味深いと感じた。まあ、おいそれとキャラにできないお方ではあるが。
    ラストがまあ、好みではないが、エンジョイした。

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    2022年02月08日