丹地陽子のレビュー一覧
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購入済み
表紙イラストが大好きな丹地陽子さんだったので購入した作品。舞台は明治45年横濱。本帯に『夢見る女学生×怪異を視る青年絵師』とある表紙の2人、草介と紅のやり取りが楽しいこの物語。序章から鬼の話だったので、がっつり妖怪モノかと思いましたが、最終話以外は怪異はあるもののどちらかというと人間がメインの物語でした。人のおこす事件に怪異が少し絡んで、二重に面白かったです(神隠しの許嫁の話は、いくらなんでも途中で気付こうよと思いましたが)。草介さんの過去が最終話で明らかになりましたが、これで終わりなのかな?面白かったので続いて欲しいです^^♪
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Posted by ブクログ
同じマンションに住む、小五のアリとナオ。
アリはイラン人でサッカーが得意、ナオは絵を描くのが大好きな女の子だが回りからは変人扱いを受けている。
同じマンションに住みながら、二人に接点はなかった。
が、アリの両親のどうにもならない都合により、アリはナオの叔母が住む奥多摩に、ナオとナオの弟のダンと3人で泊まりに行くことになる。
そこで、アリから初めて聞くイランの遊牧民が織るギャッベや、イランの料理に興味が沸くナオ。とりわけ、アリがギャッベの買い付けをしている叔父さんから聞いたヘンダワネ(イランのスイカ)のタネの話に惹きつけられた…。
年々、日本で生活をする外国人は増えているが、彼らはそれぞれの -
購入済み
丹地陽子さんの装画が好きで、普段読まない作家さんの作品も丹地さんが装画であれば順に読んでいっています。これはそのうちの1冊。主人公が求人広告で見付けたのは、寮で出される夕飯を夜食用に作りかえるというお仕事。とりあえず…元の夕食が美味しそうで、それをまたリノベーションして夜食用にとなるとより美味しそうで、両方食べたくなるだろうなぁという出来でした。ここは男子寮ですが、ここに住んだらあっという間に太りそう!と思いました。住んでいる人達も個性的で面白く、オーナーも主人公の師匠(夕飯作ってる人)も良い人達で、楽しく読めました。主人公の家庭事情も含めまだ気になる事も多いですし、続編希望です^^♪
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