丹地陽子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
久しぶりにこのシリーズ読みました。
あー聴いたことのある名前が出てきた!
という感じです。
前に活躍していた 陶 玄月の息子 阿よう
星 遊圭の息子 星 天賜
が主役
ふたりは爆破物のようなものを作って研究している。
そこへ 連続放火事件がおこる。
その捜査を 十何番目かの皇子 おうひ
が承る
放火現場を見て歩くたびに この少年たちに出会う
捕まえて 話しを聞く
星天賜は 理論的にはなしをするので 信頼される。
本物の放火犯の狙いは何か?
避暑が終わり 皇帝の馬車が 上から爆弾で狙われているんじゃないか?
現場を押さえ あようが爆弾のひもを引っこ抜く
本人の手は火傷
馬上試合にさそわれて あよ -
Posted by ブクログ
藤岡作品はハズレが無い。ですから毎回「今度はどんな物語だろう?」と楽しみに予備知識を入れずに読む事にしています。
そして今回も期待通り「当たり」でした。
とある有名漫画家が「漫画は右上から始まり、左下までの間に次のページを捲る衝動をかき立てる様に描くのが基本です。」と語ってました。
藤岡作品も漫画とは異なりますが、物語のエピソードが次々と変化していくので「その先を知りたい衝動」をかきたてられてページを捲る手が止まりませんでした。
ちょっとだけネタばれ。
主人公は春野暁、中学生2年生の女子。友情と絆と成長の物語。
物語としては出来過ぎ感はあるので、児童書か?とも思いましたが、相変わらず優し -
購入済み
寝食を忘れずに
後宮のお話ということで購入したのですが、本当に生活に支障が出るくらいに読みふけりました。12冊もあると読んでも読んでも続きがあり、嬉しいものの、外出もままならず。。合本危険!って思いました(笑)
シリーズ中盤からは後宮ではなく国境を越えたり戦があったりの話になりますが、そちらの方が登場人物も世界も動きがあってより面白かったです。
実は最初の方は主人公の遊々と宦官の玄月の今後、みたいなものを期待していたのですが、シリーズ後半にその期待は砕かれてしまい。。推しの幸せを応援するってむつかしい。。
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Posted by ブクログ
ふたりが出会い、恋をして結ばれてめでたしめでたし。では終わらないストーリー。
ある日突然かずとの前に現れた、半年前に亡くなった飼い猫のハナを名乗る少年。陽だまりのようなあたたかな好意を寄せてくれる少年に、正体はわからないまでもかずとは惹かれていく。
「俺の本当の名前ははないあお」その名前を聞いた瞬間にかずとは全てを思い出し…。
ぴったり組み木みたいに完成されたふたりでも、言葉にして伝え合わなくては時に歪み、隙間があき、形が合わなくなることもある。「幸せになってはい、終わり」ではなく、幸せでい続けることの難しさ。変わることに対する恐怖が裏に見え隠れする。
同じ場所に立ち、同じ感覚であることに安 -