無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
小犬の姿をした「八百万の神」(モノクロ)と暮らす大学生の美綾。読んだばかりの『将門記』についてモノクロと話していると、「一緒にその時代を見に行かないか」と誘ってきた。次の瞬間、美綾はモノクロと共に(意識体)となって本物の将門の時代へ飛んでいた。平将門が若きリーダーとして確かに存在しており、目の前に現れる! 意識だけの感覚に徐々に慣れた美綾はモノクロと別行動を取っていると、アクシデントが起こり、将門の護衛を務める蝦夷の少女ユカラの身体に閉じ込められてしまうが、ユカラの将門への気持ちを知ることに。やがて「えやみ」という邪悪な呪術が絡んだ親族との戦いが起きる。一方で「えやみ」を浄化しようとする「山の民」が変化したオオカミたちが、ユカラに力添えをして将門を危機から救おうとするが……。
「これぞ荻原規子。さすが荻原規子。本の中に引きずりこまれそう。神の視点で歴史を見るとはこういうことか!」八咫烏シリーズで人気の阿部智里氏、大絶賛! 壮大なスケールで描かれた書き下ろし、シリーズ第3巻ついに登場!
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ 2021年10月14日
シリーズ3作目。やっと出たかーという感じ。間が開きすぎて、主人公美綾と八百万の神モノクロ以外の登場人物を忘れてしまっていたが、その他の人はあまり関わってこなかったので、全く問題はなく、おもしろかった。
今回、モノクロと美綾は時空を超えて、若き日の平将門の時代へ行く。
歴史にあまり詳しくはないのだが、...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月22日
将門の呪いを祓おうと北からやって来た蝦夷の少女ユカラの思いは、凛々しく純粋で切ない。そのままストレートな話だったらよかったのに、現代から八百万の神のモノクロに連れられた美綾が、見えない存在で見守っている、呪いの元凶は道鏡で、新人の神の不手際が関わっているなんて設定が余計なんだよなあ。ユカラや将門の描...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年05月11日
いつの間にか3巻が出ているので読んだ。
2巻から、QEDシリーズみたいな方向にストーリーの舵を切ったんだなと思ったのは覚えている。
3巻は主人公とモノクロ以外は全て歴史上の登場人物。
もはや、わんぱく団やマジックツリーハウス状態だ。
今回はなぜか平将門がテーマ。
テーマは唐突なんだけど、話はまさに...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月08日
面白かった。1、2と、いまいちだったし、相変わらず主人公のキャラが好かないが、今回のはシロクロ(神様)にタイムスリップで過去に連れて行ってもらい、平将門を見てくるという旅にでる。将門は有名な割にあまり取り上げられたり、文学作品なども少ないので、こういう形でもとても興味深いと感じた。まあ、おいそれとキ...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。